いやいや、モックンではありません、この私。疲れのせいか歳のせいか、やたら眠くて困ります。もう信じられないくらい寝る。早い日はしんどくて午後7時過ぎ(!)に横になり、いつの間にか寝てしまってて、真夜中に目覚めてやり残したあれこれをゴソゴソし始める。そして再び寝る。キッチリ寝る。赤ちゃん並みです。
先日、「猫2匹探してます」の貼り紙がウチの前に貼られてた。何気なく読んでたら近くの人が、「あぁ、こないだ火事があったお家のネコちゃんだね。行方不明なんやね、かわいそうに」といわれて、ビックリ。火事って何のこと?火事なんて知らないよ。「消防車とか救急車とか、来ましたよね?」と聞くと、「もちろんよ。明け方の4〜5時くらいだったかなぁ?赤いランプもチカチカしてたよ。もしかして知らなかったの?」。こんなに近所なのに、まーったく気が付かなかったわ。念の為、お隣の人に聞いてみると、「火事で目が覚めたよ。炎もだけど、まず煙がすごく出てたね。もしかして知らなかったの?」。はい、知りませんでした。私、自分の家が火事になっても寝てて気づかない自信がある!キッパリ!
そんなある晩、睡眠中の私の耳に、ブイーン、ゴキゴキ、ガーン、ザリザリ、ミヨーンと妙な音が聞こえてくる。それで目が覚めた。なんだ、私ったらちゃんと起きれるんジャン!でもこの音は何?機械?泥棒?火事?と思うと怖くなって、少しだけ障子を開けてみた。
何これ?布団からガラス窓一枚隔てたところで深夜に何やってんの?
真ん中の黒い縦線は和室の窓枠。寝ぼけている私には外で何が起こってるのか全く理解不能。
雨の中、煌々と投光器に照らされているのは工事のおじ様(お兄様)方。
最初はUFOが誘いに来たのかと思ってどの服着ていこうか考えたけど、単なる工事で良かった。大がかりなもので深夜の作業は大変そうですが、おかげで夜に自宅で火事があったら
起きられそうだとわかった。
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