海岸にて

海が好き。時事ニュース・海外ドラマ 、日々徒然

不法滞在も合法滞在に化ける・・・「新ガイドライン」

2009-07-11 | 政治〈国内〉

不法滞在の在留特別許可に判断ガイドライン (1/3ページ) 2009.7.10 10:12

 法務省不法滞在者に対する在留特別許可のガイドラインについて見直しを行い、10日公表した。ガイドラインで掲げる許可の許否の判断要素に、より具体的な事項を追加し、明確化。8日に成立した改正入管法で導入される新たな在留管理制度への円滑な移行に向け、森英介法相は「在留特別許可の運用の透明性を向上させ、現在約13万人いる不法滞在者の出頭を促し、さらなる減少に努めたい」と述べた。

 今回の見直しでは、平成18年10月に策定されたガイドラインで許否の判断に有利・不利となる「積極・消極要素」を「特に考慮する積極・消極要素」と「その他の積極・消極要素」に分類。「特に考慮する」の積極要素では「(日本の)小中学校などに在学し相当期間(およそ10年以上)在住している実子と同居している」などを、消極要素では「重大犯罪等により刑に処せられた」などを挙げた。

 「その他の」では、積極要素で、自ら入管に出頭し不法滞在を申告したことや滞在期間が長期間(およそ20年以上)で、定着性が認められることなど、消極要素では、密航や不法入国などが掲げられた。

 そのうえで「積極要素」が明らかに「消極要素」を上回る場合は、許可の方向で検討する、とした。さらに、「許可方向」「退去方向」で検討する具体的なケースを挙げ、「不法滞在者が、自分は許可されそうか判断できる、予測可能性を高めた」(入管局)。

   在留特別許可は、不法滞在などで退去強制処分となった者の異議申し出により法務大臣が裁量で決定するもの。平成20年は約1万1200人の異議申し出に対し、約8500人が許可された。改正入管法では付則で、在留特別許可の運用の透明性向上など、不法滞在者の出頭を促進するための措置の検討が求められた。新ガイドラインは法務省のホームページなどに掲載され、13日から適用される。 (続きあり)(MSN産経)

 

 

 

これには本当にびっくりです・。正気ですか? 在留特別許可にガイドラインができたそうで、「不法滞在」をきっちり「合法化してしまおう」ということでしょうか・・・・「不法滞留は長く続ければ、悪いことではなくなる可能性があります。出頭してください。ご褒美がありますよ」と言っているように聞こえるのですが・・・ 「13日から適用」とはまた手回しのよいことで。選挙のどさくさにまぎれて? 法務省、森法相、内閣どうかしてしまっています・・。

  

  

よろしかったらクリックを→人気ブログランキングへ

  

  


麻生首相、領土問題「満足できない」

2009-07-11 | 自民党

【サミット】麻生首相、領土問題「満足できない」 拉致盛り込みは「評価できる」 2009.7.10 23:32 【ラクイラ=今堀守通】

 麻生太郎首相は10日午後(日本時間同日夜)、イタリア・ラクイラの主要国首脳会議(サミット)会場で記者会見し、ロシアのメドベージェフ大統領との会談について「ロシア側の説明は日本の立場を満足させるものではなかった」と述べ、北方領土問題で前進がなかったことへの不満を表明。「ロシア側とは引き続き独創的アプローチの元であらゆる選択肢を検討していくことを確認しており、大統領は『解決策を見いだすため作業を加速するよう指示を出す。政治的解決以外に方法はない』と言った。ロシア側の対応に注目している」と述べた。

 一方、首相は北朝鮮の再核実験と弾道ミサイル発射を「日本だけでなく国際社会への重大な脅威であり断じて容認できない」と批判。首脳宣言に北朝鮮への非難や拉致問題への懸念が盛り込まれたことを「評価できる内容だった」と強調し、「国際社会が国連安保理決議をしっかり実施し、北朝鮮に対し、決議違反に対価を伴うことを理解させる必要がある」と述べた。

 また、金正日総書記の三男、正雲氏が後継候補との情報について「関心はあるが、コメントするのは適切でない」と述べた。    (MSN産経)

 

 

-「ロシア側の説明は日本の立場を満足させるものではなかった」と述べ、北方領土問題で前進がなかったことへの不満を表明

北方領土問題など、日本の首相が国際問題で、こういう率直な物言いをすることをあまり聞いたことがなかったので、麻生首相のこの談話は新鮮に感じました。自民党の苦境のなか、次なるステップのために、麻生氏の立つ位置を鮮明にしてもらいたいと思います。

 

 

よろしかったらクリックを→人気ブログランキングへ