自民党の小泉元首相=似顔=は8日夜、都内の日本料理店で同党の谷川弥一農水政務官ら衆参の若手議員と会食し、次期衆院選について「今選挙をすれば100議席、最大で150議席を失う。来年を待った方がいい」と述べ、できるだけ先送りすべきだとの考えを示した。
同時刻には首相官邸で中国の胡錦濤国家主席の歓迎晩さん会が開かれたが、出席者によると、小泉氏は晩さん会を欠席したことについて「自分は行かない方がいい」などと語ったという。
(2008年5月9日03時15分 読売新聞)
小泉氏はこういうことには目先がきくようだし、実際そのとおりなのだろう。(私も自民党にはかなり失望しているので)。福田政権の支持率は空前の灯で、福田政権のやることなすことすべてが国民に背を向けているように見える。民意も福田政権に背を向けている。にもかかわらず、自民党上層部や小泉氏やその他自民党議員たちから、福田政権への批判がほとんど聞こえてこないのは何故だろう。本当に不思議である。
古賀派谷垣派は変わらず福田政権を支えると確認、などというニュースが流れていた。
要するに、国民がそっぽ向いていても、福田政権は、国民以外の誰かには有益な政権ということなのだろう。 これでは、中韓や外国勢力に大甘の民主党と大して変わらない。これだけ福田政権が支持されていないというのに、背後の主流派はそれほど意気消沈しているようには見えないのが不気味だ。彼らは、誰のために何がやりたいのだろうか。
もっと気持ちが悪いのはマスコミである。国民からそっぽを向かれ国民によいことは何一つしていないと思われる首相を(パンダ要らないし)、マスコミはほとんどいや全く批判しない。安倍政権時のマスコミの大騒ぎは何だったのだろう。わが国のマスコミは本当に不気味な集団である。