南禅寺から哲学の道まで歩いたのは、初夏の頃でしたが、今回はその続きを歩くつもりで、まず、前回、定休日のため食べ損ねた奥丹の湯豆腐を食べて(おいしかった!) それから、銀閣寺界隈に行ってきました。ところが、銀閣寺はただ今修復中。ぐわ~ん。 工事の横には屋根構造の模型が置いてあり、それによると、屋根は、板を少しづつずらして何重にも重ねた構造になっているそうです。
銀閣寺はたしか二回目くらいだと思います。金閣寺と庭園を思い起こして・、ふむ、別荘にするなら銀閣寺の方がいいかもと。・まあ、思うだけなら誰でもできます・
よく写真集などに載っている有名な庭です。この模様に意味があるのかないのか、は知らないのですが、心惹かれるものがあります。
銀閣寺の庭はそのまま東山の山に続いていて、、山と庭に境が感じられず、そう考えるとなかなか贅沢なことです。そう言えば金閣寺庭園も同じですね。もともと東山や西山の風景をそのまま庭の一部と考えて作っているということでしょう。
庭で大事なもののひとつは「苔」。よい苔とあまりよくない苔というものがあるらしく、苔のサンプルがたくさん並べられていました。
庭師さんが仕事をされていたので、いわゆる「よくない苔」とはどういうものですか?と尋ねてみたところ、緊急に取り除かなくてはならないものではないのだそうですが、要するに「雑草」のようなものだそうです。
ここは、南禅寺境内。木々や枝の完成されていること! 緑の濃淡が美しく、葉の一枚一枚が見えるようです。