世の中は 持ちつ持たれつ
年齢を重ねてくると 余計身に染みてくる言葉で
そういう場面に出会うことも多くなりました
今まで見ていても 気にもとめなかった 気が付かなかったこと
話は 飛んで
先日いらっしゃった 裏千家の先生の方が
お濃茶は各服点てで お家元様のお好みの長盆が出るみたいね と
色々思いはあるでしょうけれど
私はいいことだと思います
これから しばらくは お濃茶は各服点で
世の中の流れ的に お若い方は飲み廻しは絶対いやという方もあります
各服点が定着するかもしれませんね
お家元様が代替わりされると それぞれにお好みのお道具が考案されます
それはきっと 新しいものを考案していかないと お道具やさんが成り立たなくなる
職人さんたちも仕事がなくなる
大きなお話になると お伊勢さんが20年に1回 遷宮があるのは
建築技術の保存のため
お茶の世界もそうだと思います 日本のいろんな技術でお道具ができていますから
お茶会もしないと お道具が売れなくなる
職人さんたちも大変です
お茶会中止で お道具やさんも お茶屋さんも お菓子やさんも
皆さん 同じ
持ちつ持たれつで 物が売れ 人が動く
今のコロナの時代では 当分大きなお茶会は無理でしょうから
小寄せのお茶会 お茶事くらいから
密にならないようにして 始めてもいいかもしれませんね
来年の初釜は ?
御宗家の初釜も 荷物預かり や 下足番 洗い方 みんな
関係者の方たちが 手を貸し出しされています
初めての時は 緊張して気が付かなかったんですけれど
見知ったお道具やさんの顔があって あ そういうことか と 笑
お家元さんて こんなに人がいらっしゃるんだと 思いましたけれど
持ちつ 持たれつ そういうことでした
各服点のお盆の話から ふと いろんなことを思いました
今は懐石の長盆を使っている方が多いようですが
少し小ぶりのお盆が出るようですね
濃茶のお茶碗4個だと そこそこ大きさもいります
お煎茶手前の長盆なら 色々ありますけれど
みんな幅が足りません 2~3碗なら行けそうですけれど
消費も協力ですね
どんなお盆ができるのか ・・・
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