「役行者・修験道と海人と黄金伝説」(前田良一著)を読了(平成29年2冊目)。
正月早々に読み始めたが、流し読みを拒絶するというか、じっくり読むように無意識レベルで指示を受けていたのか、それともこんなもん読むな!と手に取るとすぐに寝落ちするようガイドさんが仕組んだか、とにかくなかなか読み進められなかった。
伝説的人物の役行者に関する分厚い書物という認識で買ってはみたものの、著者の思索が縦横無尽に飛んで、単に修験道の開祖のエピソードに触れるというレベル以上のバラエティさに満ちていた。
今こうして通読したあと、実際に吉野に旅したり、吉野を取材した旅番組で景色を眺めるなりしたら、これまでとは異なるフィルターが目なり脳なりに形成されて、印象はだいぶ違ってくるはずだ。
いままでの自分の流れや好みだったり興味をかきたてられた分野が、いくつもパズルのようにフィットする部分もあって、今後の方向性へも多少影響があったりするかも?
そんな触発をもたらされた本と言えた。
正月早々に読み始めたが、流し読みを拒絶するというか、じっくり読むように無意識レベルで指示を受けていたのか、それともこんなもん読むな!と手に取るとすぐに寝落ちするようガイドさんが仕組んだか、とにかくなかなか読み進められなかった。
伝説的人物の役行者に関する分厚い書物という認識で買ってはみたものの、著者の思索が縦横無尽に飛んで、単に修験道の開祖のエピソードに触れるというレベル以上のバラエティさに満ちていた。
今こうして通読したあと、実際に吉野に旅したり、吉野を取材した旅番組で景色を眺めるなりしたら、これまでとは異なるフィルターが目なり脳なりに形成されて、印象はだいぶ違ってくるはずだ。
いままでの自分の流れや好みだったり興味をかきたてられた分野が、いくつもパズルのようにフィットする部分もあって、今後の方向性へも多少影響があったりするかも?
そんな触発をもたらされた本と言えた。