昨日より今日を!今日より明日を! 夢と希望がある限り命輝かせて生きていこう!

「夢を描こう!」「 夢を語ろう!」 「夢を形にしよう!」 楽しもう76歳を!

新人さんへ推薦図書(3)

2013-04-01 20:32:17 | 本・読書・音楽
さあー4月になつたー!
春だ、桜だ、誕生月だ!

それがどうした?
かって?

ウキウキするじゃないか?
みてみろ!

青い空を飛行機雲が
天高くどこまでも続いてる!

駅でなん組もの新人さんにあった
入社式に行くのだろう

服もバッグも顔もみんなぴかぴか
ココロモもぴかぴかなんだろう!

明日から新人研修にちがいない
張り切って行こうぜ!

こちらも明日から新人の仲間だ
頭まるめて張り切っていくぞ!

新人さんへ推薦図書(3)

伊集院静の贈る言葉


大人の流儀シリーズもいいけれど

連無な。逃げるな。孤独に慣れろ。
抵抗しろ。改革しろ。妥協するな。
こころと身体で汗をかけ。
そして、苦い酒も覚えろ。

すべては覚悟から始まる

新人さんへ推薦図書(2)

2013-03-29 23:04:44 | 本・読書・音楽
仕事場のビルの地階にある居酒屋の入口が今週は
やけに賑やかで七階の自分の部屋まで大きな声が
聞こえてくる

今夜は中年の男性が花束かかえて女性に囲まれていたが
きっと転勤なんだろう
異動の時期だから送別会だったのかもしれない

それにしても花束をどうして持って帰えるんだろう?
男は困るんだ、と余計な心配してながめていた

月が変われば今度は歓迎会か!
どの世界もそうだけど一番の歓迎はやっぱり新人さん

来週はその新人さんとの合宿がまっている
だんだんと気分が高まってくるよ

新人さんに推薦する二冊目の本はこちら!

置かれた場所で咲きなさい
渡辺和子著


この一年近くずっと書店の目立つところに置かれて
花を咲かせ続けてきた100万のヒット本を推薦したい

一昨日の石井琢朗さんのブログにもこの本のことが
よく紹介されていた。

置かれたところで自分らしく生きていれば
必ず見守ってくれているひとがいる

置かれたところこそが、
いまの自分の居場所なんだ!

まるで自分に諭されているようで
誰にでも当てはまることだから共感を
得て多くの人に読まれているんだろう。

石井琢朗さんの「心の伸びしろ」

2013-03-27 20:55:59 | 本・読書・音楽
昨年シーズンをもって現役を引退し今シーズンから
コーチになったプロ野球広島カープの石井琢朗さん
が書いた本が出版されたので早速買ってきた

 「心の伸びしろ」 石井琢朗



石井琢朗選手は横浜ベイスターズの中心選手として
20年も活躍をしたが1998年にベイスターズが優勝
した時の石井選手の大活躍はいまもよく覚えている

その後2009年から4年間広島カープの選手として
現役を続けたあと昨シーズン限りで引退したことは
まだ記憶に新しい

昨年現役を引退した金本選手や小久保選手はチーム
の4番打者として大活躍をしたが石井選手は盗塁王に
4度もなるほど走攻守揃ったトップバッターとしてチーム
を引っ張ってきた

その石井選手が2008年のシーズン終了後に戦力
外通告を受けてベイスターズを追われるように退団
した時はほんとうにびっくりしたものだ
あれだけ貢献した石井選手に引退試合もなかった

そんな石井選手に声をかけたのがわが広島カープで

”おってくれればいいから”

と松田オーナーのひとことで石井選手は、東京から
広島へ38歳の単身赴任?となった

石井選手の全盛時代、盗塁王争いをしていたのが今
の野村監督と緒方コーチでファンとして憎たらしい
石井選手がカープに来てくれることはたのもしくて
うれしかったことを覚えている

ほんとうに東京(住まい)から広島へ来てくれるの
かなあ・・・?
多分1年で帰ってしまうんじゃなかろうか?

一方であれだけの実績のある一流選手が38歳にも
なってなぜ?現役を続けるのか?

それも遠い広島へ来るのは、なぜかなあ・・・
そんな石井選手のことを知りたくなって検索したら
ブログ「琢朗主義」を発見した
読み始めてあっという間にファンになってしまった

以後、カープに入団してからはブログのタイトルが
「超 琢朗主義」に変わったが欠かすことなく読み
続けている

石井さんのブログは遠征中も含めて365日、毎日
更新されていて休刊はない

それだけでも石井さんの人物像が想像できると思う
現役時代から石井選手の猛練習はよく知られている

それが野球だけでなく私生活の面でボランティアを
含めて東北の震災に関することやさまざまな分野で
活動を続けていることにもつながっている

だからブログに取り上げる話題がつきないんだろう
とにかく、活動領域が広くてそこから派生している
人間関係も広い、社会人としても一流なんだ

石井さんのことはこのブログでも何度も書いてきた
が教えられることがいっぱいある

借り物の理論や難しいことばではなく苦労人らしく
自分の身体でつかみ取った言葉を沢山持っているの
はさすがで説得力もある

人のブログはあまり見ないほうだが
石井さんのブログは元気、勇気がばんばん伝わって
くるので読まずにはおられない

自分も2010年4月8日から2012年10月26日まで
の2年半、一日も休刊せず更新を続けてきたが旅行で
とうとう休刊してしまった

石井さんのブログはいい目標だった
毎日更新することがどんなに面倒なことかは書いて
みるとよくわかる

ベイスターズの20年で得たものを凌駕するほどの
広島カープの4年間は充実していたと引退試合では
語っていたのが印象的だったが本を読んでわかった

わずか4年間、大半はベンチで華々しい活躍をした
わけではなかった石井選手だったが

カープファンからいえばわずか4年の間に石井さん
がカープの選手やファンに与えてくれたものは計り
知れない

なんといっても
カープを変えてくれた!
そしてファンを熱くしてくれた!

”おるだけではなかった!”

そんな石井選手が現役を引退すると決意をして
東京で暮らす二人の娘さんたちの側にいてあげること
も父親のつとめではないかと迷ったらしい

石井さんに小学生の二人の娘さんが言ってそうだ

”私たちはパパがやめてもカープを応援する”

そして”広島へ行く”と

東京の女の子が転校してまで広島へ行くというのは
半端なことではない
それも名門校に通っていたはずなのに
奥さんのバックアップもすばらしい

”コーチになってもうちは腰掛けでもいいんだから、
誘いがあったらどんどん出て行っても構わないぞ”
とオーナーから言われているそうだ

石井さんは言っている

カープに移籍していろいろ経験することによって
”自分には人間的、精神的に成長する余地がまだある
のではないか?”

「技術の伸びしろ」には限界があるが

「心の伸びしろ」は無限だ

と気付いたそうだ

ベイスターズ時代の「得たい」から
カープにきて「与えたい」
というふうに心境が変化したという

29日から2013年のシーズンが始まる
いよいよ石井新コーチの出番も近づいてきた

「得たい」という選手に
「与えたい」という石井コーチは
「心の伸びしろ」についてもヒントを与えると思う

ほんとうに楽しみだ

マエケン(前田健太)に、プリンス(堂林)よ
今年こそ
琢朗さんをCSに連れていってあげてほしい!

ベイスターズを去ることになったいきさつが赤裸々に
書かれていて・・・石井さんも辛かったはず

それでも10月8日のシーズン最終戦が石井選手にも
現役引退試合、奇しくも古巣横浜球場でベイスターズ
戦となった

石井選手にカープとベイスターズの両チームのファン3
が一体となって球場全体に繰り広げられた応援を見て
こんな幸せな選手はいないだろうと思った

あのシーンに参加したベイスターズのファンもやっと
気持ちよく送り出せて安堵したと思った
(http://www.youtube.com/watch?v=xUtWoJwSTps&feature=related)
(http://www.youtube.com/watch?v=I9TSEjNAkF0)

自分のために書かれたような言葉にも出会った

”年齢を重ねたときた
 スタイルを変えることで得られる
 心の伸びしろもある”

これ、その通りだと思う
思うだけではだめなんだ!

このブログにも書いたことがあるが
年齢を重ねていくと
自分がこの場所にいていいのか?
と思うことがよくある

邪魔になっていないか?
いないほうがいいのではないか?

役にたつことがたるか?
与えられるものを持っているか?

おるだけでいい!と言われたいなあ!
それには心を磨いて伸びしろ広げないと!

石井さんの生き方にそのヒントがたくさんある
これからもブログ「超 琢朗主義」コーチ編から学んでいきたい。

新人さんへ推薦図書(1)

2013-03-25 18:12:14 | 本・読書・音楽
一週間後は4月1日になる
多くの若者が新社会人としてそれぞれの職場で人生の
スタートをしていく

その手助けをする仕事をして今年で40年近くなった
それも仕事に一区切りする決心をしたあとからの話で
なかなかモティベーションが上がらないできた

しかしその日が近づいてくるとやる気が頭をもたげて
きた決して仕事の火は消えていなかった

若い人にはこれから始まる長い人生、なにかの折に心
の杖になる大事なヒントがわかりやすく書かれた本を
推薦図書として毎年紹介している
しかし今年が最後になるかもしれない・・・

と思うと例年以上に気合いが入って書店めぐりしても
選ぶのに迷ってきたがようやく4冊ほど決めた

その一冊

ハーバード・ビジネススクール
 「これから」を生きるための授業



ハーバード・ビジネススクールで教えているといって
も決して難しい内容ではない

生きていくうえで必要なごく基本的なことが書かれて
いるがそれも現実の生活に入ると見失いがちなこと

だから最初に押さえておこう!という目的で推薦する
ことにした
といっても決して強制するわけではない

書店で何度も立ち読みはしているがしっかり読んでは
いないので一週間で他の紹介本と一緒に読み切ろう! 

若者に限らず将来を常に見ている人にはすすめたい。

選ぶ力。

2013-03-20 22:40:01 | 本・読書・音楽
4月から新社会人として職場にはいってくる人たちに
読書の習慣をつけさせるため何冊かの本を推薦図書
として毎年紹介をしている

今年の推薦本はどれにしょうかと書店めぐりしている
とついつい自分が読みたい本に目が映って先日から
もう何冊も買ってきて読んでいる

今日も2冊買ってきたので今夜も夜ふかしになりそうだ
そのうちの一冊

 五木寛之さんの「選ぶ力」



年末頃から書店でよく見かけているがそのうちにと
思ってまだ手にしてはこなかった

ところが今日は何の躊躇もせず中身を確認することも
なく買った

ここにきて自分が1番必要としているのが「選ぶ力」だ
と思うことが多くて読んでみたくなった

あと24日で73歳を迎える
今月はじめに厚生労働省から発表された2011年の
日本人の平均寿命は

  男性→79.44歳   
  
  女性→85.90歳

単純計算すると自分の場合は
  
  79.44歳-73歳=6.44歳

ということになる
計算も片手で間に合う?

えっ、うっそー!
と叫んでも計算は合っていると思う
こういうときは間違ってほしいんだけど

男性で全国36位の大阪は78.21歳

  78.21歳-73歳=5.21歳

こうなったら1位の長野県79.84歳に転居したい!
もう手遅れだな?

あくまでも平均だからそんなこと気にしなで!と誰も
言うと思うが数字で発表されるとひとごとではない

73歳から75歳までの3カ年計画を作成しているが
これがなかなかまとまらないんだ

これまでノートに書きだしてきたことや進行中のこと
など、やりたいことが多すぎる

あれもこれも・・・なかなか絞れなくて

一度資料請求した先からは新学期、新年度、新制度が
始まるこの時期は何度も募集の誘いと資料が送られて
きてそのたびに気合いが入ってしまう

先日の大阪検定を始め各検定試験の上級挑戦もしたい
しかし時間に余裕のある人と同じことはできない

平均寿命まで生かしてもらえるか、もっと長生きさせて
もらえるか、そればかりはわからない
自分ではどうしょうもないことにこだわらんこと

それより当面は3年の繰り返しで自分を活かしていくこと
に集中したい

今日買ってきたもう一冊は

 比叡山天台宗大阿闍梨の酒井雄哉著
 「今できることをやればいい」



それでもやりたいことが多すぎて困っちゃう!

結局、わからないけど、たとえば平均寿命から計算した
残数寿命ほどう生きるか、それは自分が残された年数と
命をどう生きるか!?自分自身の選択にかかっている


72歳まで生きてきて
”あのとき、こうしておけばよかった!”
と思うことが多くある

もしかしたら”あれでよかった!”
と思うことのほうが少ないかもしれない

大人になってからも会社を変え、仕事を変え、独立をし
人生、常に右に左に、そして前に後ろに荒波にもまれて
たった一人で生きてきた(勿論人には生かされてきた)

それでもたいした実績をあげてきたわけではないが
すんなりと生きてきた人や安定した船に乗ってきた人に
比べれば「選ぶ力」は持っているつもりだ

しかし人生という舞台の終幕を意識するようになってみて
やっばり悔いのないように
”自分を活かして生きていきたい”
という独立した時の気持ちに戻ってくるんだ
やっぱりそれが自分の生きる原点なんだろう

思案しているうちに時間は過ぎていく
まず一歩から!
これが年齢に関係なく基本だな

さあ、なにを選ぶ、どんな終楽章のシナリオを書く?
それ次第で79.44歳は通過点にしたいと思う

若い人にこの本をすすめるつもりはないが「選ぶ力」が
長い人生にとっては大切なスキルであることをきちんと
教えたいと思っている。

ちょっと堅いかなあ
たまにはまじめに・・・でいいっか!


いま、学ぶべき教養とは?

2013-02-21 21:39:12 | 本・読書・音楽
昨日の日経新聞夕刊に放送大学の興味深い記事が
掲載されていた



ビジネスパーソン1,000人が考える

 「いま、学ぶべき教養」

  「ジャンル」テーマ  %

1.「日本史」全般 47.9%

2.「学問」 経済学 47.4%

3.「文化」 日本文化の知識41.8%

4.「世界史」全般 36.5%

5.「現代文学」全般 35.5%

(日経ビジネスアソシエ2013年2月号)

ということで学びたい1位は「日本史」!

必要な教養を身につけていると思うと答えた人は
29%に過ぎなかったらしい

その質問を自分に向けられたらとてもYESとは
答えられなかったと思う

このブログで何度も書いたことがあるがそれなり
の会合に出席すると緊張して落ち着かない

仕事そのものの場なら本業だから気にもしないが
その後によくある懇親会がどうも苦手でできれば
遠慮したくなることもある

顔ぶれでプレッシャーを感ずることがある

大抵は6~7名の円形テーブルに分かれて食事を
しながら歓談するのが普通のパターンだが隣りの
人が初対面とかそれなりの立場の人だと緊張する

お互い様だと言い聞かせていても粗相がないよう
最初のひとことから飲食より会話に気を遣うのだ

そこでのやりとりで互いの教養度みたいなことが
自然とわかってしまう

こちらのこと中心に会話をすればいいのだろうが
やはり聞き上手をして気分よくしてあげたい

そしてテーブルの人たちを和ましてあげたい
自分にプレッシャーをかけて疲れてしまう

そんな時にスマートに対応できない自分を見ると
つくづくと自分の教養のなさを恥じることがある

”もっと勉強しておけばよかった!”
”もっと沢山のことを経験しておけばよかった!”
いつもそう思って後悔してしまう

せめて、残された人生・・・
いまからでも遅くないので
見たり、聞いたり、読んだり、そして交わったり
いろいろ体験をして少しでも豊かなりたいね

そのことが人の輪を広げて行く
人生を広く生きて行くことになる

話題が飛躍したが「教養」云々は別にしても学習
して損をすることはない
学んだことはどこかで役に立つ

実は放送大学の資料は取り寄せていた
それも「日本古代中世史」を学ぶつもりだったが
今年はその科目の続編「日本近世史」しかない

他の科目にするかNHK学園や大学の通信教育に
も関心があって調べているところ

いかにも優等生みたいなことを言っているけれど
これまでに勉強をしてこなかったことへの自省を
込めているのだろうと思う

そんなときこの記事をみて学びたい1位が日本史
となっているのにびっくりした

最近、書店で文庫サイズの「日本史」や「世界史」
がよく目につく

「歴女」とか言われたことがあったがいまどうなの
か、男はもともと歴史が好きなんだよね!

これ読んでくれた人に
「いま、学ぶべき教養」?と聞いたら
どんな答えが返ってくるかな?

サラ・ブライトマン。

2013-02-15 20:46:16 | 本・読書・音楽
昨年夏に自宅をリフォームしたのをきっかけに
生活時間を早寝に切り替えるためにパソコンを
自宅から追放した!

その成果がだんだんと実を結んできていたが
正月が過ぎてから深夜の居間で読書を始めた

少しずつ深夜族に逆戻りしそうになってきて
大ピンチ!

その火をつけたのが奈良検定試験の深夜突貫
勉強だった

夕べも正確には時計は夜中の12時を過ぎて
いたので今朝ということになるが読書の途中

もらったチョコをお茶して食べようと思って
ついでにテレビをつけた

いきなり大人気の歌姫サラ・ブライトマンが
東京浅草寺の庭園を訪ねている場面が出た?

なに?

NHKの年末特集「坂の上の雲」の主題歌を
(stand alone)サラが歌っているのを聞いて
ファンになっていたがテレビで見るのは久しい

タイトルはSONGS「サラ・ブライトマン」
わずか30分ほどの番組だった

それも途中から見たのでわずかな時間だったが
日本の文化に興味があるというサラが浅草寺や
仲見世商店街など昔ながらのにぎわいを見せる
人気観光スポットを訪ねて伝統的な和のこころ
を体感している姿が親日家のサラらしかった

もう昨年になるが今年10月にロシアの宇宙船
で宇宙旅行する計画があるという報道があった

その後、どうなっているのやら?
もし実現したら宇宙でヒット曲の
「Time To Say Goodbye」
を歌ってくれたらサイコーだけどな!

アメイジング・グレイスとか
アヴェ・マリア
アルハンブラの思い出・・・など

お馴染の曲もサラ・ブライトマンが美しい
ソプラノで歌うとその響きはたまらない!

たくさんの曲の中でもやっぱり

「Time To Say Goodbye」
と「Jupiter」がいいかな

浅田真央ちゃんも確かサラのJupiterで滑って
いたと思う・・・ 

NHKの紅白に出場したのはかなり昔のことだが
美貌には磨きがかかり美しい声は変わらない

深夜、数分だったがわが家の居間が一人演奏会場
になったようで楽しかった。

エル・グレコ展。

2012-12-24 18:47:04 | 本・読書・音楽
大好評のエル・グレコ展は今日が最終日だから
混雑は覚悟の上、それでも早く行けばなんとか?



と思って会場の大阪・中之島の国立国際美術館
へかけつけたら思いは同じのかけこみ組で一杯
チケット売り場も長い行列が続いていた!



それでもフットワークを効かせ背伸びのぞき見
しながら全作品を鑑賞することができた

正直なところエル・グレコ展なるものが開催中で
あることはパンフレットやW倶楽部の美術ファン
から聞いていたがどんな画家でどんな作品がある
のか恥ずかしながら知らなかった

そのうちマスコミで反響の大きさが取り上げら
れるようになり郷里広島の兄夫婦までわざわざ
鑑賞に来ると聞いてチャンスは逃してはならず!

先週、兄夫婦と一緒に行くつもりが連絡ミスで
兄達と会えずとうとう最終日の鑑賞となった
美術展好きの家内も今日の寒さが体調に堪える
ようで部屋に引っ込んでいたのでこっそり行!





16~17世紀スペイン美術の黄金時代を築き
スペイン三大画家と呼ばれている巨匠グレコの
没後400年の回顧展だそうだが、メトロポリタン
美術館やボストン美術館など世界中から集められ
日本で初公開する作品が多くて国内史上で最大の
グレコ展ということらしい
(三大画家→ゴヤ、ベラスケス、グレコ)
 ・・グレコはギリシャ人・・

美術展は大好きで若い時からよく鑑賞している
が絵画にも無知で詳しいことは皆目わからない

ただ美術館の雰囲気が好きで作品に接することが
楽しいというそんなレベルからは一歩も出ない
だから先入観もなにもない

グレコ展を観ての感想は
色彩が非常に華やかであること
作品のひとつひとつに強烈なインパクトがある
特に食い込むような目が何かを伝えようとして
いるのか神秘的でさえあった



作品に聖人の姿を描いたものが多くキリストや
マリアやペテロ等宗教画や肖像画は見事だった
それがパンフレットにないのが残念!

キリストの作品が多かったが
買った写真集から二枚を・・・
十字架のキリスト



キリストの埋葬



最高傑作という「無原罪のお宿り」という聖母マリア
が母アンナの胎内に原罪を免れて宿ったとする
カトリックの教義を描いた高さ3mの絵の前には
座って鑑賞する人達がいて異様な光景だった
 ↓写真集の表紙に「無原罪のお宿り」


帰り道、横浜から来たという二人ずれの女性に
美術館までの道を聞かれてびっくりした

横浜からわざわざ・・・今日は寒いのに
好きな人はどこからでも
地元でも無関心な人は・・・

東洋陶磁美術館でも今日が最終日の
国宝飛青磁花生と国宝油滴天目茶碗伝世の名品
展を開催しているので帰りに寄るつもりだったが
そちらも駆け込み組で混んでいるだろうと勝手に
決め付け戻ってきて行っておけばよかったのに!
とケンカしている

4月から大阪市立美術館で
ボストン美術館~日本美術の至宝:美術展・展覧~
が開催されるので楽しみが増える

好奇心のアンテナをONにしておかないと折角の
チャンスも素通りしてしまう

そうそうフェスティパルホールの外観がきれいに
なっていたけど完成したのかな?


旧日本銀行大阪支店・・・銀杏の落ち葉が植樹の
上に積もっている、この景色が好きで毎年ゲット!


淀屋橋から土佐堀川の下流を・・・


淀屋橋交差点、御堂筋の銀杏並木もすっかり冬景色
一カ月前はここを大阪マラソンで走った!


それにしても今日は冷たかった!
土佐堀川の中之島緑地をひさしぶりに歩いたが
人も少なくていいショートウォーキングだった。

歌の旅びと。

2012-11-15 19:06:10 | 本・読書・音楽
深夜に200万人が聞いているというNHKの
「ラジオ深夜便」というラジオ番組が大好きで
昔からそれを聞きたくて遅くまで起きていた

夜更かしの悪習慣を断ち切るため12時に床
につくことにしてから自宅でPCの使用をやめ
深夜便も卒業してしまった

ただ、残念なことには作家の五木寛之さんの
「わが人生の歌がたり」のコーナーが聞けなく
なったこと

五木さんが全国各地にふるさとの歌、懐かし
い歌を訪ねてその地を語る番組で五木さんが
作詞したテーマ曲「歌の旅びと」が気に入って
いた

まさか深夜番組のテーマ曲が・・と思ったが
ネットで調べてみるとCTが発売されている
ことがわかったのでさっそく買ってきた

 ・・・歌詞の一番・・・

 地図にない町を探して旅にでる
 なつかしい あの店は
 いまでもそのまま あるだろうか
 あの頃は おたがいに若すぎて
 それが愛だと 気づかないまま
 季節は 流れた
 あの店の 古い椅子にすわりたい
 ガラスごしに 海を見ていた
 きみに また会いたくて

  
 

なにか宝物を発見したみたいでうれしくなり
レコードショップのすぐ近くのミスドへ寄った

ここのコーヒーが大好きでドーナツを二個に
コーヒーをお代わり三杯してきた



大の男が、というよりおじ(い抜き)さんが
食べ物を写真に撮る様は傍からみるとみっと
もないこととは知りつつ・・・今回限り!
といつまでも懲りないでやめられない。

本のプレゼント。

2012-11-08 18:24:56 | 本・読書・音楽
昨日、一緒に勉強したビジネスマン達に読書の
習慣をつけてほしいので各自に一冊ずつ、書棚
から吟味して本のプレゼントをした

選び方がよかったのか彼らの向上心が高かった
のか喜んでくれたのでいい気分になってしまった

まだ必要であればプレゼントすると言ったら買う
ので推薦をしてほしいと言われた

もちろん小説類ではない
ビジネスマンとして知識や教養を高めるために
必要な範疇も本である

大学で真面目に経営や経済を学んできた連中
はいまでもかなり読んでいる

今の若者は本を読まないというが必ずしもそう
ではない
うかつなことを言うと逆質問をされてしまう

家と仕事場の書棚にはひと通り整理したものの
まだまだプレゼントできる本はたくさんある
読んでくれるなら喜んで譲りたい

きのうSさんにある著者を紹介した
その著者の本が残っていたので来週には届けて
あげたいと思っている

こんな時、息子が近くにいたら多少は役に立つ
と思うのだが残念ながら大阪と東京で一冊の本
もプレゼントしたことはない

本好きの息子が、いま、どんな本を読んでいる
のやら、そんな話すらできないのがさびしい。

横山大観展。

2012-08-29 21:24:13 | 本・読書・音楽
京都駅ビルで開催中の「足立美術館 横山大観展」に
行ってきた

家のことが落ち着いたら行こうと思いながらすっかり
忘れているうちに今週で終わってしまうところだった

足立美術館は横山大観の作品の所蔵が日本一と聞
いていたので前々から山陰の安来まで行く機会をつく
りたいと思っていた

今回はそのうち41の作品が見られるというのでいい
機会だと楽しみにしていたが間にあってよかった

多分、看板は大観がたくさん描いている不二だろうと
勝手に想像して行ったら、あどけない顔の童が迎えて
くれた


タイトルは「無我」と書かれていた
仏教の思想だと思うが、我執がなくて無心という意味
なのだろうか、絵からそんなふうにも思えた
大観29歳の初期の作品だそうだ


展示の41の作品の中から意外な一点に足が止まった
「汐見坂」とつけられていた


絵からピンときた

”きっと東海道五十三次の潮見坂に違いない”

あとで喫茶店に寄って買った本で確認したらその通り
だった
大観は東海道五十三次の汐見坂を歩いたそうだ

汐見坂(いまは潮見坂)は東海道五十三次の白須賀宿
と関所のあった新居宿(静岡県)の中間にある急勾配
の坂道で当時はきつかったに違いない

自分は京都から歩いて白須賀宿から潮見坂を下った
が、この絵は多分、上っているところを描いたと思う

この潮見坂のてっぺんから眼下に広がる太平洋を見た
時の感動はいまでも忘れられない
なにしろ京都を出て初めて海を見たのがここだった

その他、展示場の入口に貼ってあった作品をデジカメ
で撮ったので紹介したい(本からの転載は汐見坂だけ)











出展されていた作品は41点、混雑しているとばかり
思っていたのに意外と楽に観賞することができたので
得をしたような気分だった

出展作品の掲載された本を買って駅ビルのレストラン
街の喫茶店に行って観てきたばかりの作品から余韻
に浸った


これでますます足立美術館に行きたくなった
富岡鉄斎や上村松園などの作品もあるという

アメリカの日本庭園専門誌の庭園ランキングによると
2003年から9年連続して日本一になっている庭園
も見てみたい

よし、来年行こう!


今年上半期のベストセラー。

2012-07-26 16:16:37 | 本・読書・音楽
趣味と言えるのかどうかわからないが書店巡りが
大好きで特にこの暑い時期になると一時の涼にも
なる書店に立ち寄ることが多くなる

幸い仕事場への道中には特に新幹線客がよく利用
する書店があって新刊書も多く寄らない日はない
そしてついつい誘惑に負けて買ってしまう!

去年は年齢本と原発関連本が目立って多かったが
最近は少し様相が変わってきて健康に関連する本
が目につく

自分が健康に関心が強いのでそのせいかと思って
いたがいまはそれがどうやら時流らしい

発売中の雑誌「日経エンタテインメント8月号」で
“いま読みたくなる本”を特集している

TSUTAYAの調査で今年の上半期のベストセラーは

★男性のベストセラー(男性に売れた本)

① 一流の男、二流の男(里中李生)
② 舟を編む(三浦しをん)
③ 心を上手に透視する方法(トルステン・ハーフェナー)
④ 日本人の知らない日本語3 祝!卒業篇(蛇蔵&海野凪子)
⑤ ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾)
⑥ 采配(落合博満)
⑦ 100円のコーラを1000円で売る方法(永井孝尚)
⑧ 大往生したけりゃ医療とかかわるな(中村仁一)
⑨ 体幹力を上げるコアトレーニング(木場克己)
⑩ 折れない心をつくるたった1つの習慣(植西聰)

男性は、ビジネス、自己啓発関連の本が上位に並び
上位30冊までに11冊がこのジャンルの本らしい

☆女性のベストセラー(女性に売れた本)

① 樫木裕実 カーヴィーダンスで楽やせ!(樫木裕実)
② 寝るだけ!骨盤枕ダイエット(福辻鋭記)
③ 樫木式 カーヴィーダンスで即やせる!(樫木裕実)
④ 体脂肪計タニタの社員食堂(タニタ)
⑤ 樫木式 カーヴィーダンスで部分やせ!(樫木裕実)
⑥ 日本人の知らない日本語3 祝!卒業篇(蛇蔵&海野凪子)
⑦ 続・体脂肪計タニタの社員食堂(タニタ)
⑧ 生がときめく片づけの魔法(近藤麻理恵)
⑨ 舟を編む(三浦しをん)
⑩ 寝たままでやせる!骨盤クッション枕ダイエット(松永みち子)

女性は、健康やダイエット関連本が圧倒的に多くて
樫木式のカーヴィーダンスの人気はすごい
400万部を超えるヒットだそうな

確かによく見かける本だがこういう書名に関心がない
のでどんな本やら・・・まったく知らない

文芸書は男性のほうが女性よりも多かったそうだ

こうして見ると女性は自分の外面磨きに関心があり
男性は自分の内面磨きに関心があることがわかる

この暑い時は静かでゆっくりできる喫茶店に行き
好きな本を読む時間をつくるようにしている

ちなみにいまかばんの中にはいっている本は

①ノマドワーカーという生き方


②年を重ねるのが楽しくなる!
  「スマート・エイジング」という生き方


③やってはいけないランニング


あっ、わがかばんの中も健康本だ。

100歳からの幸福論。

2012-07-14 23:51:51 | 本・読書・音楽
神戸灘校で伝説の元教師として知られている橋本武先生
が7月11日に100歳を迎えられた

その橋本武さんの著書が発売されたので早速買ってきて
目を通して見た

  100歳からの幸福論



橋本先生を有名にしたのは、中学の三年間で200頁の
「銀の匙」という小説を読み解くという「銀の匙授業」
にあったらしい

その橋本先生が退職をして27年ぶりの昨年に98歳で
「銀の匙の特別授業「を灘中でしたことが「奇跡の授業」
として大きな話題になりテレビでその一場面を見た

さらに教え子のひとり、神奈川県知事の黒岩祐治さんが
書いた「銀の匙授業」で伝説の国語教師の名が広まった

以来、書店には「銀の匙」がちゃんと販売されている
何度か手にとったことはあるがまだ買ってはいない

この銀の匙は、作家の中勘助氏による自伝小説で明治の
終わりから大正の初めにかけて朝日新聞に連載された

文体が美しくて子供の世界の描写が素晴らしい本という
ことで夏目漱石も賞賛したそうだ

その橋本先生が100歳にしてたんたんと自分の思いを
書いたのが「100歳からの幸福論」という人生哲学書
で、元国語教師が書かれただけに読みやすく一気に目を
通してしまった

橋本先生の人生哲学を著書からメモしたものをあげると

○人生の面白さは横道にころがっている!

○人生において一番幸せなこと、それは、いつまでも
 夢を見続けられること!

○人生の幸せは自分のうちにある!

○物事のチャレンジに年齢制限などはない!

○気持ちが若返ると体も若返る!

○いつまでも夢を抱き続ける!

○年をとったら割り切るのも大切!

○生き方に決まったルールなどない!

また、すばらしい100歳に出会った

年をとればとるほど人生は面白くなります!と言われる
ことに大変な勇気と激励をいただいた

少しでもその神髄に近づけるようにしっかり生きたい!

先生の句の中から

 今日もまた今日といふ日に会えたのだ!

 頑張らなくちゃと思いつつ起き

読書の習慣。

2012-07-11 22:47:49 | 本・読書・音楽
昨日、一昨日の勉強会は若手だったが、誰からか
京セラの創業者で日本航空の会長として短期間で
経営を再建した稲盛和夫さんの話が出た

知っている範囲のことだが、それにまつわる話を
したが、自分が理解していることなどはわずかな
ことだから、きちんと知ってもらうほうがいいだ
ろうと昨日、仕事場の書棚から稲盛さんの著書を
五冊ほど持ち込んで簡単に解説をした

必要なら貸してあげていいとデスクに置いた







しかし誰れひとり借りたいと言ってきた者はいな
かったが書名をメモしていた

昼食時間を延長し近くの大型書店で本を一冊購入
してくるように指示をした
これは読書の習慣を身につけさせるためにやって
いることで研修プログラムの一つにしている

買ってきた本と買った理由を述べさせるのだが
その中の1人が稲盛さんの本を買ってきた

しかも自分が紹介した五冊の中には入っていない
本だから・・・なぜ?

多分、紹介した本はメモしているので次の機会に
買うつもりなんだろう



いつも思うのだが、本好は大事な本は「借りない」
で「買う」
大事な本は身近においておきたいからだ

例え、いますぐわからなかったり、役にたたなく
てもいつか必要な時がくる

本は自分の将来への投資と心得よと教えている!

稲盛さんの本は、かって京セラが「アメーバ経営」
として注目をされ始めていた昭和50年代から読ん
できて生意気なことは言えないが稲盛さんの信者の
一人だと思っている

日航の再建にはこれらの本に書かれている稲盛さん
の経営哲学が浸透して土台になったのだろうと思う

人生成功原則=「考え方」×「情熱」×「能力」
で、情熱や能力は「1から100」までだが
考え方は「+100から-100」まである

考え方がその人の人生や仕事の結果に大きな影響を
与えるので正しい考え方を身につけることが大事で
あるとどの本でも稲盛さんは言われている

何冊も読ませてもらってきたが果たしてどこまで身
につけているかと聞かれたら恥ずかしいが読むたび
に心を動かされる

だから今回の自宅改装で本をずいぶんと処分したが
稲盛さんの著書は一冊も処分していない。


「体技心」

2012-07-05 23:57:52 | 本・読書・音楽
昨年末頃から静かなブームになっている本がある
前の中日ドラゴンズ監督の落合博満さんが書いた
「采配」という本だ



いつか日経新聞でも取り上げられていたがこの本
が企業の管理職やビジネスマン、指導者によく読
まれているそうだ

落合さんといえば、現役監督時代はぶっきらぼう
な受け答えがマスコミ泣かせといわれてもっとも
嫌われている監督といわれ続けてきた

しかし落合さんが監督として残した実績を見れば
文句のつけようがないほど素晴らしいもので引退
したとたんその手腕が注目され本になったのだと
思う

その著書「采配」には、常勝球団にした落合さん
の指導者としてのあり方がわかりやすく書かれて
いて野球ファンならずとも一気に読める本で人を
使う立場の人にはよく紹介している

前置きが長くなったがその采配の中には注目する
内容がたくさんあるが、ひとつだけ紹介したい

日本人が好んで使うことばに「心技体」があるが
落合さんはこれを「体技心」の順だと言っている

スポーツでもビジネスでもまずそれをやるための
「体」をつくることが先決だという

確かにドラゴンズの練習では選手の至近距離から
撃つ落合監督の猛ノックはすさまじかった

技術云々よりシーズンを通して野球ができる体を
つくることが先で体ができれば技術は後からつい
てくるというのだろう

そうして「技」を磨いていけば、困難に直面しても
簡単に負けない「心」が育成されるというのだ

ここに”なるほど”と注目したのは、自分にも思
い当たることがあるからだ

それは20代から30代の前半に散々体を壊して
最後は働くことよりも、もしかして仕事ができる
体ではないのかもしれないと自信を失くした時代
があった

その後も常に健康との戦いで体には自信が持てず
それが仕事にもマイナスに働くことが多々あった

還暦からウォーキングを始めたのも老後の健康上
のことを意識したからこそ

そして今、スポーツジムに通って筋トレをしたり
ランニングをして体を鍛えているのも人生終盤を
明るく過ごしていくためには健康な体がすべてだ
という強い気持ちがある

健康な体さえあれば、生きていく技術はあるだろ
うし、人生に迷うこともないだろうと思う

おかげで還暦を過ぎてから嘘のように元気になり
自分でも驚いている

落合さんには、現役選手をやめ中日の監督になる
前に書いた著書「コーチング」がある
この本は仕事でよく活用させてもらった
自宅改装で多くの本を処分したがこの本は残して
ある



この本も最近、復活して書店で見受けられる

次のWBCの監督に落合さんの名前があがってる
そうだ
このまま巨人が優勝すれば前回監督に引き続いて
原さんが当然だと思うが1憶円問題がここにきて
大きな障害になるのだろう

しっかり母ちゃんのいる落合さんなら安心かな。