海岸にて

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One Tree Hill 第60話

2009-12-25 | 海外ドラマ〈One Tree Hill 〉

#60(3-15) 「タイム・カプセルの波紋」 Just Watch The Fireworks

                One Tree Hill

 

 

50年後に開ける予定で、去年タイムカプセルを作ったのだけれど、誰かがそのテープを持ちだしたらしく、高校のテレビでそれが流されている。これは大変だ!

カプセルの中のネイサンが話している。「自分について話をしろって。話すことはないね。たとえ、話をしてもそれが本当かどうか、人の気持ちなんて誰にもわからない。・・50年後には夢がかなっているといいね、ヘイリー。 結婚は人生最大の間違いだった。これだけは言っておく。結婚なんてするな。みじめな思いをするだけだ・・・・」ネイサンはあの頃、ヘイリーのことで荒れていたものね。

カプセルの中のルーカス「・・俺の愛する人たちを自由にするためにも、あいつが2度と立ちあげれないようにしたい」・・・・

カプセルの中のブルックは、「記録に残しとこうか」なんて言いながら、シャツを脱ぎ始めた。 それを見ているブルックは慌てふためいている。

極めつけはジミーのすごい暴露ビデオ。 「50年前はどうだったか教えてやるよ。そうは言っても、50年後まで記憶に残るほど価値のあるやつは一人もいないけどね。・・・他の連中が言っているのは全部でたらめ、この学校はみんな嘘つきだ。・・・・・見せかけだけのやつらばかりだ。それを隠すために仲間とつるんでいる。薬をやっている奴はラリっている。優等生はびくびくしている。体育会系の連中は今はイキがっているけど、ピークは17歳だ。チアリーダーの彼女は21歳になる頃にはデブって一人ぼっち。負け犬だ。この学校の連中はみんな負け犬だ・・・・俺にとっては、この学校に来ることは卒業までのカウントダウンにすぎない。・・・・この学校は先生まで最悪ときている・・・

先生達は必死で止めようとしているけれど、視聴覚室のドアが開かない。全校中が大騒ぎ。授業は中止になってしまった。このテープ、誰が流したのだろう。

 

 

ブルックは学校中におっぱい見られたんだよと落ち込んでいる。 ところがペイトンが言う。「世界中に見られているよ」 このビデオ、学校だけじゃなくなんとネットにもアップされていた。・・・・・もう絶句。

例のチャリティコンサートチケットの売り上げはいまいちらしい。ブルックが何か思いついた。流出したブルックのヌード。ブルックは胸のあたりを細工して、ペイトンがプロディースのチャリティコンサートの宣伝ポスターに利用してしまった。すごいブルック。みんな釘付け・・確かにすごい宣伝にはなるね。ペイトンは大喜び。

 

ヘイリーもネットでルーカスのカプセルビデオを見ている。 ネイサンのビデオはやっと仲直りできたと思ったところだったので、ヘイリーとしては少しつらかっただろうね。 

ルーカスヘイリーに「彼女がトップレスでデビューしたご感想は?」なんてからかわれてた。ルーカスはブルックには「綺麗だよ」と言ったらしい。なんだか落ち着いているね、ルーカス。笑い飛ばせばいいんだと言っている。

 

カレンキースが婚約したキースはルーカスに「養子になってくれないか」と話す。ルーカスにはすぐには答えなかったけれども、きっと内心とても喜んでいると思う。

 

 

ダーラムコーチに、生徒会長ブルック放送部のマウスが呼び出される。このタイムカプセル流出事件の犯人に心当たりはないかと聞かれている。

あのビデオを見て、ジミーのことをルーカスはとても心配している。ルーカスやマウスは、ジミーと以前は親しかったらしい。二人がジミーに「ちょっと話さないか」と声をかけると、ジミーは「この1年口もきいていなかったのに、急に友達気取りか」と言い捨てて、行ってしまった。ルーカスがバスケチームに入ってから、少しづつ距離ができてしまったらしい。

 

ダンキースのところにきて、「ドライブしないか」と言う。・・・あまりに思いがけないことなので、キースは「のこ切りとシャベルなんて乗せてないだろうな」なんて言っている ・・・2人は公園に来た。ダンは子どもの頃いじめられっ子で、キースがいつもダンをかばっていたらしい。ここはそういう子どもの頃の思い出のある場所。 「あの頃は何があっても兄さんは味方だと思っていたダンは言う。「どうしてここまで憎み合うようになったのか」 本当にこの兄弟は、いつからこうなったのだろう。・・たぶん、ダンがバスケットで頭角を現したことと関係があるのだろうけれど。

ダンキースに渡した物はあの帳簿だった。この帳簿が証拠だ、あの火事の犯人はキースだとダンは思いこんでいるらしい。 キースが言う。「これはお前を刑務所にぶち込む証拠だ。・・・・無様だな。いつまでも憎しみを引きずって・・・」 「刑務所に入りたくないなら、どっちも処分するんだな。俺はカレンと結婚する。前に進むんだ。お前もそうしろ」キースはきっぱりと言った。

 

 

ルーカスマウスジミーを心配して、電話で呼び出す。ジミーこの1年、音沙汰がなかった。この1年、俺のこと忘れていたんだろう」と二人を責めている。なんとなく疎遠になってしまったのだろうけど、でもジミーにとってはつらかったのだろう。 ルーカスマウスはそれをジミーに謝って、今夜はペイトン企画の「ガンの撲滅コンサート」があるから一緒に行こうよと誘う。 

マウスブルックにタイムカプセルを見てしまったことを謝る。でもアンナの個人的な話をブルックに話してしまうわけにはいかないし、「どうして私のカプセルまで見たのよ」と聞かれても、「僕が君を好きだったから」とも言えない。ブルックは、みんなの信頼を裏切ったと、マウスに対して怒っている。

バックステージにジミーを案内して、ルーカスとマウスがちょっと席をはずしたその隙に、学校の連中が「・お前、よくもタイムカプセルで俺のことこきおろしてくれたな」とジミーに殴りかかってきた。 レイチェルやルーカスネイサンがジミーを助ける。でも、殴られたジミーはすごく傷ついてしまったのだろう、「俺にさわるな。ほっといてくれよ。俺のことなんか」と帰ってしまった。

 

 

コンサート  ペイトンの挨拶。「・・私の母エリザべス・ハープが、先日、乳がんで亡くなりました。今夜はエリーと同じ病気の人たちを救うため、皆さんが買ってくれたチケットの代金は、全て乳がん撲滅のために活動する財団に寄付します・・」 このコンサート、エリーが生きていたら、どんなに喜んだことだろう。

 

コンサートにはヘイリーも出演する。本番前にネイサンが楽屋をのぞくと、ヘイリーはとても緊張していた。

ヘイリーネイサンに言う。・・・私が怖いのは、特別な一人の前で歌うこと。ツアーから戻ってきて初めてのステージなんだ。仲直りして初めて歌うんだけど、あのタイムカプセル見たら怖くなっちゃって。歌うの好きだから、それをあなたが見たら、もしかして自分よりやっぱり歌が好きなんだって思われそうで怖い・・」・・  出番が来て「ミス・スコット」と呼ばれたヘイリーは、「(ミスじゃなく)ミセス・スコット」と言い直していた。 ネイサンは「怖がらずに歌ってこいよ」と言って、ヘイリーのお尻をポンと叩いて送り出した。  Bethany Joy Lenz-Halo (You Tube) 

 

 

ルーカスカレンキースの所に行って、おじさんの息子になりたい。ずっとそう思っていた」と伝える。 もうずっと以前から、キースはルーカスの父親同然だった。

マウスが駐車場でジミーを探している。レイチェルマウスに言う。「あのね。まわりが手を貸して立ちあがらせても、また倒れるだけ。自分の足で立たなきゃ・・・人間なんて所詮一人なんだから・・」 マウス「・・一体誰がタイムカプセルを。みんなを傷つけて苦しめただけだ レイチェルが「真実はそういうもの」と答える・・。

 

ネイサンが歌い終わったヘイリーに話す。「ずっと黙っていたけど・・・お前とのこと、自信なくなりそうで・・。あのタイムカプセルみたいな男になりたくないんだ。・・愛してないからじゃない。愛しているから  ヘイリー・・私がタイムカプセルにメッセージ入れるなら 音楽のことなんて言わないよ。あなたとのことだけ。だって私はあなたを愛しているんだもの。だからお互い怖がることなんてないよね」「・・約束だよ。今夜は戻るまで帰らないで」 そう言ってヘイリーはアンコールの舞台に立つために楽屋を出て行った。

 ending  Jack's Mannequin - Dark Blue (You Tube)

 

 

-ダーラムコーチ-

50年後の自分にメッセージか。

50年というのは長いなあ、気が遠くなりそうだ。

これまで自分が口にしてきた言葉や夢を振り返ってみて 私はこんな風に思うようになった。

もしも物事が思いどおりに進んだとして、それを成功した人生と呼ぶのなら、

私は人生の落後者かもしれない。

だが大切なのは、たとえ失意を味わい、苦い思いをしても、

それに引きづられないことだ。

 

太陽の光は毎日ふりそそぐわけじゃない。

もしも 暗闇から抜けだせない、そう感じた時は

そんな時は思いだそう。

夜の闇だからこそ 星が見えるということを。

そしてその星々が虹を教えてくれる。

だから決して道に迷ったり 転ぶことを恐れるな。

たいていの場合、恐怖に打ち勝って進んだ道の方が 手にするものは大きいからだ。

望んだものをすべて手に入れるかもしれない。

さらに思いがけない贈り物を手にするかもしれない。

人生に何が待っているかは誰にもわからない。

その道のりは長く、

やがて旅こそが人生だと気づくだろう。

  

 

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