初冬 今頃のお軸ですね
今週のお軸は東大寺の狭川老師の一行
門を開ければ落葉多し
昨夜の風にざわざわと葉が落ちたけれど、夜が明けると昨夜の騒々しさが一変して、門の周りには落ち葉が降り積もり、静かな 穏やかな朝だったと ・・・
どんなに大変でもいつかは 静かな時が持てるということか ?
また 木の葉が茂っていると空も見えないけれど、
葉が落ちて見通しがよくなれば今まで見えなかったものも見えるようになる、
物事は今目の前にあるものだけではなく、
その向こうにあるものも見なければ本当のことはわからないという意味もあるようです。
禅語はいろいろな解釈があって面白いですね。
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