セレッソ大阪2ー２水戸@ヤンマースタジアム長居

94分に水戸に追いつかれ痛い引き分けに終わりました。
試合内容としては負けでしたので、勝ち点1が取れてよかったともいえるゲームでした。

試合は水戸のロングボールにことごとく競り負けて苦しい展開でした。逆にセレッソのロングボールは跳ね返されていたので思うような攻撃ができませんでした。

後半開始からセレッソが圧倒的に攻撃していたのでその時間に得点ができればよかったのですが、先制点を奪えず、逆に水戸が選手交代でセレッソの守備が手薄な右サイドから崩して先制されました。

右サイドバックを田中選手に交代してから水戸の攻撃を封じてセレッソが盛り返し、65分に田代選手のゴールで追いついたところまではよかったのです。

しかし今日は３枚目の交代枠の使い方が完全に裏目に出ました。
吉野選手が交代で入ってからボールを完全に支配され、セレッソは守勢一方になり、いつ勝ち越されてもおかしくない試合展開になりました。
セレッソの勝ち越しゴールは、丹野選手のボールが田代選手でもなく、エジミウソン選手でもなく、マグノ クルス選手に入り、そのボールをつないでエジミウソン選手が見事に決めたもので素晴らしいゴールですが、たまたまボールが持てただけで逃げ切るのはしんどいなという感じでした。

アディッショナルタイムに水戸の素晴らしいミドルシュートが決まったのは、偶然ではなく、最後まで水戸がボールを支配したこと、セレッソはボールを持つと素晴らしい選手が多かったものの、ボールを奪う選手がピッチに足りなかったことが原因でしょう。

痛い引き分けですが、次節は中３日でアウエーゲームがあります。
今回の同点劇が最終節や、プレーオフでなかったことをよしと思うしかないですね。

水戸戦はエジミウソン選手と田代選手が先発か

本日のスポーツニッポンによると、セレッソのFWに怪我人が続出していると掲載されています。大宮戦で途中交代した楠神選手も欠場するようです。
一方大宮戦に出場機会のなかった田代選手は大丈夫なようです。
以前機能しなかった田代選手とエジミウソン選手の２トップが、どうなるのか注目です。
正確を期すため記事を転載します。
〈Ｊ２Ｃ大阪は、大型２トップで今季初の５連勝を狙う。２３日の水戸戦（ヤンマー）に向けて、２２日に大阪市此花区で最終調整。

　玉田、楠神、永井と前線に離脱者が相次ぐ中、アウトゥオリ監督は右太腿裏に違和感のあった元日本代表ＦＷ田代について「今は回復できている。先発でいきます」と２試合ぶりのスタメン起用を明言した。前節で移籍後初ゴールを決めたＦＷエジミウソンとのコンビが濃厚で、ルーキーＦＷ前川が７試合ぶりにベンチに入る見込み。残り１０試合で２位磐田に勝ち点１差と迫っており、指揮官は「チームに堅い基盤ができつつある。それを証明したい」と抱負を語った。〉