30km通過の時点で、目安にしている記録(ある程度練習もできていた寒い時期の30kmの数字なので、やや無理めな数字)からは5分遅れなのに気付いていた。厳しい展開だとは嫌でもわかる。
でもってとうとう35km手前から始まる最後の上り基調で余力を喪失。5km28分台のペース維持が困難になり、脚が終わったのを実感した。終戦。
練習でハーフ前後の距離しか走らないでどれほど脚が保つのか・・・。その実験の意味も少しはあった今回だが、ありがちな「35kmの壁」を体験。これはこれで良い経験である。
気分的にはもう歩いても良くなった。だが、今回はエイドの領域を混乱回避のため歩く以外は、コース上で絶対に歩かない!・・・と誓いを立てており、それだけは守った。
そうして「安全に配慮」していたのに、終わり間際のエイドで道路脇に出来ていた轍(バスやトラックなど大型車がこしらえているもの)に蹴躓いて一回転。
ここに来るまで、給水エイド前に水たまりができている箇所が随分あって、そこにシューズを入れたくないから跨がないといけないケースも再三あった。足元がおぼつかなくなってくる中で、余計な神経を使わないといけないじゃん。危ないな・・・とは思っていて、まんまとやってしまった。
「クソー、やっちまった!」とつい言葉に出ちゃったものの、それは周囲に向けられた悪意の言葉(「バカヤロー、エイド前の道路くらい、その目の前だけでもサクッと舗装し直しとけよボケがっ」という意味を言外に含んでる)じゃなくて、毎年秋に走っていて転んだあとに万馬券がやってくるジンクスの持ち主なので、これでナイスな的中馬券が向こうからやってくるゾ!という嬉しさに満ちていた。
受け身をとってゴロンと回転して、右サイドの手、肘、肩、膝といった各所を擦りむいただけで済んだけれど、コンプレッションタイツに穴が空いたのは誤算。もちろん、これを身につけていなければ、もっと膝にはダメージがあったかも・・・。
骨に異常がないらしいのを確かめつつ、ペースは上げられないがゴールの陸上競技場に向かっていって秋の初戦終了。まあ実力通りでしょというわけでサブ4失敗も悔いなし。
第1回大会の時には、ゴール正面に妙齢の女性陣(美女ばかり)が陣取っていてお出迎え。「また来年も来てくださいね!」と言われながら、フィニッシャータオルや完走メダルをかけてもらう御褒美が待っていた。
「また来ますよー!(あなた方キレイなお姉さんたちに会いにネ)」と応じつつ、それが第2回への参加に直結したのは事実。あれは初回のやる気の現れだったのかもしれないな、今思うと。
当時勢揃いしていた謎の美女部隊は、セイコーエプソンにかけられていた動員のおかげかな?などと勝手に妄想しながら(同社はランニングウォッチから撤退したので、今回は温度差もあったものと推察。それゆえ今年は「美女の勢揃い」がなかったんじゃないか?と脳内解釈。かつてあそこの人事は、ルックス重視の一面があった)、振る舞われたお蕎麦をいただいた。
美女のかわりにお蕎麦が待っていた第3回大会。信州らしいと言えば信州らしいとも言える。
完走後の気分を競馬風に言うと、休み明けの一叩き完了。余力残しで次走への上昇期待。
(おわり)
でもってとうとう35km手前から始まる最後の上り基調で余力を喪失。5km28分台のペース維持が困難になり、脚が終わったのを実感した。終戦。
練習でハーフ前後の距離しか走らないでどれほど脚が保つのか・・・。その実験の意味も少しはあった今回だが、ありがちな「35kmの壁」を体験。これはこれで良い経験である。
気分的にはもう歩いても良くなった。だが、今回はエイドの領域を混乱回避のため歩く以外は、コース上で絶対に歩かない!・・・と誓いを立てており、それだけは守った。
そうして「安全に配慮」していたのに、終わり間際のエイドで道路脇に出来ていた轍(バスやトラックなど大型車がこしらえているもの)に蹴躓いて一回転。
ここに来るまで、給水エイド前に水たまりができている箇所が随分あって、そこにシューズを入れたくないから跨がないといけないケースも再三あった。足元がおぼつかなくなってくる中で、余計な神経を使わないといけないじゃん。危ないな・・・とは思っていて、まんまとやってしまった。
「クソー、やっちまった!」とつい言葉に出ちゃったものの、それは周囲に向けられた悪意の言葉(「バカヤロー、エイド前の道路くらい、その目の前だけでもサクッと舗装し直しとけよボケがっ」という意味を言外に含んでる)じゃなくて、毎年秋に走っていて転んだあとに万馬券がやってくるジンクスの持ち主なので、これでナイスな的中馬券が向こうからやってくるゾ!という嬉しさに満ちていた。
受け身をとってゴロンと回転して、右サイドの手、肘、肩、膝といった各所を擦りむいただけで済んだけれど、コンプレッションタイツに穴が空いたのは誤算。もちろん、これを身につけていなければ、もっと膝にはダメージがあったかも・・・。
骨に異常がないらしいのを確かめつつ、ペースは上げられないがゴールの陸上競技場に向かっていって秋の初戦終了。まあ実力通りでしょというわけでサブ4失敗も悔いなし。
第1回大会の時には、ゴール正面に妙齢の女性陣(美女ばかり)が陣取っていてお出迎え。「また来年も来てくださいね!」と言われながら、フィニッシャータオルや完走メダルをかけてもらう御褒美が待っていた。
「また来ますよー!(あなた方キレイなお姉さんたちに会いにネ)」と応じつつ、それが第2回への参加に直結したのは事実。あれは初回のやる気の現れだったのかもしれないな、今思うと。
当時勢揃いしていた謎の美女部隊は、セイコーエプソンにかけられていた動員のおかげかな?などと勝手に妄想しながら(同社はランニングウォッチから撤退したので、今回は温度差もあったものと推察。それゆえ今年は「美女の勢揃い」がなかったんじゃないか?と脳内解釈。かつてあそこの人事は、ルックス重視の一面があった)、振る舞われたお蕎麦をいただいた。
美女のかわりにお蕎麦が待っていた第3回大会。信州らしいと言えば信州らしいとも言える。
完走後の気分を競馬風に言うと、休み明けの一叩き完了。余力残しで次走への上昇期待。
(おわり)