S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

6月の変体仮名 歌二首

2021-06-27 22:44:21 | 変体かな 仮名

今月のお習字

第2週

 

おともせ春 ふる登毛 見えぬ あさしめり

枝お裳希那る青 や支のいと

 

おともせす ふるともみえぬ あさしめり

えだおもけなる あおやぎのいと

 

第四週

奈つ山の か勢能佐日しさ 遊りの 花

佐可し天 農本る 万遍耳 う志ろニ

 

なつやまの かぜのさびしさ  百合の花

さかしてのぼる まえに うしろに

 

農の字は 今回初めてでした

 

だいぶ 読めるようになりました

先日 テレビの画面に 昔の書が出ていて

囚人がこんな字読めるんか ? というから

さっと 読める分だけ ・・・ すぐに画面が変わりましたので

自分も だいぶ読むことに慣れたので

ちょっと見でも ある程度読めるようになりました

大成長です 自我自賛 笑

 

 

 


変体かな ・・・ 研究会の後 お習字へ間に合いました

2021-03-27 22:16:59 | 変体かな 仮名

金曜日 研究会でいけないところでしたけれど

コロナで 午前中だけ

 

一応 習字のお道具は積んでおいて 様子見で

 

1時前に終わりましたので よかったです

着物で 割烹着で お習字直行

 

めったに行かないコンビニで

抹茶あんみつがおいしそうで 後先考えずに買ってしまい

運転しながら ・・・ これこぼれたら大変だと思いながら

サンドイッチも買って 完食

 

お疲れさまと 満腹で

お習字しながら 居眠りして

墨がたまって 2枚 駄目にしてしまいました

 

 

 

 

今週は

 

 

読み方は

たにかわの 水早くして ふちなみの はなをゆすふる かぜふきにけり

 

多爾可盤の みつ者やく志て 婦遅な三能 者那遠ゆ寸布流 可せふ支耳遣り

 

少しづつ 読めるようになると嬉しいですよ

書くことは 先生のお手本を見て書きますので

習い始めたころは 読めればいいんですと言いましたけれど

書かないと 読めるようにはならないと ・・・

 

本当に 今は そう思います

書くことで 読める字が増えるのでうれしいです


変体かな 今回は読みやすかったです

2021-02-27 20:56:07 | 変体かな 仮名
 
 

 

今週は 

このめふく みなみおもての ひあたりに けふもきてなく なもしらぬとり

 

この免ふく 南おもて能 ひあ多りに 今日裳き天奈く 名もしらぬとり

 

 

こんな本をいただきました

 

コンパクトな本なので

持ち歩きもできます


変体仮名 ・・・ 短冊に書いてみました

2021-02-17 22:36:24 | 変体かな 仮名

先生に 短冊2冊いただきました

 

今回の課題は ・・・

 

はるもやや けしきととのう 月と梅

 

松尾芭蕉さんです

和歌の 凝った精神性とか 人生観とか

そういうものを 入れずに

景色そのもの 情景が目に浮かぶのが 芭蕉の俳句のような気がします

冬が終わり 春めいてくるようす

 ・・・景色が整う ・・・ 

 

比較的読みやすい字でした

これが和歌になれば 字数が増えて 

読むのも 書くのも 大変

 

 

春もやや 遣し支とと能

 

 

とと能布 月と梅

 

短冊の表紙の 花の色は は 小野小町の歌ですね

有名な歌だから これはわかりました

 

花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

 

花と読まれていると 古典では桜のことですね 桜の花の色

うつりにけりな ・・・ 花の色が褪せていく 自分に照らし合わせれば 年を重ねて衰えていく

いたづらに  ・・・ 無意味に 無駄に むなしく

わが身世にふる ・・・ 雨が降る 時がたつ 時間の経過

ながめせしまに ・・・ 物思いにふける 

 

パッチワークのようにつなぎ合わせて

さあ どんな意味になるでしょうか ?


今年最後のお習字でした 変体かな 仮名習字

2020-12-11 22:46:57 | 変体かな 仮名

今年はコロナでお茶の行事なし

自分のお茶会もなし

ということで お習字は 皆勤賞でしたね

 

字の下手な自分が お習字を習うなんて 信じられない展開で

考えられなかったけれど

読む 読めるようになる という目標があって

楽しく 続けさせていただいております

 

今日は 小さく書く練習

 

 

ふゆにいる つきあきらかや まつのうえ

 

ふ遊爾いる  つ幾あ支ら可や 万徒のうへ

 

初めて書いた字は 幾 

後は書いたことのある字でした

 

 

そらをゆく ひとかたまりの はなふぶき

 

處羅を 遊く 日登可た満り能 花不ぶ支

 

この羅の字も 今回初めてでした

 

同じ歌でも 字が変えてあります

 

空を遊く ひと可多満りの 者奈婦々支