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福島県郡山市のある仮設住宅群である。
いま、仮設住宅と聞くと、多くの人は自宅が地震、津波によって崩壊したり流された人々の仮住まいの住居を思い浮かべるであろう。
しかし、福島県にある多くの仮設住宅は事情が異なる。
写真の仮設住宅に住む人々は、自宅が津波の影響を受けたわけでもなく、地震で倒壊したわけでもないのに、このような理不尽な生活を強いられている。その理由は、いうまでもなく東京電力の原発事故である。
政官財をはじめ、原子力研究者、電力会社をスポンサーとしてきたマスコミなどは、しきりに想定外の天災を強調する。いたるところに活断層のある地震大国。その上に作ってきた原発の事故がどうして想定外の天災なのであろうか。
不自由な暮らしに耐えている人々に一日も早く春の日差しを届けたい。
(写真:郡山市富田町内にて)