数年前には、インターネットがあるから新聞は不要であるという人が居たのだが、最近はどうされているのだろうか?
インターネットで受け取る情報の大半は、自分の選択意思優先で、見たい、知りたい情報に限定されることが多い。
この種の「能動的な情報」or「検索情報」or「個人特定情報」だけでは、著しく入手する情報が自分の関心や好みに偏り、時代の流れに乗り遅れたり、常識を失ったり、円満な人間形成上きわめて危険でもある。
反対に、新聞・雑誌にTVやラジオは、多少はそれぞれが読みたいところ、見たいところ、聞きたいところを自分で選択はするものの、どちらかというと一方的に送られてくる広範囲の情報に属するものだと思う。
この種の情報の大切さ・効用は、広い範囲の情報や知識を自然に得られるという点である。このような情報を「受動的な情報」or「ながら情報」」と呼んでおこう。
さまざまの家事をしながらの「ながらラジオ」は、実に有益で楽しく、小生の貴重な情報源であり娯楽でもある。
しかし歳のせいであろうか、「ながらTV」は結構難しい、小生にとっては事実上不可能なことになっているので、「ながらTV」情報は皆無である。これは問題がありそうだと思っていたら、ひょっとすると多少効果があるかもしれないと思わせるものが見つかった。
「テレビなう ディスクトップ担当」である。これは、TBSやテレビ朝日のニュース番組をパソコンのモニター上で見ることができるfree Softである。(16:9のモニターの場合には、右or左隅にこのTVを表示できる余地が出来好都合である。)
小生の場合には、一日の内でパソコンと対面している時間が長いという高齢者としては特殊な環境にある。たいていの場合には、ラジオを優先しているが、ラジオがいつも面白いとは限らない。
この文書を書きながら、「テレビなうTV」のニュースを聞いている。(パソコン作業中TV画面を見る余裕は無い、ほとんど音声のみ聞いている。)
補足;「テレビなう」で検索すれば、downloadサイトが見つかる。
追記;
下図はパソコンTVの最もコンパクト化した画面である。チューナ付のパソコンではこのようにTVを見ながらのパソコン作業も可能である。
(スクリーンプリントができないのでカメラで撮影した写真である。少し歪んで写してしまった。)