NHKスペシャル「8000mで見た生と死〜写真家・石川直樹の記録〜」(昨晩放送)の録画を観た。
山登りをする人にとって、ヒマラヤ界隈の8000mオーバーの山々14座すべて登頂するのは凄いステータスらしい。その14座を今年10月にコンプリートしたばかりなのが、今回の番組の主人公とのこと(日本人で二人目)。
昨年、14座目を目指したアタック中に、たまたま同じ立場(13座の登頂歴あり)のアメリカ人女性登山家2名による先着競争が発生してしまい、それをはるか後ろから見る(見守る?)立場になった由。
同じルートではなく、別のふたつのルートによる先着争い中に、まるで「雪崩が当たりに来た」ように女性登山家たちは相次いで雪崩に巻き込まれアウトになったそうな(同行のシェルパも含めて合計4名が)。
どういうわけか石川さん本人を含めて件の米国人女性2人も、習わしであるはずの登山の安全を祈念する現地チベット仏教系?の儀式をせずに登っていたそうで、その2つの事故を見て昨年は登頂を断念したとのことだが、さながら(異民族が)地元の習俗&風習&土着信仰をガン無視したことによる天罰のようではないか。「雪崩が当たりに来た」と感じるようなシチュエーションなのだとしたらまさしく・・・(ヒマラヤの神霊ないしは精霊、恐ろしや)。
もちろん入念に安全祈願したところでリスク極まりないのは当たり前。どんなに敬虔に祈ったところで、事故は起こりうる。
それだけに、リスキーであればあるほど、土着の信仰形態ひいては現地の神様ないしは精霊がいるものとして真摯に自然に対して向き合わなきゃ・・・と感じるのであった。名誉?というか欲にかられて先着争いなんかしたら、そりゃもうてきめん・・・。
やはり「(競馬は)注意力」という名言が、当然登山にも援用出来るわけである。
なお今回のNHKスペシャルの主人公・石川直樹さんをウィキペディアでチェックしてみたら、作家・石川淳の孫と書いてあった。ず〜っと昔、まだよく小説の類を読んでいた頃、そのうち読もうと思いながら「やっぱりまた今度」と先送りしているうちにいつの間にか忘れていた。
せっかくだから、これを機会に何か読んでみようかな。
山登りをする人にとって、ヒマラヤ界隈の8000mオーバーの山々14座すべて登頂するのは凄いステータスらしい。その14座を今年10月にコンプリートしたばかりなのが、今回の番組の主人公とのこと(日本人で二人目)。
昨年、14座目を目指したアタック中に、たまたま同じ立場(13座の登頂歴あり)のアメリカ人女性登山家2名による先着競争が発生してしまい、それをはるか後ろから見る(見守る?)立場になった由。
同じルートではなく、別のふたつのルートによる先着争い中に、まるで「雪崩が当たりに来た」ように女性登山家たちは相次いで雪崩に巻き込まれアウトになったそうな(同行のシェルパも含めて合計4名が)。
どういうわけか石川さん本人を含めて件の米国人女性2人も、習わしであるはずの登山の安全を祈念する現地チベット仏教系?の儀式をせずに登っていたそうで、その2つの事故を見て昨年は登頂を断念したとのことだが、さながら(異民族が)地元の習俗&風習&土着信仰をガン無視したことによる天罰のようではないか。「雪崩が当たりに来た」と感じるようなシチュエーションなのだとしたらまさしく・・・(ヒマラヤの神霊ないしは精霊、恐ろしや)。
もちろん入念に安全祈願したところでリスク極まりないのは当たり前。どんなに敬虔に祈ったところで、事故は起こりうる。
それだけに、リスキーであればあるほど、土着の信仰形態ひいては現地の神様ないしは精霊がいるものとして真摯に自然に対して向き合わなきゃ・・・と感じるのであった。名誉?というか欲にかられて先着争いなんかしたら、そりゃもうてきめん・・・。
やはり「(競馬は)注意力」という名言が、当然登山にも援用出来るわけである。
なお今回のNHKスペシャルの主人公・石川直樹さんをウィキペディアでチェックしてみたら、作家・石川淳の孫と書いてあった。ず〜っと昔、まだよく小説の類を読んでいた頃、そのうち読もうと思いながら「やっぱりまた今度」と先送りしているうちにいつの間にか忘れていた。
せっかくだから、これを機会に何か読んでみようかな。