一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

広島で確認したのは・・・ もちろん「広島酒」 その中でも「美穂(BIHO)」だった。  9/2

2011年09月03日 12時03分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 広島酒たち  広島駅前「福屋」) 2011/9/2

■2011/9/2(金) 風雨

広島駅前には、福屋百貨店という地場のデパートがある。 食事の前にちらりと寄ってみた。

風雨が激しくなった天候のせいもあるのだろうが、建物の割に中は閑散としていた。 入って最初に目に入ってきたのが、「なでしこJapan」への副賞で話題になった熊野化粧筆。 これも広島が誇る世界のトップスター御用達の逸品だ。  そのコーナーを通り過ぎ、地下一階の日本酒・広島の地酒コーナーへ向かった。

敢えて「広島酒」と書いたのは、広島はいろんな地区でいろんな酒造りをしてそれぞれに味も個性も違うのだ。 呉の酒、 竹原の酒、 三原の酒、 中国山麓の酒等々あるから 近年 東広島の人口増加と共に全国的にも知られるようになってきた西条地区の酒も広島全体からみるとその一部というのがわかる。 

地元の酒のコーナーに立ちチェック 「蜃気楼(これは酒祭りで賀茂鶴酒造で最初に味見した発泡性うすにごりだ。) 白牡丹の生・雨後の月・宵・菱正宗・醉心もあるな・・・・」とぶつぶつ。  そして私が注目している「美穂」を見つけた。 

これを「みほ」と読むなかれ、「BIHO(びほ)」  私の好きな酒米「広島八反」の原形にあたる酒米を使って作っている希少酒で、関西ではまず目にすることはできないかも。女性杜氏 美穂(みほ)さんが作っている酒。

でも今夜は敢えて買わなかった。 美しい穂、気まぐれで早く刈り取ってしまっては、後の楽しみも無くなるというもの、出張帰りにこの酒を買って帰るというのが、何とも自身の気持ちが許さなかった。 これはいずれプライベートな機会の楽しみにとっておくことにした。

楽しみは後回しにする方がいい。

(寅)


台風接近でも覚悟を決めて「白牡丹」   9/2

2011年09月03日 02時20分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  蛸の天ぷら&「白牡丹」   広島駅ASSE「七福神」 ) 2011/9/2  19:00

■2011/9/2(金) 風雨 台風12号接近

打ち合わせを終え、広島八本松事業部の出口に呼んだタクシーまで行こうと 傘をさしたら 強風強雨で簡単に傘の骨が曲がってお釈迦になってしまった。 見渡すと横なぐりの風が、まわりの木々を大きく揺さぶっていて台風接近を強く実感した。

タクシーで八本松駅に着いた時 こんな天気でさえなければ、西条に寄り ここでしか買えない日本酒を仕入れてから広島駅に戻るはずだったのに・・・ さすがに八本松駅に着くといつ電車が止まってもおかしくないなんていう駅員のアナウンスに 仕方なく本日の「西条」への寄り道をあきらめざるをえなかった。 本当に広島では天気との相性が悪い。

30分ほど電車に揺られJR広島駅に戻ってきたら、「20時以降の在来線運行の取りやめ」のアナウンスをしていた。 参ったな~ でも西条に寄らなくて正解だったようだ。

実は、既に広島発19時50分の新大阪行きの切符を手配していただけに それまでの約2時間、広島で食事をして帰ることに決めた。が、今夜は、広島駅ビルも急遽営業時間を2時間短縮、20時で閉店するとのアナウンスも流れた。  もし、乗る予定の新幹線が止まったら 「広島で泊まって帰るだけの事さ」と覚悟を決めた。 まな板の上の蛸の気分。

西条に寄れず買えなかった「白牡丹」を 広島まで来て飲めずに帰られようか・・・・

広島駅ビルASSEの七福神で頂いた。 アテは、蛸天(広島県は、三原が蛸で有名みたいだ。) 台風接近も何のその、「蛸天でやる白牡丹もなかなかいいね~」 広島に来た甲斐があったというものだ。

(寅)

 

 

 


ジャンボサイズ 野菜肉玉 そばWで・・・  八本松「尾和」  9/2

2011年09月03日 01時09分25秒 | 向こう見ずな「食べ物」?

( 野菜肉玉そばW     広島・八本松「尾和」) 2011/9/2

テーブルの上に置かれたメモ用紙に鉛筆で書いて渡すのがここの注文スタイルだが、私は口頭で「野菜肉玉・そばWで・・・」 と注文しした。 鉄板の上では、てんこもりのそばと野菜が何枚も焼かれている。 待つことおよそ12分ほど

ピントが甘く私の写真はうまく撮れていないが、味は抜群にうまい。  押し寄せる客に 席が足りず、常連さんに声をかけ靴を脱いで部屋に上がってもらって自宅テーブルを開放し、店の席を作っていた。

工事関係のお兄さんたち、タクシーの運転手さん、近所のおじいちゃん、赤ちゃんづれの若夫婦、私のような出張サラリーマン、とても入りきれないすごい繁盛ぶり。 55年を上回る歴史は、広島駅の人気店「麗ちゃん」とほぼ同じ、こちらの方が少し古いかも・・・

私が頼んだ 肉野菜 そばWのボリュームで、丁度500円なんだから 安すぎ! という声が出るのも良くわかる。 これが広島駅の店なんかだったらいったいいくらの値付けをしていることだろう。  そんなことを考えることができる飲食店も本当に少なくなった昨今だけにこの店の存在は貴重でありがたい。

(寅)