実の生る木はまだまだ沢山あります。前々回の続きですので、ご覧下されば嬉しいです。
ザクロ(ミソハギ科 ザクロ属) イラン、アフガニスタン付近原産
果実は甘酸っぱく風味が良い。ジュースやジャムにもなる。
もう熟してパックリ口を開けていました。収穫はされないみたいです。
ハナミズキ(ミズキ科 ミズキ属) 北米原産
「1912年に東京市長がワシントンD.C.にソメイヨシノを贈った返礼として、 白花の苗40本、ピンクの苗20本日本に贈られたのが植栽の始まり。原木は第二次世界大戦中にほとんどが伐採されるなどして、原木は現在東京都立園芸高等学校にしか残っていない。」
花も実も紅葉も美しい木です。
クロガネモチ(モチノキ科 モチノキ属) 常緑中高木
雌雄異株で雌株にだけ赤い実が付く。
これよりもっと真っ赤になりますね。まだ撮るのが早かったです。
シャリンバイ(バラ科 シャリンバイ属) 常緑低木
乾燥や大気汚染に強いことから道路脇の分離帯などに植栽されることが多い。奄美大島ではテーチと呼ばれ、大島紬の染料になる。
5月頃白い花を咲かせます。
'21 5/10
イヌツゲ(モチノキ科 モチノキ属) 常緑小高木
刈り込みに強く、よく生け垣や庭木、植え込みに使われる。実の直径は6~7mm。ツゲ(ツゲ科)とは別植物で、ツゲの葉は対生だが、イヌツゲは互生。
この写真は実が黒くなりかけで、熟すと下の写真のように黒くなります。
花 2018年 5/6
ラカンマキ(マキ科 マキ属) 常緑小高木
「実の赤い部分(花托)は美味しいが、黒い部分(実托)は毒性があって食べられない。」
花を見たことがありません。葉が上を向いているのでラカンマキかと思いますが、イヌマキとの区別は難しいです。間違っていたらお教え下さい。
キャラボク(イチイ科 イチイ属】 常緑針葉低木 イチイの変種
「幹は直立せずに斜に立つ。根元から多くの枝が分かれて横に大きく広がる。雌雄異株で、花は春(3 - 5月)に咲き、雌木は秋(9 - 10月)になると赤い実をつけ、味はわずかに甘い。葉はイチイのように2列に並ばず、不規則に螺旋状に並ぶ。」
これも花に気付いたことがありません。
子供のころ、垣根に生っていた赤い実を口にして、種をプっと飛ばして遊びました。あれはイチイだったのか、今更知る由もありません。