詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

岸上大作没後60年

2020-11-14 11:19:36 | 千駄記

「具象」VOL.1 1960年7月15日発行。

姫路文学館(兵庫県姫路市山野井町八四)で12/5~3/21の間、
企画展 没後六〇年記念 歌人岸上大作展が開催されます。

そんなわけで、岸上大作に関する資料を捲っています。
「具象」VOL.1には岸上、角口芳子、林安一、高瀬隆和らと
並んで、私が大変お世話になった田島邦彦の名前もあります。
岸上は既に学生歌人として注目され始めていましたが
田島邦彦が実質的に歌人としてスタートしたのはこの「具象」。
今回気付いたのがその創刊日。
7/15は1983年に創刊された田島邦彦の「開放区」と同じ日付です。
田島さんは終生、寺山修司に拘りましたが、
無論、岸上との時代も胸に秘めていたのでしょう。
かつて発行していた私の「蓮」の創刊号は2014/7/15発行です。
私も生涯、「開放区」を胸に秘め短歌の道の端っこを歩んでゆくのでしょう。



岸上は「具象」3号の発行を待たずに1960/12/5に亡くなりました。
翌年5月、高瀬隆和、西村尚によって岸上大作作品集『意志表示』が
編集され、発行されました。高瀬が纏めた岸上の年譜では
「五日、午前三時頃プロバリン150錠を服し、更にロープを使って縊死。」
と岸上の死が記されています。




さて本日は第二土曜日。工場では数名がモノづくりに勤しみます。
私は午後から短歌教室。11:30には出発して生徒さんをお一人
迎えに行って「杉並会館」に向かいます。

今日は天気がいい。抜群に晴れている東京です。


おしまい。




だってしょうがないじゃない。

2020-11-13 12:08:24 | 千駄記


外はぽかぽか陽気です。
乾燥してるってことは寝起きの自分の髪を見ればわかる。

妹にこないだの誕生会の画像を見せたら
「あんた、70代みたいじゃない!」と言われました。
髪は確かに真っ白だし、シャツの柄も悪かった。

さて、乾燥しているとウイルスが生き生きするそうで、
コロナウイルス感染者が昨日、全国で1661人だったとか。
国内で2月?に感染が確認されてからの最高数を更新したそうです。
これ第三波だそうですが、第二波はいつのまにか終わっていたみたい。
ただ中にいると気づかないものです。

北海道の利尻島でもクラスターが発生したそうで
<島民はGoTo批判「島にウイルス持ち込むな」>だと。
利尻島でのクラスターに関連した感染者は飲食店の従業員と客の計10人
とのことですが、クラスターが発生してからGoTo批判したって遅い。
「島にはGoToだろうがなんだろうが観光客は入れない」って
宣言しておけばいいのにって言いたくなる言い草かと思う。
だって、GoToキャンペーンは国の命令じゃないんですから。
GoTo歓迎の方もいれば、反対の人もいる。

東大ではハムスターの実験でコロナウイルスが変異して
感染力が増しているとの結果が出たそうです。
「ハムスターが可哀そうじゃないか!」と
動物保護団体の方は思うでしょう。
ウイルスも生き残るのに必死。見えないものが
そんな風に変異してゆく、進化してゆくって怖い。

状況は刻一刻と変化していますが政府はGoToの見直しをしないそうです。

政府は見直さなくても、各企業で、各地域で、各個人で
見直すなり、拒絶するなり、自粛するなりすればいい。
要は、むかし流行った「自己責任」。
国がもっと強制的にとか、国の命令なら従うとか、
国がはっきりしてくれないととか、聞くこともあるけれど
国が強制する世の中は戦前の一時期と変わらなくなります。

政府としては諸々強制すれば保障の問題が出てくるから、
慎重にならざるを得ないのでしょう。
企業の判断、個人の判断を優先する姿勢で私はいいと思います。
医療崩壊が怖いけれども。

だってしょうがないじゃない。

おしまい。



負のスパイラルね。

2020-11-12 12:07:20 | 千駄記

「おっ、蓮ですね」と南さんに言った。「あ、そうね。」と南さんは応えた。
私は数年前に11号で潰えてしまった同人誌「蓮」を思い出していた。
終刊が決まったのは8月の終り。「蓮」が散り果ててしまったことを
未だに後悔している私にハチスが迫ってくるように感じた。
「夏雲が崩れて落ちる地蔵盆」と繰り返し呟いて、
「これ、記念に」と南さんに告げ、購入することにした。
通常、額は別売だが、展示されていたときと同じく瀟洒な額装
のまま届けられたのは11月10日。私の誕生日であった。


さて、曇り気味の寒い日です。私のこころも寒い。
今日は早くも木曜日。1週間も早い。

段ボールで包んだものを出荷したら現地で製品が凹んでたとか。
私の方が凹みますよ。午後から納品に出かける予定でしたが
客先で物流がストップしたとのことで延期。これもコロナの影響でしょうね。

負のスパイラルに墜ちてゆく感じ。来週もユーウツが続きますよ。

土曜日は短歌教室。
寒い中を集まってくれるわけですから一生懸命務めましょう。
日曜日はまた引き籠る。

時だけが過ぎてゆきます。と、言うと金子由香利を思い出す。
以前にもたぶん書いた。

眠ってる間に 夢みてる間に 時は流れ過ぎてゆく
子供のころは もう夢のなか 時は時は いまも過ぎてゆく

この「時は過ぎてゆく」はシャンソンというジャンルですが、
こういう大人の音楽の新曲を聴かなくなって久しい。
演歌は演歌でコアなファンがいるでしょうから
新譜の発表もあるのでしょう。しかし演歌でもない
いまどきの曲(これは何というジャンルか知りません)じゃない
新しい曲を求めてる人もいるような気がしますけれども。

ニューミュージックやらフォークやら歌謡曲やらポップスやら。
何となく棲み分けしていたような時代がありましたがね。
昔の歌をYouTubeに探してお茶を濁すこととしましょう。


おしまい。

光合成。

2020-11-11 12:12:31 | 千駄記


目覚めると青空。暦の上ではすでに冬になっている。
秋日和の昼休み。工場の前の公園で光合成してこよう。

工場の事務を担う妹は今日もお休み。
東北地方への旅を終えたと思ったら今日は伊勢に行っている。
元気な人だ。東北では津軽鉄道「宮越家特別列車」に
乗ってきたらしい。そのときNHKの取材を受けたらしく
「東北地方のローカルニュースですから」と言われたらしいが、
ネットで配信されてたよ。取材しやすい年配女性だったんだな。

昨夜は私の誕生会。
いまさら誕生日でもないし、誕生日は親に感謝する日と
認識していたので、この世に親がいない今となっては
もう、そんな年になるんだなという感慨しかない。
プレゼントに靴もらいましたよ。
私なら絶対に買わないようなスニーカー。
誕生会の前にもらったので履いていきましたよ。

誕生日を祝ってくれたのはチャイニーズ一家。
彼らは日本で頑張って、成功している部類ではないかな。
野心がある。ということは向上心もある。

仕事が終わった後、私の家にチャイニーズのクルマを停めて
私が運転手。伊勢丹パーキングに駐車して奥さんと合流し、
4人でとぼとぼ西口のビル群まで歩く。
新宿の夜なんて歩くのは久しぶりだ。キョロキョロしちゃう。
新宿西口のビル群のひとつ。49階の和食料理店。
クルマで行ったのでアルコールなし。



ケーキまで用意してくれた。
彼らが招いてくれるところはだいたい高層ビルの上の方。
私が彼らに奢るときはだいたい地元の料理店。

誕生日祝われてるんだ・・と友人にLINEで夜景を送ると
「なに?彼女と?」と返信が来る。
そのオチとしてチャイニーズ一家の写真を送る。

健康体とは言えないかもしれないが一応、不自由なく
動けるってことは幸せと思わなければならない。
いずれにしたってありがたいことだ。

おしまい。




「トワ・フルール」Vol.19と誕生日

2020-11-10 12:04:00 | 千駄記

「トワ・フルール」Vol.19。
北海道を拠点とする同人誌。表紙がカラフルだからか
編集が洗練されているからか、明るい雰囲気がする。
編集にも創意工夫があり、飽きさせない。
「トワ・フルール」との出会いは、私が
「蓮」という十数人の同人誌を発行していた頃。
新アララギの雁部貞夫さんの紹介だったと思う。
「蓮」は11号でこと切れたが、本誌は充実の一途である。
(「トワ・フルール」Vol.19・編集発行人:大塚亜希 定価1.000円)


11月10日。私の生誕の日である。
どうってことのない、ただただ、支払日だなぁと目覚める。
「今日はお誕生日ですね!」とメールが届く。
昔、メンバー登録したアウトドアショップからである。
律義だな、と思うほどコンピュータは発展してる。

わが工場の、とある家族が今夜は誕生日を祝ってくれるそうだ。
何日か前に子守を頼まれた職人一家。
街に出るのは面倒だけど好意は受けなければならない。

11/10になると思い出す短歌がある。

十一月十日雲一つなく風がないたが締めつけて桶に水を張る  山崎方代

今朝は青空が広がっていたし、風もない。
あたかも今日のような天気を表現している方代の作品。
1990年発行の自選歌集『首』(短歌新聞社)で知ったことを憶えている。
1990年と言うと実感できないが年号だと平成2年。
ああ、あの頃かと思う。千葉県市原市でネクタイを締めて働いていた頃だ。
自己流の短歌を朝日新聞に投稿していたバブル時代の末期。
朝日歌壇に載ると、職場のラックから新聞を取り出し、
ほら、これ・・と誰彼ともなく見せて、自慢していた。
まだ、希望というか夢というか。
それらが未来に見えていたころ。

いまや、夢は過去にある。
叶わなかったからこそ過去には夢の残骸が散らばっているのだ。
なんつって。


おしまい。



ワカサギ釣りと2020東京五輪記念硬貨

2020-11-09 12:12:44 | 千駄記


11/9(月)。昼になりました。
午前中は何組かの来客対応と電話番。
妹が休みなので事務部門に人がいないのです。
急遽出荷が早まった製品もありますし。
送り状やら出荷伝票やら書くのも面倒です。

アクティビティジャパンってところからメール。
「ワカサギ釣りに行ってみたら?」と勧められました。
昔、よく行きました。特に10月から11月の諏訪湖。
ワカサギ釣りが解禁された直後の方がよく釣れた。
エンジン付きのボートを借りて竿を4~5本出します。
コンパクトな魚群探知機なんかセットして回遊を待つのです。
朝一番から昼くらいまでしか釣らなかった。
秋になると楽しみで楽しみで。
たまには友人連れて行きましたよ。
諏訪湖は浅いので延べ竿が有利だったと記憶します。
いまや、ドーム船というのが浮かんでいて
その中で釣るのが一般的のようです。
榛名湖が結氷したときはテントとドリル引きずってって
穴釣りもしたっけ。遠い昔の話です。

先日、地元の信金が来ましてオリンピックの記念硬貨どう?
って。開店前から行列ができていて何ごとかと思ったら
記念硬貨の発行日だったそうな。
そんなのまだ発行されてるの?って知った程度。
風神雷神の500円玉各1枚と競技別の百円玉7枚で
¥1.700円也。妹が早速、両替してましたよ。
そのとき私に300円ある?とかなんとか聞いてきて
「あるよ」と差し出すと銀行員に¥1700渡して、
記念硬貨全部、奴が持ってった。
これって、私が300円損しただけですよね?

チラッとオークションを見ると
風神雷神の500円玉2個が¥1300とか¥1480で売りに出てた。
まだ、金融機関で入手できるのに。

青空が広がってきたようです。
昼休みは日向ぼっこ日和。
久しぶりに日光を浴びてみます。


おしまい。






傍観者。

2020-11-08 18:50:25 | 千駄記


すっかり暮れてしまいました。
起きているんだか眠っているんだか
わからない一日を自宅に引きこもり。
静養と言えば聞こえはいいが何もやる気がなく。
それも自由人の特権でしょうか。

一日テレビつけっぱなし。
アメリカ大統領選ではバイデンの勝利が決定。
東京六大学野球では早大が逆転勝ちによって優勝。
パリーグはロッテが西武に勝ってCSシリーズ進出決定。
巨人の坂本選手が2000本安打達成。
リリーフした背番号19がヤクルトに満塁ホームラン打たれて逆転負け。
この投手は登板するたびに打たれている印象しかない。
試合後の坂本2000本安打記念セレモニー見て感動する。
まったく私には縁のない世界の出来事ばかりだが、
刺激を頂く。

文芸同人誌「糸車」代表の浜口美知子さんからご丁寧にも
過分なる謝礼が届く。人を喜ばせることなんか年々減ってくる。
感謝されることなども同様に減る。
私よりずいぶん年長の方々の同人誌だがみなさんの
夢が叶ったと歓んでいただけたそうで、純粋な
文学に対する精神を羨ましく思う。
礼状を認め投函する。

画像は何年か前の夜明けまもなくの風景。

いろいろやる気を出さないといけません。
生業の充実が私を生かすのでしょう。


おしまい。


「審査員が発表!」の巻

2020-11-07 10:57:20 | 千駄記

地下駐車場。クルマを停めた場所を記録する。
停めた場所がわからなくなるので昔は、メモしたものです。
ところが駅の地下や羽田空港などでは駐車場まで
降りるエレベータの場所がわからなくなって汗をかくことになる。

土曜日はお休みですが、まとまった物件があるので
2名が出勤しています。私は彼らの顔を見に来たようなものです。。
天気はまずまず。そこそこのお出かけ日和。

事務を担っている妹は月曜日に休みを取って
どこかへ旅に出たようです。「現地は雪か・・」なんぞと
呟いていたのでたぶん、北へ。
北へ旅立つ女性には哀愁があるものですが全くなかった。
北が似合わないにもほどがある・・全然ダメ!
詳しい旅程は聞きそびれました。

コロナ感染者数は増加の一途。誰が言ったかウィズコロナ&コロナ慣れ。
「マスク着用」と「三密を避ける」を金科玉条に大手を振って行動するようになりました。
治療の段取りがわかってきたようでコロナの死者は減少傾向ですが
医療崩壊の件はどうなったのでしょうか。あんまり聞かなくなりました。

米国では大統領選。単純な多数決で決まるわけではないから混乱を生む。
どこかの州では集計をやり直すとか。バイデン候補が今や優勢で
トランプ大統領は「絶対に諦めない」と言っているとか。
トランプの大逆転もあるとか、バイデンがこのままとか
予想屋がかまびすしいことですが、投票は終わっている。
あとは結果を待てばいい。予想が当たっても1/2の確率だもの。

大相撲11月場所が明日、初日だそうです。例年は九州場所と言いますが今年は
両国で開催され、35歳の両横綱は休場だそうです。
横綱の引退年齢を調べると、あの大鵬は30歳、私が好きだった輪島は33歳、
学生相撲出身の輪島の現役期間は11年だったんですね。
北の湖が31歳、 千代の富士は36歳になる直前、 貴乃花は30歳。
35歳の白鵬、鶴竜の両横綱が引退しないのは大関以下の力士に実力がないからでしょう。
日馬富士だって事件がなければ引退していなかったでしょう。

巷の話題に終始しました。

最後にネットにこんな見出しがあった。

<「M-1グランプリ2020」決勝の審査員が発表!>

漫才大会の審査員が発表されたという。正直どうでもいいのだが、
「審査員が発表!」って日本語として変でしょう。
「!」に「される」、や「された」の意味を匂わせているのだが、
やはり違和感。「審査員が決定!」が無難な表現だろう。

でも「審査員が発表!」も受け入れないとますます
時代おくれ、面倒くさいオヤジと言われるのでしょう。


おしまい。








文芸同人誌「糸車」発行される。

2020-11-06 13:46:25 | 千駄記

文芸同人誌「糸車」創刊号(代表:浜口美知子)が届きました。

「詩歌探究社 蓮」のデザイン部門「ロータス企画室」として
編集と印刷をお手伝いさせて頂きました。
浜口さんからメールを戴き概ね好評とのことで
めでたしめでたしです。
「糸車」にご縁があったらお手に取ってみてください。


こちらは目次と浜口さんの巻頭言。
冊子にして残すって素晴らしいことです。

生業ではこのところロクなことがないので
ほんの少し救われた気分です。ほんの少し。


昨日の夜は子守してましたよ。
職人が現場に出ていて遅くなりそうな気配。
すると職人から電話がきて「5:30に保育園お迎えお願い」と言われる。
げっ。2Fのキリン組ですなんて言いやがる。
5歳児なんて扱ったことないわ。仕方なく迎えに行く。
で、工場に連れてきてお茶を濁そうとすると
「ウチはこっちじゃない!」とか騒ぐ。
じゃあ、ごはん食べるか?って言うと「カレーライスが食べたい」と言う。
ココ壱くらいしか思い浮かばず。連れてく。
この5歳児の母親は新宿伊勢丹のブランド店で働いている。
LINEすると20:15に終わると言う。
じゃあそっちに向かうわと告ぐ。5歳児なら母親がいた方がいいだろう。
新宿伊勢丹横で合流して2人の自宅に向かっていると
職人が間もなく工場に着くという。
工場で引き渡すことにして、21:00頃引き渡し完了。

今日も朝から消耗してます。
消耗しきっていて、全体的に小っちゃくなっちゃった。

そう、週末です。土日です。
天気は良くなさそうですがまずますみたい。
私はリビングの小舟で漂うつもりです。


おしまい。








古い写真修復の巻

2020-11-05 12:16:22 | 千駄記


秋日和。小春日和にはまだ早いか。
近頃やけに妹が昔のアルバムを開いては
これ、よく写ってる・・などと呟いています。
縁側でひとつ咳をしてアルバムを開くごとく。
妹も老いたよ。

「この写真の色直せる?」

持ってきたのが今日の画像の左側、46年前のカラー写真。
昔のフエルアルバム的なものに貼ってあったのですが
台紙にくっついちゃって剥がすのが一苦労。
しかも色がすっかり抜けている。
フジフイルムが「百年プリント」なんて謳ったときは
100年後に色鮮やかでも見られないよと思ったものです。
妹の注文に応えたのが右側の画像です。

妹の母親が亡くなったのは2011年。
妹の父親が亡くなったのが今年2020年。
妹は父が亡くなってから、あたかも母を思い出したように
母のことを言うのです。以前記事にしましたけれども
白黒写真をカラー写真に変換して写真集に仕立ててみたり、
今回のように色の復元を依頼してきたり。

私が「解説」を書いた
山田恵子の第一歌集『月のじかん』(飯塚書店)に
こんな歌がありました。

母の死に母の中なる父も死に姉ちゃん長生きせよとおとうと  山田恵子

この歌はよくできている。
<母の死に母の中なる父も死に>というところ。
妹は、父が死に父の中なる母も死に・・といった気持なのでしょう。
両親とも亡くなって、初めて親を亡くした実感が湧いてくるって
感覚というものがありそうです。

こないだ事務所の外付けHDが壊れて
たくさんの画像が吹っ飛んでしまいましたが、
昔のようにプリントしておくと写真は残るものですね。
個人的なデータが壊れたり、写真が無くなったりしても
失ったものは仕方ない・・で済んでしまうのですが、
生業に関するものは一大事ですから念には念を入れて
バックアップを強化しなければなりません。


おしまい。



木枯し1号

2020-11-04 12:04:34 | 千駄記

昔、撮影したオオワシです。

今日は5時起き。間もなく出勤。
日が短いせいでまだ暗い。
日が昇ってきて朝焼けがきれいでしたよ
現場に行く職人をお見送り。
ドライブ日和だと言いながら出てゆきました。
事故なく無事に戻ってきて欲しいものです。

昨日の「文化の日」は午後から自宅にて静養。
休日は何をしていても短い。

映画2本観る。
「ザ・ガンマン」★★★☆☆
*一応のハッピーエンドでしたけどね。
「007 美しき獲物たち」★★★★☆
*ロジャームーア最後の007。いつものハッピーエンド。
でした。

編集を担当した文芸同人誌「糸車」は完成して代表者に届いたようです。
今のところは歓んでもらえてるようでひと安心。
発送作業に張り切っていらした。
私はまだ印刷製本された完成品を見ていないんですが
何冊か送ってくれるようです。

2021.1.15発行予定の個人誌「晴詠」8号は編集中です。
<取材したら記事にする>を繰り返しでページを埋めてゆく。
今月と、来月にも取材に出かけますのでその構想を練っています。
gooブログって1年前の記事をメールで送ってくるんですけど、
去年の今頃は父が施設で生きていて諸々の出来事を書いていましたよ。

木枯し1号が3年ぶりに観測されたそうです。
昔から「春一番」って言うんですから「木枯し一番」でも良さそうなものを。
何らかの理由があるんでしょうね。木枯し1号ってもっと遅い時期に
吹く、寒くて暗いイメージなのですが概ね例年並みのようです。

11月は私の生まれ月。
「誕生日おめでとうございます」とかなんとか言っちゃって
いろんな相手からメールが届いてます。
すべて私の財布を狙っている。割引券やらポイントやら特別にって言いつつ。
世知辛い世の中です。

おら、もうなんにも買えないよ。


おしまい。





油断大敵信用失墜の巻

2020-11-03 10:21:25 | 千駄記


曇りつづけています。どんよりです。
今日は主要社員たちが出勤してます。
戦力外の皆さんは休み。来ないから戦力外なのか?
戦力外だと自覚してるから来ないのか?
難しいところです。私は経営者失格。

古い画像とお思いでしょうが、昨晩買ったチャーシューです。
帰宅途中にコンビニ寄って。ちなみにLソンという
大手コンビニチェーンです。

私Sブンイレブン派なんですが
「イカ唐」あるかな?と思って Lソン寄ったんです。
イカ唐はなかったので、キムチチャーハンに入れようと
チャーシューを買って帰る。大きな数字が飛びこんでくる。
「賞味味期限20.10.30」とある。

一瞬ハテな?って思うのが人情。
だって、大手も大手の Lソンですから。
「平成20年はもう過ぎてるし、令和20年10月30日?」
そのころオレ、もう死んでるよなとか思ったり。
おそらく、明らかに、きっと2020年10月30日だよなー。
うわっ!騙された!と後悔しましたよ。

大きく書いてある方が見落としやすいということを知る。

Sブンイレブンだとバーコード読み取るとき賞味期限切れを
知らせますよね?天下のLソンにはそんなシステム無いのかな?
場末の錆びれたスーパーならいちいち賞味期限を確認しますが
大手コンビニでそんなものは確認しませんよ私。
それがブランドの信頼&信用と言うものだ。
玉子買う時くらいは少しでも期限の長いものを買いますけど。

いちいち交換に行くのも面倒なのでそのまま炒めましたよ。
レシートを受け取りませんしね私は。

最近、と言うかわが人生はこういうことが多い。
Oリジン弁当の袋を開ければ「焼いたさんま」を店員が入れ忘れていたり。
Sフトバンクでは解約した亡き父の電話代が請求され続けたり。
そしてコレだよ。

もしもブログの更新がしばらく途切れたら
私は食中毒で孤独死したんだなと思ってください。


おしまい。



たくさんの星を観たいぞ。

2020-11-02 12:43:22 | 千駄記



曇ってます。私の気分とおんなじだぁ。

画像は土曜日に訪れた
南輝子展「ROY – CWRATONEⅡ」(2020.10.24(土)– 11. 4(水))
に展示してあったもので、「短歌往来」8月号に南さんが発表した
<新・自然を詠む・撮る・描く>の原画と記事の写しです。
題して「地球は燃えてゐる」。

これを観ながら
「私も今度発売の12月号に<新・自然を詠む・撮る・描く>を発表するんですよ」
と言うと
「こないだ貰ったハガキの鳥の絵良かった」
と言って頂きました。
画家に褒められるなんてうれしいことです。
私のタイトルは「星の余韻」です。
機会があったらご覧ください。

昨日の記事で今回の旅のあらすじは書きました。
南輝子さんに会うこと、姫路城を写真に撮ること
の、ふたつが達成できたので歓ばないといけません。
何がいいって天気も良かったし。
欲を言ったらキリがありません。
淡路島にも上陸しましたしね。
淡路島はいつか星を撮影に行きたいところです。
が、星の撮影は遠征しても曇りだとどうしようもない。
ゆえに二の足を踏みます。鳥も雨ではあんまり飛びませんが
曇りなら逆にいいくらい。

明日は「文化の日」だそうです。
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」目的の日だそうで、
コロナウイルス感染症の流行がなかったら短歌界でも
いろんな催しが行われているはずの日です。
短歌大会やら、歌集の批評会やら。
私は歌壇外歌人ですから情報には疎いのですが
結構いろんな企画あるんですかね?


明日はひっそり過ごそうと思います。
じーっと黙り込むつもり。


おしまい。





新大阪駅ホームにて

2020-11-01 15:59:00 | 千駄記




帰京の途上です。

生業でゴタゴタありながら、うしろ髪引かれる
思いで昨日の朝、新幹線に乗りました。

新大阪駅からレンタカーで神戸に向かう。
今回の1番の目的は画家で歌人の南輝子さんの
個展を見ること。
お昼過ぎ現地に着きまして、小一時間ほど滞在しました。
ほんの小さな作品を購入する。
個展が終わってから我が家に送られてくるので
これは、「晴詠」8号で公開しましょう。

関西方面は何度も来ていますが右も左もわからない。
距離のイメージが掴めず、あちこち行こうって
ことにはならない。




せっかくなので姫路城を見に行く。
神戸から90分くらい走ったかな。
少し撮影してから、ホテルに向かう。
適当に予約しちゃったから中途半端に遠い。
チェックインしてからタクシーで、南さんの
ギャラリーに戻る。

近くですっかりご馳走になる。
実は10/30に伺うと私がスケジュールを
誤って伝えていたので、南さんは昨日、お店とホテルを
予約して待っていてくれたらしい。
大変申し訳ないことをした。

酔っ払ってホテルに戻る。
今日のレンタカー返却時間は15:00。
どこへ行こうか思案してるうちに、そうだ
淡路島に渡ってみようと思う。
通過したことはあるけど上陸は初。




時間調整して新大阪駅に向かう。
レンタカーのガソリンを満タンにして返却。
復路の新幹線は16:15発。
GoToキャンペーンで、クーポンがついてくる。
今回の私は4000円分。コンビニで使おうとしたら
見たことない、わからないと言われる。
結局、新大阪駅で弁当や飲み物をクーポンで
購入したけど、スマホにD Lしなきゃいけなくて
いろいろ面倒でした。

居場所がなくてホームで何本かののぞみを見送ってます。
時間の使い方の下手な私です。


おしまい。