夕べ、11時過ぎ、帰宅の地下鉄に乗った。
この時期、おそい電車は、忘年会帰りか
ご機嫌さんで混んでいる。
人の流れで端の三人席、優先座席の方へ向かったら
ちょうど空いた席に座ろうとしていた
赤いジャンパーに牛乳パックを片手に持った
若者と目があった。
とたんに
”どうぞ!”
と言ってすぐに立ち上がった。
”はい、ありがとう”
こちらも、すーと座ってしまった。
とっさのこと、考えるひまも断ることもないままに
自然に座ってしまった。
その青年、なにくわぬ顔して
牛乳パックからストローで飲んでいる。
かわったやっちゃ!
30くらいか・・・
元気のよさそうな横顔をちらりとみながら
もう一度ありがとうと心でつぶやいた。
ちょうど67歳と8ケ月目の日が
なんだか気恥しい初体験の日になった。
人に譲っても
自分が譲られるという意識はなかったから
ほんまに驚いた。
譲ってあげるのも気持ちいいことだけど
譲られるのも気持ちがいい。
ほのぼのとして気持ちのいい初体験だった。
なんや、そんなことか!
と、がっかりしないこと。
いずれ、みんなが体験すること・・・だよ。
この時期、おそい電車は、忘年会帰りか
ご機嫌さんで混んでいる。
人の流れで端の三人席、優先座席の方へ向かったら
ちょうど空いた席に座ろうとしていた
赤いジャンパーに牛乳パックを片手に持った
若者と目があった。
とたんに
”どうぞ!”
と言ってすぐに立ち上がった。
”はい、ありがとう”
こちらも、すーと座ってしまった。
とっさのこと、考えるひまも断ることもないままに
自然に座ってしまった。
その青年、なにくわぬ顔して
牛乳パックからストローで飲んでいる。
かわったやっちゃ!
30くらいか・・・
元気のよさそうな横顔をちらりとみながら
もう一度ありがとうと心でつぶやいた。
ちょうど67歳と8ケ月目の日が
なんだか気恥しい初体験の日になった。
人に譲っても
自分が譲られるという意識はなかったから
ほんまに驚いた。
譲ってあげるのも気持ちいいことだけど
譲られるのも気持ちがいい。
ほのぼのとして気持ちのいい初体験だった。
なんや、そんなことか!
と、がっかりしないこと。
いずれ、みんなが体験すること・・・だよ。
僕はそんな初体験いつするかな?
あともちょっと、ランドセル少年さんの年頃まで
がんばってみたい。