岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

ネギ部会役員会模様

2014年11月06日 | 百姓
平成26年11月6日(晴れ)
今日は風も無く穏やかな日和です。気温が17度もあって、10月中旬の気候です。毎日こんな感じで過ごせればいいですね。

さて、今回はネギの価格暴落に関して本JAのネギ部会の緊急役員会がありましたので、掲載します。価格暴落の対策かと思ったんですが、次年度のJA独自助成についての協議が主題でした。

前段で価格暴落の要因についての説明は基本的に市場に集まるネギの物量が多過ぎての価格暴落ということです。北海道、東北産が潤沢な出荷があり、物量が溢れているいるという。北海道産が9割程が出荷されていて物流が減る可能性があるから、価格が上がる可能性があると言いますが、これから関東産が出てくるので、価格が上がってこないことは明白なんですがそのような簡単な説明で終わりましたね。何の解決にもなりませんでした。

そこで自分の発言で運搬費が売り上げの平均13%引かれるんだけど高すぎるから何とかしてほしいと行ったんですが、ガソリン価格が上がっていることや、運送会社が震災対応で太平洋沿岸に重点的にトラックを回しているので、こちらが手薄で費用を上げざるをえないという説明ですが、納得いかない内容です。運送会社を複数社入れて入札すれば下がると思うが業者の言いなりで何もしないJAには不満ですね。

ネギの出荷コストは以下になります。
①市場利用費  9%
②全農の経費  3%
③当JA経費  2%
④運搬費    13%

自分のネギ出荷収入は概ね73%です。運搬費が穴出していることが判りますが?これが平均で出荷量に応じて日によって増減します。日によっては運搬費が25%の時もあります。

ネギの価格が暴落しているのに、コストが上がっていて実入りが悪いですね。

アルバイト君たちを2名雇用しているんで、少なくても彼らの給料は確保しなくてはね。

本宮A(夏扇4号)ですが、伸びすぎで圃場全体で棒ねぎ状態で、ほとんどがB品で価格が安いが出荷は続けます。残り10a残っています。ここはお客さんが喜ぶんで直売でも出荷します。

本宮B(関羽一本太)ですが、程良い伸びでA品率が高くて契約コンテナ出荷に適しているんで本宮Bのみ収穫出荷すれば、雪降る前に2週間か3週間で終了するんですが、アルバイト君たちのために本宮Aも収穫して出荷しています。

つまり,B品も25ケース出荷すると彼らのバイト代になるんでこれからも本宮B:本宮A=2:1の割合で収穫して出荷します。

ネギは見通しが暗いし、仲間のネギ農家さん達もモチベーションが下がって、出荷量が激減しているけど、これからも頑張って出荷しますよ。



頑張っているんで、プチットお願います。
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コメント (2)
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