一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

最後の〆にぴったり 彼岸の夜空に輝く「伯楽星」    9/23

2011年09月27日 00時07分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 伯楽星  JR王寺駅前「KIBUN」) 2011/9/23

(「秋の彼岸の酒話し」もうちょっとだけ続くよ・・・) 

で、奈良から葛城に酒瓶を抱えてそのまま帰ったのか? と言えば さにあらず。 夕方通過した王寺駅で今度は下車、10/10で一周年を迎える 王寺駅前「KIBUN」で飲んで〆ることにした。

それにしてもこの店は、いろんなタイプの客が来る。 おとなしく一人飲んでいる人ありと思えば、サイケリックなおじちゃんが入ってきたり、カップル、仕事の同僚など 様々な層の客が、止まり木に留まるがごとく 深夜食堂ならぬちょっとした深夜前焼鳥屋である。

ひとしきり飲んだ一日のはずだが、どうも〆た気がしないまま家に帰る気がしなかった私。 飲んだお酒は、宮城「伯楽星」 またしてもサラ(新品)を開封一番目に当たった。 先日、台風15号で、北関東から東北地方は大雨で、宮城・大崎町という地名が出ていた。 この「伯楽星」の故郷だと思ったばかりだ。

今年3.11の被災で、土づくりの蔵が損壊したのを機にこの秋から70km以上山間に入ったところに新醸造所を稼働させると雑誌に載っていた。 今より3倍の生産能力と聞くと小さな蔵好きの私などは、がっかりするタイプだが、まずは「伯楽星」や「あたごのまつ」というブランドが無くならないことをここは喜ぶべきだろう。

この「伯楽星」で今日味わった日本酒の何銘柄目になるだろう?  たぶん70銘柄目ぐらいかな  それにしても昼から夜まで 日本酒三昧の一日だった。

今夜、むこうぎし・彼岸の空に輝いているのは「伯楽星」  神様もにっこりの澄んだ夜空だった。

(・・・・「秋の彼岸の酒話し」 おしまい)

(寅)