サラリーマン時代にお世話になり退職した後も
勉強会仲間として長く付き合いを続けてきた
4歳年上のTさんから手紙がきた
何事かな?
Tさんは会社時代の同僚に大きなことがあると
知らせてくれる律儀な人でいつまでも自分のことを
忘れないでいてくれるありがたい先輩なんだ
当時の仲間たちも高齢者になり亡くなってきた
誰が亡くなったのかな?
慌てて開封したらいささかも衰えていない達筆で
びっしりと書き込んであった
文字は歳をとっていないなあ・・・
かって勉強仲間であったYTさんとYYさんの
消息を尋ねる内容だった
最盛期には会員が120名ほどいたある協会で
自分が事務局長をしていたので
会員のことは自分がよく知っていたが
それも昭和の時代で幕を閉じたので歳とともに
交流もなくなってきた
YTさんとYYさんとも会う機会がなくなり
いつの頃からか年賀状だけになっていった
コンサルのYYさんはその前に亡くなっていた
若手の起業家だったYTさんは10年ほど前から
連絡が途絶えた(事業が大変だと聞いていた)
Tさんの期待に応えられなくて残念だが
企業で役員までしたTさんの交流の広さを思うと
昭和の時代に仕事外の任意の勉強会で交わった
仲間のことまで大事に思っていたとは驚いた
自分なんか意識の外にいってしまっていた
当時は毎月の例会の他で
年に2回は自分持ちで合宿をしてた
夜を徹して仲間と勉強したもんだった
外に出て異業種の人と交わり学びあう勉強会は
自分を試すいいチャンスだった
ああいう経験から得たものは勉強だけではなく
厚い人間関係だった
それも第一線から身を引くようになってから
現役引退が人間関係も引退となったのかもしれない
それでもTさんはそんな意識がなかったんだろう
思い出すと懐かしい
最近の現役の人たちはどうなんだろうか
「異業種交流」という言葉も聞かなくなった
いまはネットでの交流が主体のようだが
ネット関係が人間関係としたらあまりに寂しい。
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