VIVA セレッソ大阪

僕の大好きなセレッソ大阪を中心とするサッカー観戦記

横浜FC戦について

2016-08-08 20:10:02 | セレッソ大阪
昨日の横浜FC戦はとても衝撃的な逆転負けに終わりました。

まず、横浜FCはJ2の多くのクラブのように背の高いセンターFWに向かってロングボールを蹴るサッカーではなく、ボールをていねいにつなぐいいサッカーをしていました。サイドチェンジのパスも正確で素晴らしかったです。またイバ選手の存在も大きいですね。ボールが収まり、展開もできるのでチームとしてやりたいことが可能になります。逆にセレッソの途中出場の…と言いたくなります。セレッソが資金力のあるクラブであるならば、来シーズンはイバ選手を獲得すべきだと思ったくらいです。

さて、昨日の試合後にサポーターがスタジアムに居残りしたとスポーツ報知に掲載されています。
〈前半18分にFW杉本がドリブル突破から右足先制弾を挙げ、後半21分にはMF山村が追加点。4戦ぶり勝利を引き寄せたかに見えたが、後半30分以降をしのげなかった。相手FWカズにゴールを許すと、まだ2―1とリードしているにも関わらず意気消沈。ホームなのに、カズ弾で盛り上がる横浜Cに飲み込まれた。同34分と終了間際46分に失点し、まさかの逆転負け。ふがいない戦いぶりに怒ったサポーターが金鳥スタジアムに居残り、クラブ幹部が収拾する一幕もあった。〉

こんな状況にも関わらず試合後の記者会見が緩いと思いました。昨シーズンも同様の雰囲気になった時は、結構鋭い質疑応答があったように記憶しています。
もし昨日の記者会見のやりとり全てが掲載されているのであれば、メディアはクラブ、監督の言い分を右から左に流そうとしているだけで、悪いモノを悪いと突っ込んでいません。

試合を観戦している観客には質疑応答の機会がありません。サポーターが疑問に思っていることを社長や監督に質問し、紙面などの手段を使ってサポーターに知らせていく(知らせるだけでなく、質問をとおして当事者に気づかせる)ことがメディアの仕事だと思います。

大熊監督は強化担当のトップでもあるので、鋭い質問をすると選手補強などの情報が取れないことをメディアは恐れているのではないか…と勘ぐってしまいます。

その結果、僕も含めたセレッソサポーターにどんよりとした雰囲気がより一層蔓延してしまっているように思います。

本日公式サイトに『サポーターの皆さんへ』というクラブのコメントが掲載されました。しかし、このコメントでは監督交代はない、相変わらず監督の評価は誰がするのか見えてこない、この状況をどうやって打開するのか見えないためクラブは何もしていない…としか受け取れません。

やはりメディアはセレッソサポーターのが疑問に思っていることをきちんと質問して、留飲を下げる記事を書くべきだと思いますし、それが結果としてチームをよくするのだと思います。