今回は最近見た近所の花を載せてみます。夏の名残の花もまだ咲いていますが、秋らしい花だけにしました。
アツバキミガヨラン(リュウゼツラン科 ユッカ属) 北米原産の耐寒性常緑低木
「 日本には明治時代に渡来。キミガヨランの名前は、小種名のグロリオサ(gloriosa=栄光の)を、「君が代は栄える」と解釈して付けられたと言われています。アツバキミガヨランの花期は春の5~6月、秋の10~11月。花期になると葉の間から、高さ1m以上にもなる大型の円錐形の花序を出し、多数の花を咲かせます。花は花径5㎝前後の釣鐘型で、6枚の花弁を持っています。
花色は白ですが、やや赤味を帯びることがあります。」
大きくて目立つ美しい花です。花の中を覗きたかったのですが、車を停めて貰って急いで撮ったので見られませんでした。
セイタカアワダチソウ(キク科 アキノキリンソウ属) 北米原産の多年草
「明治時代に導入されたが、戦後爆発的に増えて、他の植物の成長を妨害する原因になるので、要注意外来生物に指定されている。ハーブティーや入浴剤にもなる。」
直ぐ近くの畑が主を失くして草ぼうぼうになっています。一度草刈りされたのですが、秋になってセイタカアワダチソウが生い茂り、道にまで倒れ掛かって大変です。これでは車で通るときに当たってしまいそうです。
イヌタデ(タデ科 イヌタデ属) 日本全国に分布する1年草
畑の中の方にはイヌタデやエノコログサもびっしり生えています。
ユーフォルビア・ダイヤモンドフロスト(トウダイグサ科 ユーフォルビア属) メキシコ原産の多年草
白い部分は苞で花は目立たない。花期は4~10月。
トレニア(アゼナ科 ツルウリクサ属) このとろんとした不思議な色は「カタリーナ」シリーズのように思われます。
イモカタバミ 公園にいっぱい咲いていました。
コエビソウ(ベロペロネ)(キツネノマゴ科 キツネノマゴ属) メキシコ原産 常緑で低木状になる多年草
「周年開花の性質が強く、冬に暖かい場所で管理すればほぼ一年中咲き続けます。朱色の苞が重なったユニークな形がエビのように見えて美しいですが、その間から出る白い花はあまり目立ちません。丈夫で育てやすく、熱帯植物ですが寒さにも比較的強いので、関東地方南部では戸外でもよく冬越しします。」
本当にエビのようで、いつ見ても面白い花です。
シオン(キク科シオン属) 日本、東アジア原産
「宿根アスターの仲間で日本原産のとても丈夫な花です。花は青紫~薄紫で3センチ程度。長く伸ばした茎に花序を作ります。」
秋らしい花ですね。欲しくなってしまいましたが、我慢、我慢。
キヅタ(ウコギ科 キヅタ属) 常緑つる性木本
「花期は10-12月、茎の先に1-数個の散状花序をつける。花は5弁花で黄緑色、花弁の長さは3mmになる。雄蕊は5本つく。翌春、黒く熟した径6-7mmの果実をつける。」
今まで黒い実しか見たことがありませんでした。初めて花を見られて嬉しいです。
自宅の花が少ないので、近所をうろうろしてこれだけ花を見つけました。
実も色々見つけましたが、又次回にご覧下さい。