金杯デー前日（1月4日）の朝。わざわざ年をまたいだこの日に「ウマ娘プリティーダービー・シーズン2」の最終回をもってきていたテレビ東京の不自然さ。
スケジュール的には去年の暮れ、ホープフルステークス当日にも放送可能だった。胴元さんが「年内に全部放送しろ！」と一喝したら、テレビ東京の編成など平身低頭言いなりのはずなのに、同局の看板番組のひとつ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズの再放送をしていた（この番組の内容も、ホープフルSの3着以内に影響あったけれども）。
それゆえ、「ウマ娘2・最終話」で描かれた1993年有馬記念の着順管理を必ずや新年早々踏襲させるはずという見立ても頭に入れて臨んだこの日。
有馬記念の行われる中山と同じ中山金杯で使ってくるかと普通は考えたいところ、さすが単純には取らせてくれない胴元さん、直前の京都金杯の方で稼働させてきた。
1993年・有馬記念
01着 3枠04番 トウカイテイオー
02着 8枠13番 ビワハヤヒデ
03着 7枠12番 ナイスネイチャ
からシンプルに2着席8枠。アニメの「ウマ娘」内において、トウカイテイオーは「テイオー」ないし「テイオーさん」と他のウマ娘たちから呼ばれている設定になっている。それを把握していれば、1着席の鞍上「キングさん」の万が一は想定出来た（2枠04番＆3枠05番とともに）。あの鮮やかなキング女史の手綱さばき、ヤリ許可受領時の面目躍如そのものの美しさでなかったか？
惚れる。他のジョッキーたちも進路塞がなかったし・・・。
問題は3着枠なのだが、これもアニメを観ていればたどり着けるようになっていたのが心憎い。
件のアニメ内で1993年有馬記念が描かれる中、レースの開始前からスタンドに陣取っている観衆以外に、意味もなく「ヘアサロンの美容師と客」「リーゼントをしている番長とその手下」などが応援しているシーンが挿入されており、不自然といえばかなり不自然ではあったのだが、その怪しい？描写が今回は活かされた形なのだと思われる。昨秋、日本一になった横浜ベイスターズの監督さん（リーゼントが現役時のトレードマークで馬主でもある人物）と同じ名前が今年の京都金杯の3着席の騎手欄に・・・。
それを見せつけられた後に行われた中山金杯は気分的にもう抜け殻。1着枠を3枠04番の代わりに「キングさん」を使ったのなら、もしもサービスが良くてもう一丁があるのならば、3枠05番か2枠04番のどちらかから7枠か8枠の上位人気でワイド1点くらいは取れるでしょ・・・と構えていたら（両金杯とも、2枠3枠4枠から3番人気以内+8枠へ流す同じ構造の馬券を組んでいた）、もう一丁4枠07番を使われただけで、去年実弟を亡くした藤岡騎手へのお悔やみの1着席が用意されていましたとさ。
まあトウカイテイオーの馬番の「4」ではなく4枠。上位人気ではなかったが8枠使用はそのまんまで、ナイスネイチャの入っていた「12番」の代わりが1枠02番だったということなのだろう（トウカイテイオーは4番人気でもあったし、両レースとも4番人気が稼働）。
あらためて思うのは、中央競馬に関するアニメが繰り返し再放送されているのを無視は出来ないナということ。今週末には「シーズン2」が放送されていたのと同一枠でアニメ「ウマ娘・シーズン3」の再放送が始まる。描かれるのはキタサンブラックとサトノダイヤモンドなので、感情移入度合いが「前作」とは全然違うが・・・。
結果 中山金杯（18頭）
01着 1枠02番 アルナシーム（藤岡・橋口）4番人気
02着 4枠07番 マイネルモーント（丹内・高木）6番人気
03着 8枠16番 ボーンディスウェイ（木幡巧・牧）8番人気
04着 7枠15番 クリスマスパレード（石川・加藤士）1番人気
09着 8枠18番 ホウオウビスケッツ（ドイル・奥村武）2番人気
12着 8枠17番 シンリョクカ（木幡初・竹内）3番人気
京都金杯（16頭）
01着 4枠07番 サクラトゥジュール（キング・堀）6番人気
02着 8枠16番 ウォーターリヒト（田辺・河内）4番人気
03着 1枠01番 ロジリオン（三浦・古賀慎）2番人気
06着 5枠09番 シャドウフューリー（川田・杉山晴）1番人気
11着 8枠15番 ドゥアイズ（武豊・庄野）3番人気
スケジュール的には去年の暮れ、ホープフルステークス当日にも放送可能だった。胴元さんが「年内に全部放送しろ！」と一喝したら、テレビ東京の編成など平身低頭言いなりのはずなのに、同局の看板番組のひとつ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズの再放送をしていた（この番組の内容も、ホープフルSの3着以内に影響あったけれども）。
それゆえ、「ウマ娘2・最終話」で描かれた1993年有馬記念の着順管理を必ずや新年早々踏襲させるはずという見立ても頭に入れて臨んだこの日。
有馬記念の行われる中山と同じ中山金杯で使ってくるかと普通は考えたいところ、さすが単純には取らせてくれない胴元さん、直前の京都金杯の方で稼働させてきた。
1993年・有馬記念
01着 3枠04番 トウカイテイオー
02着 8枠13番 ビワハヤヒデ
03着 7枠12番 ナイスネイチャ
からシンプルに2着席8枠。アニメの「ウマ娘」内において、トウカイテイオーは「テイオー」ないし「テイオーさん」と他のウマ娘たちから呼ばれている設定になっている。それを把握していれば、1着席の鞍上「キングさん」の万が一は想定出来た（2枠04番＆3枠05番とともに）。あの鮮やかなキング女史の手綱さばき、ヤリ許可受領時の面目躍如そのものの美しさでなかったか？
惚れる。他のジョッキーたちも進路塞がなかったし・・・。
問題は3着枠なのだが、これもアニメを観ていればたどり着けるようになっていたのが心憎い。
件のアニメ内で1993年有馬記念が描かれる中、レースの開始前からスタンドに陣取っている観衆以外に、意味もなく「ヘアサロンの美容師と客」「リーゼントをしている番長とその手下」などが応援しているシーンが挿入されており、不自然といえばかなり不自然ではあったのだが、その怪しい？描写が今回は活かされた形なのだと思われる。昨秋、日本一になった横浜ベイスターズの監督さん（リーゼントが現役時のトレードマークで馬主でもある人物）と同じ名前が今年の京都金杯の3着席の騎手欄に・・・。
それを見せつけられた後に行われた中山金杯は気分的にもう抜け殻。1着枠を3枠04番の代わりに「キングさん」を使ったのなら、もしもサービスが良くてもう一丁があるのならば、3枠05番か2枠04番のどちらかから7枠か8枠の上位人気でワイド1点くらいは取れるでしょ・・・と構えていたら（両金杯とも、2枠3枠4枠から3番人気以内+8枠へ流す同じ構造の馬券を組んでいた）、もう一丁4枠07番を使われただけで、去年実弟を亡くした藤岡騎手へのお悔やみの1着席が用意されていましたとさ。
まあトウカイテイオーの馬番の「4」ではなく4枠。上位人気ではなかったが8枠使用はそのまんまで、ナイスネイチャの入っていた「12番」の代わりが1枠02番だったということなのだろう（トウカイテイオーは4番人気でもあったし、両レースとも4番人気が稼働）。
あらためて思うのは、中央競馬に関するアニメが繰り返し再放送されているのを無視は出来ないナということ。今週末には「シーズン2」が放送されていたのと同一枠でアニメ「ウマ娘・シーズン3」の再放送が始まる。描かれるのはキタサンブラックとサトノダイヤモンドなので、感情移入度合いが「前作」とは全然違うが・・・。
結果 中山金杯（18頭）
01着 1枠02番 アルナシーム（藤岡・橋口）4番人気
02着 4枠07番 マイネルモーント（丹内・高木）6番人気
03着 8枠16番 ボーンディスウェイ（木幡巧・牧）8番人気
04着 7枠15番 クリスマスパレード（石川・加藤士）1番人気
09着 8枠18番 ホウオウビスケッツ（ドイル・奥村武）2番人気
12着 8枠17番 シンリョクカ（木幡初・竹内）3番人気
京都金杯（16頭）
01着 4枠07番 サクラトゥジュール（キング・堀）6番人気
02着 8枠16番 ウォーターリヒト（田辺・河内）4番人気
03着 1枠01番 ロジリオン（三浦・古賀慎）2番人気
06着 5枠09番 シャドウフューリー（川田・杉山晴）1番人気
11着 8枠15番 ドゥアイズ（武豊・庄野）3番人気
