【09衆院選】民主マニフェスト 政策集に比べ“左派”色控えめ (1/2ページ)
(一部抜粋)
民主党が27日発表した衆院選のマニフェスト(政権公約)は、党の政策集「INDEX2009」で濃厚だった左派・リベラル的色彩が薄められている。これは政権奪取後を見据え、現実路線にかじを切った結果といえる。一方、永住外国人への地方参政権付与など有権者の反発が大きい政策は、選挙で争点化しないよう隠したいとの思惑も透けてみえており、慎重に見極める必要がありそうだ。(阿比留瑠比)
「われわれが選挙で国民に示して約束するのはマニフェストであり、政策集は公約ではない」
民主党の政調幹部はこう強調する。さしずめ、マニフェストは選挙で掲げる「旗印」で、政策集は表立っては主張しない「本音」という位置づけだろうか。
今回のマニフェストでは、鳩山由紀夫代表が繰り返し意欲を表明してきた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外(海外)移設が盛り込まれていないなど、外交・安全保障面の現実路線ぶりが目立つ。米側の理解と協力が不可欠な「米軍再編や米軍基地のあり方の見直し」についても、政策集では「進める」と明言していたものを「見直しの方向で臨む」と柔らかい表現に改めた。
また、外国人参政権に関しては、政策集で結党時の「基本政策」だとして早期実現をうたっているのにマニフェストでは全く触れていない。同じく早期実現を主張していた選択的夫婦別姓も抜け落ちた。 (MSN産経)
【鳩山会見】(1)「国民が主役になる政治」(27日夕) (2/4ページ) 2009.7.27 18:06
(一部抜粋)
「ややもすると、国民の皆さんは受け身になりがちであった政治に対して、積極的に国民の皆さんが関与する、新しい政治を興す。その革命的な、歴史的な転換の時を今、迎えているのでございます。そのためには、私たちは統治のあり方も官僚主導から政治主導に大きく切り替えていかなければなりませんし、小泉(純一郎)政権のときにいわゆる三位一体、地方分権といわれましたが、基本的に自民党政権は中央集権であります。この中央集権から、地域主権、地域のことは極力地域で解決をする。こういった新しい地域主権の政治に切り替えていかなければなりません。さらにはその目的を果たすためには国民の皆さんが主体的に政治に参加をするということが不可欠でございます。このことが満たされたときに官僚の官僚による官僚のための政治から、国民の皆さんの、国民の皆さんによる、国民の皆さんのための新しい政治というものを興すことができるのでございます」 (MSN産経)
「国民以外(外国人)に参政権を付与」と考える人が、まるでそれを隠すかのように、「国民の皆さん」をひたすら連呼する・・
気味が悪いです。「外国人地方参政権付与」は民主党の基本政策で、プラス「地方分権」でなく「地域主権」ですからね。・・「国民が脇役になる日」にすり替わる可能性も大です。
そして、ここにきて、選挙用マニフェストと政策集を使い分ける民主党のダブルスタンダードぶりが怖い。 「ブレ」をとことん追及するのが大得意のマスメディアが、民主党の二重基準ぶりを追及しないことが変である。鳩山氏の口八丁はものすごく気味が悪い。 この人の”口車”を聞いて、この政党を”信用できる”人の気がしれません。
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