ホルガのレンズを買ってみました(^^;)
有名(ですよね?)なトイレンズです。
トイカメについてたレンズを再設計(!)してデジカメ用に作ったそうで
マイクロフォーサーズ用のレンズも出ていたのですが
実は前々からねらっていました(^^;)
そんなことを考えのんびりしていたら、mixiで某氏に先を越されてしまい
うわーやられたー涙にくれながら私も頼んだのは内緒です(^^;)
これが外観です。
絞りはF8固定(?)だそうです。
ピントは外周を回して合わせます。
レンズキャップは超安っぽく、後のはバヨネットのツメにはまるのではなく
レンズの後の出っ張りにはまる形です(^^;)
リアキャップ買ったほうがいいのかなぁ??
付いていたパンフに「マウント部より光が漏れることがあります」
そして「これもHOLGAの味と割り切るかパーセマルテープを自分で貼って
直すかして楽しんでください」と書いてあります。
トイレンズと分かっていれば笑える部分ですが
ギャグが通じない人間はここでリタイア確定ですね(笑)
ちなみにこれがレンズの箱。
すごい安っぽさです(^^;)
届いてみて箱を開けて、これだけでも大笑いできたので
買った甲斐はありました(笑)
そしてこれがアクセサリー類。
完全にオモチャのデザインですよ(^^;)
本体レンズよりコンバーターの箱に力が入っているというのが素敵です♪
左からワイドコンバーター・テレフォトコンバーター、フィッシュアイコンバーターです。
フィッシュアイの箱は直球過ぎ(笑)
ちなみにフィッシュアイといいながら全くフィッシュアイにはならないという
素晴らしいコンバーターです(爆)
APS-Cのカメラ用のホルガレンズなら魚眼になると言う噂もありますが
サンプル見る限りはただ歪曲するだけで、しかも無理やり丸く切り取っただけに見えます。
(要は画面を丸く切り取るようにケラレを入れてるだけ?)
いずれにしても魚眼効果は眉唾モノ確定です(^^;)
そしてサンプル。
プラレンズらしい柔らかい写り…悪く言えばぼんやりした写り(笑)
要はこれが狙いだったのです。
最後は「たまゆら」出てますよ(笑)
多分にレンズ内での内面反射で出る現象であって、
(だからちょっとでもずれると出なかったりするのでしょう)
ぶっちゃけ霊的でも何でもないものですが
うちの今までのレンズたちでは出ないものなので新鮮です(^^;)
太陽とか入れると昔の携帯電話とかのように光が派手に散ってくれます。
これはできるだけ逆光などの悪条件で撮ったもの勝ちかも知れません(^^;)
カメラ内のエフェクト機能等と合わせて思い切りトイカメチックに
絵を”作っていく”のはなかなかに面白いです。
ちなみに先の「たまゆら」は撮影時には液晶に見えず、
撮った画像の表示で初めて出たので意思入れして出すのは大変そうです(^^;)
写真って、きれいに写れば絶対に良い…のではなく、
フレアやゴースト、またレンズ性能によりシャープネスやコントラストが不足したり、
色ずれやにじみが生じている…通念的にはダメとされる事象にも
味わいや雰囲気といった形で、写真ではなくアートとしてのメリットになることがあると
私は思っております。
そういうのを実践してみたい…というのがありまして買いましたが
けっこう楽しめそうだ…というのが第一印象です(^^)
脱着可能だ…というブラックコーナーエフェクターが
実は「貼り付けてある」もので簡単に着け外しが利かないものだったり、
またそれの影響でファインダー像は相当に暗く
通常の光学ファインダーではピント合わせは極めて困難。
つまりは拡大ピント合わせが利くライブビュー機向けのレンズであったり…と
かなり変なところが多いレンズです。
ただこれは「トイレンズ」
オモチャらしく気を軽くもって使うと良さそうです。
これからもいろいろ撮って楽しみたく思います(^^)
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