先日、「サロンカーなにわ」が家の前を走行した。翌日折り返して帰ってくると聞き、待ち構えた。ひとつ前の電車が到着すると中からミニ脚立や道具を持った多くの人が降車。撮り鉄さんたちって車じゃなくて電車で来るんですね、知らなかった。事前に決めていたであろう撮影ポイント目指してみなさん跨線橋をわたっていく。私もお庭でスタンバイ。
きたきた! DD51-1192に引かれてやって来た。牽引車はピカピカに磨き上げられいる。
運転席がちょうど目の前に停車、二人乗務に見えた。
何やら指さし確認中。
往路は素通りだったのに復路は数分間の停車。この間、撮影の皆さん大移動。ご近所の皆さんも集まって来て、電車と一緒に記念撮影。
そして運転士さんがどこかへ電話していよいよ出発。
警笛(汽笛?)が鳴らされ、サロンカーはゆるゆると進む。
そしたらね、ホームにいる人と乗客がお互いに手を振り始めたの。当然私も振りましたとも、全車両の乗客と!
行ってらっしゃい、サロンカーなにわ。
最後尾の展望車の人は最後までずっと手を振ってくれた。
どうです、この堂々たるローカルっぷり。都会では地元の人と乗客が手を振り合うことなんてないと思いますわ。この後、地元のおじいさんから蒸気機関車が走ってた頃の昔話も出てきて、なんだかほのぼのして楽しくなっちゃった。田舎住みでよかったことの一つです。