阪神ジュベナイルフィリーズ雑感・・・その後

美しくて見栄えの良い白毛の馬が2歳牝馬の最格上レースで勝ったことが海外にニュース配信される場合があったとして、上位に入った2着＆3着馬の鞍上がヨーロッパ系の外国人であることで、「なんだ、日本の競馬も少しは国際化してるのだな！？」・・・というちょっとした「対外宣伝」になる。

終わってみれば、そういう意図の働いた着順管理だったのか？・・・と、毎度毎度お約束のルメールはともかく3着席にデムーロが来たことから妄想。

予定調和と見受けられかねない淡白なアクションが散見される決勝線上で、1着馬鞍上の吉田隼人と、とくに2着馬のルメールが必死に馬の鼻を前に出そうとするかのように腕を伸ばしていたのもちょっと物珍しかった。3着争いがそういう僅差になることはよーく遭遇するけれども。

最後の最後で、もっと必死に腕を伸ばして少しでも鼻面を前に出すような積極的な動きをしてくれよぉ！・・・と嘆くことの多い日本競馬。「厳正なる着順管理の掟を破ったら大変だ」とばかりに、グッと手綱を引き締めて前に出ないようにしているシーンをこれまたよーく見せつけられることにもそれなりに馴れているので、「外の目」を意識した光景だったのではないか？・・・とニヤニヤしたことをメモっておきたい。

結果　阪神ジュベナイルフィリーズ（18頭）

01着　3枠06番　ソダシ（吉田隼・須貝）
02着　4枠07番　サトノレイナス（ルメール・国枝）
03着　6枠11番　ユーバーレーベン（デムーロ・手塚）
1-2-6番人気

04着　8枠18番　メイケイエール（武豊・武智）3番人気
11着　7枠15番　エイシンヒテン（松若・渡辺）7番人気
13着　1枠01番　ウインアグライア（横山武・和田雄）13番人気
14着　8枠16番　インフィナイト（北村友・音無）4番人気