月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

11/23・24 演劇体験ワークショップ 全6回 終了

2024-11-28 14:47:48 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等

11月の第2週土日から 計6回参加!
楽しみながら
心も身体もフル回転でした。

演劇の要素には私たちの暮らしと
繋がるものがあると感じました。
普段はじっくり考えないことにも
向き合い、色々な発見がありました。
共に活動することで、
初めてお会いした方とも
仲間のような感覚になれました。
━━━━━━━━

【 演劇体験ワークショップ 第5回 】

11/23(土) 9:00-17:00
場所:飯山総合保健福祉センター

講師:藤井ごうさん、明樹由佳さん

■ Play is Play①
グループワークで短いシーンを創ってみよう。

 ●これまでの講座を
  簡単におさらいし、
  グループに別れて 短いシーンを
  作っていきましょう。

  ・グループワーク
  ・フィードバック
……………………………………

【 演劇体験ワークショップ 第6回 】

11/24(日) 9:00-17:00
場所:飯山総合保健福祉センター

講師:藤井ごうさん、明樹由佳さん

■ Play is Play②
グループワークでシーンをブラッシュアップしよう。

 ●前日の講座を確認しながら、
  シーンをブラッシュアップして
  いきましょう。

  ・グループワーク
  ・シーン発表
  ・フィードバック
.
.
※チラシ内容より
.
━━━━━━━━━━━

11/23(土)

■前回のおさらい

 ●Yes and…
 ●他己紹介( 自分を主語 )
 ●シンパシーとエンパシーの違い

 ●絵を創る( 色・感情 )

 ◎誰に何を伝えるのか
  『見るー見られる』
  →どう受け取られるか
 ◎共犯関係
 ◎信じる (そうできるように)
  ・演者・スタッフ・小道具
  ・美術家・衣装
  ・観客も
.
.
■今日のテーマ
 「Play is Play」
 Play 演技 遊び

 ピーター・ブルック 演出家
 演劇を上演する時 大事にされるのは
 「自発性」
  縛られているのではなく  
  自由に出し合って つくっていく

  遊びは、基本的には自発的なもの
  「解放」万能感 ごっこ遊び
    ↓
  身体の力を抜く につながる
  必要な要素→遊び感覚
.
.
■ストレッチ
 ●ジャンケン(手&足)
  勝つ 負ける
 
■歩く
 
■触る
 ●手で 体で
 
■歩く( 海辺を )
 ●3〜4人ずつ
 
■プレゼントゲーム
. 
………………

■フィットネスジムのロビー (夜)
 ・短いシーン(台詞あり)

 ・ケンとユキ 二人のやり取り

 ・この日・この時
 ・この場所・この関係
  を考えてみる
 ・3人組で(ケン、ユキ、ト書き読む人)
  
 *距離感 躍動感
 *グループで共有
 *固定観念 誘導される
 *文章 見た人の考え方のクセが出る
  フラットには見られない
  話し合うことによって
  色々な見方できる

■昼休憩…………

■フィットネスジムのロビー(夜) 続き

 ・この日・この時
 ・この場所・この関係
  考えてみる

 *外形的 キャラクター
  内面的 内面掘り下げ
  ふたつのパターンがあった

 *上司、部下というパターンも
  その人たちの歴史 どうだった?
.
.
  前段   ↓入口     出口↓ 後段
 〔過去〕 → 〔現在〕(ジム)→ 〔未来〕
 平衡状態 → 物語 → 平衡状態
  (バランス
  とれてる)
   日常
       ⇄
      相互関係
.
.
 ●『題名』つける (各グループ)
  すれちがい など
.  
.
 ◎Yes and
 ★登場人物探求の一歩
  ①人物は何を望んでいるかを知る
   ( 目的 )( 意思 )
  ②何が人物の行く手を遮っているかを知る
   ( 壁 )( 障害 )
  ③自分の欲求を満たすために 
   人物が何をしようとするかを知る

  *〈困る〉
  舞台上では
  困っている人を見るのは面白い
.
.  
  *アクターズシークレット
    自分が納得するための裏設定
    (こういうことがあったかも)
    (納得いく理由)

  *よくなかった経験も
    心を動かすための材料になる
    マイナス要因を
    プラスに転じられる

  *漠然としたイメージを
   具体化していく
   日常の中でどれだけ経験
   しているか

  *古典もこの方法

  *宗教観は国によって違うが
   ・恋愛 ・家族 ・死 ・老い
  国をこえて伝わりやすい伝えやすい
    心寄せやすい内容
    つながるポイント多い
    感情移入しやすい

  *具体化していく中で…

   例)「これからどうするの?」
    「ウチに帰ります」
      ・話しかけないでのサイン
      ・この後の予定はない
      …など、あるが
      思い込むと固まってしまう

  *戯曲 台本 
    現在進行形のフリをしているが
    結果が書かれている
    →これを 
     舞台では現在進行形にする 

  *別人になって
    〇〇を する自分 しない自分
    役をやりながら 
    自分を知っていく
.
.
  *目的を持った人間は壁にぶつかる
   葛藤生まれてドラマになる
   目的がないと 悩まない
. 
.
■翌日のテキスト 配布
 
  *色々に読み取れる  
   色々なパターンが考えられる

  *明日、立体化していく時
   どんなことが考えられるか
.
━━━━━━━
.
11/24(日)

■ふりかえり

■ストレッチ
 
■手裏剣まわし
 *テンポ 速くなると 体も変わる

 ・ゆっくり
 ・小さい〇〇さん
 ・抽象的なもの
 ・速く
 ・更に速く
  →次第に皆の体が変化してきた
  自分のところに回って来てない時も

■ト書きのあるシーン(台詞あり)

 *誰に何を伝えたいか 
     ↓
  色々な場面も 
  一枚の絵を切り取って伝える

 *ダメ出し→note チェックする
  よくなっていくための時間

 *演劇の基本
  「好き」→だったらどうする?
   行動
   見ている人に想像させる

 *「歩く」という演劇はない 黒澤明
  歩くのにも、何か目的、感情を伴う
   その人物の意思 目的がある
.
.
 *前段  →場面 →後段
  平衡状態→事件 
   新しいこと起こり→心動く

 *どこから来て→ 台詞
    →どこへ行く?
      この場面だけだと迷う
      前後を考える
.
 *ツールとして 考えること

  ・この日
  ・この時
  ・この場所
  ・この関係

   ここを決めていくと
   この可能性が近づいていく

   これしかない!と思っても
   色々な可能性がある
.
.
  ★登場人物探求の一歩
   ①何を望んでいるか 目的 意思
   ②壁は何か
   ③そのために何をする
    なぜ困っているのか
.
.
 ●ひとつの設定(方向性)で
 ●役は交代する 2パターン発表
.
…………………………
.
 ●各グループで考えてみる

  *物語の中で
   過去の家族の話聞いたとき
   相手はどう聞いてるのだろう
   設定によって 
   聞こえ方 変わってくる
   
   大人は表立って出さない
   狭い空間 観覧車のゴンドラ
   相手の言葉
    →どう感じるのだろうか

  *それをしゃべる根拠

  *窓の外にどんな世界が
   広がっているのか
   窓から見える風景

  *そのものを どう扱うかによって
   人物の設定が

  *本当は何を伝えようとしていた?
   小さいころの話、ではない。
   本当は伝えたいこと伝えられない

  *〔言いたいこと〕
    最後に向かって
    変化してきている

  *〔 出会って 発見して 気づく 〕

  *「………。」の部分
    黙っているけど
    黙らざるをえない時間
    無言だとしても何かの気持ち
    言語化できない状態。

 ●物語の場所はどんなところ?

  ◎観覧車 どんなもの?
   ・円形の物体
   ・頂上の景色がいい(窓がある)
   ・外と隔たりのある
    小さいスペース
   ・決まった時間(制限)
   ・密室
   ・怖くて乗れない 特殊
   ・狭い 揺れる 高い
   ・向き合う

  *この物語 
   どこがスタート地点なのか

   ・乗ってすぐではない頂上手前?

  *人間関係 間を埋める会話
   密室 無言になった時
   よくあるのは…天候の話など

  *心の準備が整ったから話始める
   わけではない
   途中の段階で喋ってる

  *相手の反応をみて
   →話を変えたり
   →例の出し方かえたり

  *乗り込む前の時間は
   どんな雰囲気だった?

  *〔存在〕どういう呼吸で言うのか

  *ト書き 最後の音楽 
   希望あれば入れる

■昼休憩……………………

■午前の続き 物語
 *居るメンバーで

  スタート前
 ●入る前の状態を考えてみる
 ●2次元で話していることを
  3次元にする

 ★出の前に確認すべき5要件

  ①どこから来た
  ②どこにいた
  ③気分はどんな状態
  ④身体はどんな状態
  ⑤何を期待して入ってくるのか
   (目的)
   または、そこに居るのか

■発表

 *自分のクセ生かしながら
 *心支えてる 呼吸 体動かし
  見せ方 変わってくる
  根本は自分の中にある

 *分かってもらうような演技
  だけじゃなく
  見た人が色々想像する

 *出会い 発見 気づき  
  丁寧にする
  →自分の心のため 
   見てる人にも伝わりやすい

 *相手役との交流で何か生まれてくる

 *内面を探っていく
  自分の持っている情報 出てくる
  伝えるために
  コントロールできたら良い
.
.
■まとめ

 *Yes and 
  相手をありのまま受け入れる

 *シンパシー = 同感
  ( 相手への同情、相手の感情に同調 )
  ※ 自分の価値観に照らし合わせて、
   自分も同じ価値観、意見であると
   相手の気持ちに同意すること

 *エンパシー = 共感
  (相手の立場に立って考える感じる)
  ※ 相手の価値観に基いて、
   話し相手の気持ちを受け取め
   理解しようとすること
   →相手がどうして欲しいか考える
    お互いの「違い」を
    ますば受け入れる
   = ★共感力(想像力)を高める鍛える
   
   ・ 現在は
    こちらが大切だと言われている

 *演劇は…
  ・持てるコミュニケーション能力
   全部を使う
  ・異質な人と協力し
   成功体験を経験できる
  ・相互肯定 尊敬
  ・一人一人の持つ力 大きい

 *ワークショップでやったことが
  日々の活動にな繋がれば
.
━━━━━━━━━━━━

■感想

 ・講師のお二人 
  それぞれWSの内容や雰囲気も違って
  面白かった。

 ・明樹さんのWSでは、
  自分の感覚にじっくり向き合えた。
  まずはそこが元になるということ。 
  正解はなく、それぞれ違いもあり、
  それを話し合うことで
  気づくことも多かった。

 ・藤井ごうさんのWSでは、
  感じたものを、
  見る人にどう伝えるかについて
  考えることができた。
  一人ではなく
  グループで考えることで
  色々な見方ができて良かった。
.
.
 ・登場人物の気持ちを考える中で
  常に複数の考え方があった。
  ( そういう物語だった )
  自分たちのグループでは
  どの方向でいくか
  決める必要があった。

  そのために、
  自分の話も持ち出しながら
  こういう時のこんな気持ち、
  を語り合った。

  普段は心の奥にしまい込んだものが
  思わず出てくる場面もあった。
  しかしそのことで、
  登場人物が本当にしたかったこと、
  気持ち、その強さなどが
  納得できた。
  よりその人物に近づけたような
  気がする。
.
.  
 ・演劇の中には色々な感情が
  出てくる。
  いわゆるプラスなものだけでなく
  マイナスなものも。
  しかしそれがないと
  演劇は面白くない。
  むしろ、必要なのだという
  話だった。

  日常では、
  物事をスムーズに進めるために
  プラスな感情には肯定的で
  マイナスな感情には
  否定的でもある。
  演劇の場では、
  どちらにも同じように
  存在価値があるというところが
  良いなと思った。 
  ありのままを受け入れてもらえる
  ような気持ちになれた。

 ・自分の心を開いて気持ちを探る
  ような活動もあったが、
  安心して臨める雰囲気だったのが
  何より良かった。 
.  
…………………………

11月の第2週から、
土日ごとの3週間、計6回。
全回参加できました。

講師をはじめ、
参加者や関係者の皆さま
お世話になりました。
ありがとうございました!

初めてお会いした人とも
楽しくご一緒できて良かったです。


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