春の柔らかい陽光を浴びながら、菜園の畝をクワで整備した。
昨夜はひょんなことから、親しい知人2人と馴染みの店を舞台に、
まるで学生時代にもどったかのような飲み方をしてしまった。
知人たちは、日々の仕事や人間関係に、「長男」以上に深い
ストレスを抱え込んでしまっているようだった。
「長男」自身は、さほどの量は飲んでいないが、最後にホルモン
焼きをつついて自転車で家に帰りついた時、時計の針は参時を
回っていた。
深酒けし過ぎた中年メタボには、菜園の作業がお似合いだ。
さいわい、3月に入ったばかりの日射しは、まだやさしい。土の
匂いに包まれながら軽く汗を流すと、身も心もよみがえるようだった。
3月の菜園いじりは、「長男」にとって一つの「癒し」なのだ。
(終わり)
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