居酒屋から一歩外に出ると、少しヒヤッとした初秋の空気が二人を包んだ。
アルコールと店の中の熱気で火照った頬にその風は心地良く、
見上げるとネオンが溶けた空が、ぼんやりと光っている。
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路地を歩く淳と雪は、始めこそ並んで歩いていたものの、先輩は次第に雪に凭れ掛かった。
雪はヨロヨロしながら彼を支え、静かな場所を探して彷徨う。
「お‥重‥」
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酔って力の抜けた身長180センチ強の先輩を支えるには、身長160センチ強の雪には辛かった‥。
しかし淳は雪に凭れ掛かりながら、特に気にせず彼女に向かって話し出す。
「雪ちゃん、君が連れて来てくれたの?」
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彼は酔ってはいるものの、その口調は割とまともだった。
雪はハイハイと返事をしながら、よろめきながらゆっくり歩く。
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すると淳はフフフと笑いながら、ほぼ全体重を雪の背中に覆いかぶさるように掛けてきた。
嬉しさのあまりか、酔いの仕業か‥。どっちにしても雪には堪らない。
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雪は暫しその重さに耐えていたが、遂に限界が来て手頃な場所に先輩を投げ出した。
「まさかここまでベロベロになるとは‥」
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間違いなく代行を呼ばなければならないだろう、と息を吐きながら思う雪であったが、
ふと隣を見ると淳は笑っていた。それはもう、ニッコリと。
「‥‥‥‥」
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何とも言えず雪が黙っていると、淳はニコニコと近付いて来た。
「雪ちゃ~ん」
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ハイハイ、と雪が応える。
彼の方を向いてみると、なんだか嬉しそうにずっと笑っている。
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それを見ていたら、なんだか雪も笑えてきた。
二人は肩を並べながら、互いにフフフと笑い合う。
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雪は気持ちが少し落ち着くのを感じた。
幾分ほぐれた雰囲気で、立てた膝の方に小首を傾げて口を開く。
「私達、このまま抜け出しちゃいましょうか?あの人達の分にお金払うの嫌だもん」
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そう言って本音を漏らす雪を、淳は依然として微笑んだまま見つめる。
「お金?」
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そう無邪気に聞き返す淳に、雪は顔を顰めながらその理由を口にした。
「同席してきたところを見れば、食い逃げしようって魂胆見え見えですよ。
人を良いカモみたいに‥」
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淳は「カモ」という言葉を聞いて思わず笑った。なんだか懐かしかったのだ。
「ハハハ、高校の時俺のことをそう呼ぶ子が何人かいたよ」
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「先輩をですか?」と、雪は幾分驚いてそう口にする。
しかし思い起こしてみれば雪だって最初は、
自らカモになる彼のことを、ただのお人好しのバカなのかと思っていた‥。
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淳はそんな彼女の表情が言わんとしているところを汲み取って、本音を口に出す。
「物に限らず‥俺に近付いて来る人達の目的って、大体知れてるから‥」
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初めて聞く彼の本音。酒のせいで幾度も漏れ出してくる、彼の心の声。
いつも人々に囲まれる彼は、色々なものを望まれる。それは物質的なものに限らず精神的な物も含まれていて、
彼はその性分で、彼らの下心を全て見抜いてしまうのだ‥。
何かを諦めたようにそう語る彼を、雪はただじっと見つめていた。
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淳は再び、雪の肩に凭れ掛かる。そして小さな声で話を続けた。
「俺もそれに合わせる方が楽だから‥」
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そして淳は消え入るような声で、彼女にこう質問した。
「雪ちゃん、俺のこと好きだよね?」
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雪は突然の彼からの問いに思わず驚き、少し赤面した。
「えっ?」
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しかしその問いかけの本当の意味は、今雪が思っているような意味合いではなかった。
「本気でそう思ってるよね?」
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常に淳の周りを取り囲む、顔の無い人々。
彼らが彼に望むもの。
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一緒に居ればご飯をおごってくれるとか?
授業で同じグループになると良い成績を取ってくれるとか?
つるめば自分の価値が上がるとか?
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合わせれば楽だと自らをコントロールし、果てに疲れて沈み込む。
本心の無い関わりの中に、ふと感じるその虚しさ‥。
雪は彼のつぶやきのような問いの中に、彼の孤独の片鱗を見る。
「あ‥」
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雪が言葉を紡げずにいると、不意に淳がパッと顔を上げた。
「考えてみれば、初めから雪ちゃん俺のことチラチラ見てただろう?」
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唐突にそう聞かれた雪は、思わず「はっ?!」と声を上げる。
しかし淳はジトッとした眼差しで、尚も雪を見つめてきた。
「チラチラ見てただろ~~」 「そ、それは‥」
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雪の記憶の中に、およそ一年半前の彼に対する感情が蘇った。
同じ復学生なのに、彼だけチヤホヤされるのがやたらムカついて‥。
変に負けん気出して挨拶しようと姿を探したりしたし‥
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そして挨拶しても素っ気なくされてからは、変に観察するようになっていた‥。
嫌悪感から来る強烈な意識があったことを、雪は思い出していた。
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しかしそれが今淳の言うような意味だったかは‥。雪は少し考えてみた。
そういうネチネチした気持ちで見てたことはあったけど‥。
違うのか?あれはこの人に気があったってこと?最初から??
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「見てたでしょ?見てたじゃない」
白目で彼を見つめる彼女に、淳が怒涛の「見てたでしょ」攻撃をかける。
しかし雪は何とも言えず黙り込んだ。自分でも自分の気持ちが分からない‥。
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すると彼はニッコリと笑った。
ニッコリと笑って、思いも寄らないことを言ってのけた。
「俺も見てたよ」
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「考えてみれば、俺ら密かに互いを見てたんじゃないのかな」
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唐突な彼の言葉に、雪は思わず身を乗り出して反復した。
「見てたって?!私を?!」「違うの?そうでしょ?」
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淳は彼女のテンションとは真反対に、冷静にあの頃を分析する。
「俺ら互いに気づいて、互いを見抜いたよね?」 「‥‥!」
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雪はサラリと黒歴史を口にする彼を前にして、当惑した。
二人の間に横たわる去年の記憶は、これまで暗黙の了解的に互いに口にしなかったのに。
「けど、最近は俺のこと見てくれないよね?もう冷めちゃった?」
「え?いやその‥」
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酔いのせいで、淳の記憶は過去と現在がごっちゃになっているらしい。
しかし彼女の反応と今の状況を見て、淳の頭はようやく整理された。
「あそっか、今はそんな必要無いのか」
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そう言った淳は一人で納得し、一人で満足していた。
甘えるようにして雪の肩に凭れ掛かり、独り言のように本心を呟く。
「あ~‥最初は大嫌いだったのにな~それがこんな‥考えてみたら笑えるよなぁ。ねぇ?」
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ハハハ、と淳は小さく笑った。
ここは自分が自分らしく居られる場所。
しかし、暗闇ではない。一人ではない。
淳の心は弾んでいた。
「いや私は‥はははははは」
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しかし雪は、そんな彼に戸惑うばかりだ。一体何を言っているのかと、もう訳が分からない‥。
「雪ちゃん」
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そして淳は、凭れていた彼女の肩から顔を上げると、彼女の名を呼んだ。
彼女が彼の方を向く‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<彼の本心>でした。
ハイ、いいとこで切っちゃいました~^^;
酔っ払った先輩もオツなものですね。二人が笑い合うカットは、なんだかこちらもほっこり‥。
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そしておまたせしました、次回はついに‥!
<秋夜のキス>です。
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アルコールと店の中の熱気で火照った頬にその風は心地良く、
見上げるとネオンが溶けた空が、ぼんやりと光っている。
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路地を歩く淳と雪は、始めこそ並んで歩いていたものの、先輩は次第に雪に凭れ掛かった。
雪はヨロヨロしながら彼を支え、静かな場所を探して彷徨う。
「お‥重‥」
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酔って力の抜けた身長180センチ強の先輩を支えるには、身長160センチ強の雪には辛かった‥。
しかし淳は雪に凭れ掛かりながら、特に気にせず彼女に向かって話し出す。
「雪ちゃん、君が連れて来てくれたの?」
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彼は酔ってはいるものの、その口調は割とまともだった。
雪はハイハイと返事をしながら、よろめきながらゆっくり歩く。
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すると淳はフフフと笑いながら、ほぼ全体重を雪の背中に覆いかぶさるように掛けてきた。
嬉しさのあまりか、酔いの仕業か‥。どっちにしても雪には堪らない。
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雪は暫しその重さに耐えていたが、遂に限界が来て手頃な場所に先輩を投げ出した。
「まさかここまでベロベロになるとは‥」
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間違いなく代行を呼ばなければならないだろう、と息を吐きながら思う雪であったが、
ふと隣を見ると淳は笑っていた。それはもう、ニッコリと。
「‥‥‥‥」
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何とも言えず雪が黙っていると、淳はニコニコと近付いて来た。
「雪ちゃ~ん」
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ハイハイ、と雪が応える。
彼の方を向いてみると、なんだか嬉しそうにずっと笑っている。
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それを見ていたら、なんだか雪も笑えてきた。
二人は肩を並べながら、互いにフフフと笑い合う。
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雪は気持ちが少し落ち着くのを感じた。
幾分ほぐれた雰囲気で、立てた膝の方に小首を傾げて口を開く。
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そう言って本音を漏らす雪を、淳は依然として微笑んだまま見つめる。
「お金?」
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そう無邪気に聞き返す淳に、雪は顔を顰めながらその理由を口にした。
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人を良いカモみたいに‥」
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淳は「カモ」という言葉を聞いて思わず笑った。なんだか懐かしかったのだ。
「ハハハ、高校の時俺のことをそう呼ぶ子が何人かいたよ」
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「先輩をですか?」と、雪は幾分驚いてそう口にする。
しかし思い起こしてみれば雪だって最初は、
自らカモになる彼のことを、ただのお人好しのバカなのかと思っていた‥。
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淳はそんな彼女の表情が言わんとしているところを汲み取って、本音を口に出す。
「物に限らず‥俺に近付いて来る人達の目的って、大体知れてるから‥」
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初めて聞く彼の本音。酒のせいで幾度も漏れ出してくる、彼の心の声。
いつも人々に囲まれる彼は、色々なものを望まれる。それは物質的なものに限らず精神的な物も含まれていて、
彼はその性分で、彼らの下心を全て見抜いてしまうのだ‥。
何かを諦めたようにそう語る彼を、雪はただじっと見つめていた。
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淳は再び、雪の肩に凭れ掛かる。そして小さな声で話を続けた。
「俺もそれに合わせる方が楽だから‥」
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しかしその問いかけの本当の意味は、今雪が思っているような意味合いではなかった。
「本気でそう思ってるよね?」
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常に淳の周りを取り囲む、顔の無い人々。
彼らが彼に望むもの。
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一緒に居ればご飯をおごってくれるとか?
授業で同じグループになると良い成績を取ってくれるとか?
つるめば自分の価値が上がるとか?
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合わせれば楽だと自らをコントロールし、果てに疲れて沈み込む。
本心の無い関わりの中に、ふと感じるその虚しさ‥。
雪は彼のつぶやきのような問いの中に、彼の孤独の片鱗を見る。
「あ‥」
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雪が言葉を紡げずにいると、不意に淳がパッと顔を上げた。
「考えてみれば、初めから雪ちゃん俺のことチラチラ見てただろう?」
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唐突にそう聞かれた雪は、思わず「はっ?!」と声を上げる。
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「チラチラ見てただろ~~」 「そ、それは‥」
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雪の記憶の中に、およそ一年半前の彼に対する感情が蘇った。
同じ復学生なのに、彼だけチヤホヤされるのがやたらムカついて‥。
変に負けん気出して挨拶しようと姿を探したりしたし‥
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そして挨拶しても素っ気なくされてからは、変に観察するようになっていた‥。
嫌悪感から来る強烈な意識があったことを、雪は思い出していた。
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しかしそれが今淳の言うような意味だったかは‥。雪は少し考えてみた。
そういうネチネチした気持ちで見てたことはあったけど‥。
違うのか?あれはこの人に気があったってこと?最初から??
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「見てたでしょ?見てたじゃない」
白目で彼を見つめる彼女に、淳が怒涛の「見てたでしょ」攻撃をかける。
しかし雪は何とも言えず黙り込んだ。自分でも自分の気持ちが分からない‥。
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すると彼はニッコリと笑った。
ニッコリと笑って、思いも寄らないことを言ってのけた。
「俺も見てたよ」
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「考えてみれば、俺ら密かに互いを見てたんじゃないのかな」
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唐突な彼の言葉に、雪は思わず身を乗り出して反復した。
「見てたって?!私を?!」「違うの?そうでしょ?」
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淳は彼女のテンションとは真反対に、冷静にあの頃を分析する。
「俺ら互いに気づいて、互いを見抜いたよね?」 「‥‥!」
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雪はサラリと黒歴史を口にする彼を前にして、当惑した。
二人の間に横たわる去年の記憶は、これまで暗黙の了解的に互いに口にしなかったのに。
「けど、最近は俺のこと見てくれないよね?もう冷めちゃった?」
「え?いやその‥」
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酔いのせいで、淳の記憶は過去と現在がごっちゃになっているらしい。
しかし彼女の反応と今の状況を見て、淳の頭はようやく整理された。
「あそっか、今はそんな必要無いのか」
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そう言った淳は一人で納得し、一人で満足していた。
甘えるようにして雪の肩に凭れ掛かり、独り言のように本心を呟く。
「あ~‥最初は大嫌いだったのにな~それがこんな‥考えてみたら笑えるよなぁ。ねぇ?」
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ハハハ、と淳は小さく笑った。
ここは自分が自分らしく居られる場所。
しかし、暗闇ではない。一人ではない。
淳の心は弾んでいた。
「いや私は‥はははははは」
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しかし雪は、そんな彼に戸惑うばかりだ。一体何を言っているのかと、もう訳が分からない‥。
「雪ちゃん」
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そして淳は、凭れていた彼女の肩から顔を上げると、彼女の名を呼んだ。
彼女が彼の方を向く‥。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<彼の本心>でした。
ハイ、いいとこで切っちゃいました~^^;
酔っ払った先輩もオツなものですね。二人が笑い合うカットは、なんだかこちらもほっこり‥。
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そしておまたせしました、次回はついに‥!
<秋夜のキス>です。
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いよいよ、明日はキッスですね~(^ω^)
待ちわびてました(笑)
それにしても、淳さんかわいいな。
私の女子力では到底、かないません(笑)
「俺に寄って来る人達はその目的が大体分かるから‥」の前の句は「別に物質的なものに限らなくても‥」
私の日本語でもちゃんと伝えられるのかしら・・・
「寄って来る人達の目的は物質的だけではなくて、(精神的な目的もいた)」の意味です。
先輩には平井和美がこんな風に見えましたね。
和美のやり方はともかく、恋心だけは本物だったのに・・・
(でも考えてみると、先輩と平井は気が合いません。
もし先輩が平井の黒騎士になったら、平井はきっと
先輩の疲労には気付かず、勝ち組意識で喜びますね。)
「雪ちゃん、俺のこと好き?」これも語尾が「~ジ」。
「雪ちゃん、君は俺のことが好きなんだよね?」っぽい感じ。
そして「お互い調べてただろう?」じゃなくて、
「お互いを見抜いたんだろう?」Or「お互いに気付いたんだろう?」
(1.調べる
2.人の能力や物の価値などを見て分かる
3.忘れず見知る)
これ、多意語ですね・・・このブログのこの訳を見るまで気付きませんでした。
何も考えず言ってきた単語・・・自国語だから仕方ないんですけど。
そして最後の無駄口。
「けど最近は俺を観察してないよね?もう(興味?愛情?が)冷めた?」ですよ。
自分が守られるとぞっこん惚れ。
これからの淳はしばらく黒田淳どころか、
飼い主(雪)に全力でしっぽを振る子犬にしか見えないから
ほほえましくて、何故か可哀想です。
今まで酷く寂しかったですね、青田先輩は。
しかも去年のあの神経戦まで運命の証だと信じてしまうなんて(汗)、人間は信じるべき事より信じたい事を信じる生き物ですね・・・
いちいち納得!そして萌え直す!
今回は(笑)師匠のが誤訳(失礼w)であって良かったですー。(師匠、柳の件立ち直りましたか?)
目的持って近づくその他の人の中にキノコもいて、ヤツはフツーに恋心だと思ったので、あらーヒドいわ淳くんと思ったんで。
まぁ突き詰めれば、彼女らは幻想に恋してるし、淳の持ち物にも恋してるワケだし、淳を所有するコトで自己満足しようとしてるコト(平井の例えすごく分かり易かったです)を自覚してる(変に自惚れない)トコも萌えですが。
「好きだよね?(ジ終わり)」
「もう冷めた?」
ですって?!ほぎゃー!
そんな会話がされてたなんて。絵だけ見た感じでは、当時の雪ちゃんを軽く責めてたぽく見えたけど、雪ちゃんが1人で焦ってるだけなんですね。淳が珍しく明け透けに、そのままな話をしてるだけなのに、ホント、コレっていつの間にかタブーな話題になってる。「当時はこう思ってた」って白状しても、もう問題ないだろうに、てか、一度キチンと話せばいーのにっていつも思ってしまいます。
青田ならぬ黒田…(笑)
ここの会話を訳した時にどこか違和感で、ず~っとシックリきてなかったんですけど、CitTさんのご指摘でストンと腑に落ちました!!
そういうことねーん!
Wmeaningも含め本当勉強になります。ありがとう!!
そして黒田!うまい!
もういっそ黒田淳と白河亮でも良かったのに‥笑
姉様
柳の件まだジワジワキてます(笑)
当時私、ここだけはほぼ全部ノートに書き出し翻訳作業をしました。師匠の記事になる日はまだまだ遠いな~と待ちわびていました。やっぱり、師匠の手にかかると全然違いますね!地元の方のリアルな訳や微妙なニュアンスなんかも教えてもらえるなんて当時思いもしなかったな~。
ありがとうございます。
先輩、お酒の力もあり素でしゃべっていて、そして、くっつく。雪を見る嬉しそうな顔。
いいシーンですね。
もしかして、これも計算ですか、青さんっ…!?
もう、ここのシーンが計算なら、逆に先輩GJですよ!
あれだけ密接しても臭わない先輩、靴たってまた履き替えて~さすが!
しかし本当CitTさんのお陰でシックリですよ~。
姉様の仰るとおり、淳は去年のことただそのままを話しているだけなんですねぇ。一般人の感覚からはかなりかけ離れていますが‥^^;
雪ちゃんの抱えたしこりが放置されてるって印象が更に強まりました。雪ちゃんもお酒飲んで本音を晒し合えば良かったのに‥。(´・ω・`)
はいたいさん
ムフフ展開ですね~!
肩にもたれて甘える仕草、確かに女子力高い(笑)
でもこれが横山だったら‥健太だったら‥と考えるとウザイだけという‥^^;イケメン無罪~~
りんごさん
おお~!りんごさんもここ訳されてたんですね~^^
いや~語尾のニュアンスとか知らないと本当誤訳まっしぐらですね‥。
この4月から韓国語講座の初級(今までやっていたのは入門編‥)がスタートするので、気を引き締めてもっと勉強していきます~~!(なぜかりんごさんに宣言)
そして先輩ったら靴何度も履き替えておしゃれさん‥
>「それは本心だよね?」
>「違うの?そうでしょ?」
>「俺ら互いに気づいて、互いを見抜いたよね?」
>「けど、最近は俺のこと観察してないよね?もう冷めちゃった?」
って、キャ―(≧▽≦)♪です!!!
もうまるきり子供じゃないですか!
こう言われたら、雪ちゃんもう反論できませんね。
(私のことそんなに好きなの???という雪ちゃんの声が・・・)
雪ちゃんにぞっこん惚れですかぁ・・・。
雪ちゃん、もう黒くてもいいじゃない!
そして
>人間は信じるべき事より信じたい事を信じる生き物ですね・・・
ホント、そうだと思います・・・。
確かにユジョンにとってはいい場面ですよ。思った通りにナイト役をして、期待通りに気遣いを受けて、望み通りにうるさい連中から離れて二人きりになれた。言いたいことも言い、納得して、満足もしている。
だけどソルちゃんは、そんなユジョンに全然ついていけてません。置いてけぼりです。カワイイけど手に負えない大型犬を拾って連れて帰ってしまったような困り方をしているようにも見えます。
3部のここの段階まで来てもまだ、二人は一人ひとり離れ離れなままなんですよねえ。重なることなくすれ違ったままの心と心。どうしてこう、一方通行なままで恋愛になっていかないんでしょうねこの二人は。
「俺のこと好きだよね?」との質問に頬を染めつつ結局「うん」とは言ってない雪ちゃん。
「去年は嫌い同士だったけど、なんだかんだお互い意識してたよね?!」という謎の同意を求められるも、歳頃の浮かれた女子なら場の空気に酔いしれて、本当に考えないといけないことも無かったことにしてイケメンとしばし見つめ合う状況ですが、やっぱりそこは冷静なのな。