一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

おでんの後は、「天ぷらうどん」でしっかり麺食い  『竹乃館』  9/23    

2011年09月25日 23時07分30秒 | 『麺』食い人間なんだよな

(  天ぷらうどん 奈良市「竹乃館」)  2011/9/23

 

地酒屋『もも太朗』さんを「また、いつでも試飲しにいらしてください。 次は、是非にゅうめんも・・・」という社長さんの言葉と共に店を出ると辺りはすっかり暗くなっていた。  入った時との明るさの差で、この店に思いのほか、長居してしまったことがわかった。

肌に当たる風が、とても冷たく、入る時には遠目に見えていた「中谷堂の高速餅つき」を取り巻く百人近い見物人の輪も終了したようで、既に無くなっていた。 

「もちいどの通り」を一回りして、目当ての店が満席だった為、引き返して 本日探している酒探索の前に 少し腹ごしらえすることにした。  やっぱり夜風が冷たいなら 好物のおでんしかないな~

おでんなら・・・  あそこかあそこ  今夜はあそこにしよう! とそこから歩くこと15分ばかり。

「竹乃館」の扉を開けかけると、鍋一杯におでんを買い込んで店を出る近所の人とすれ違った。「あいかわらす、売れてるな~」と感心しながら、丸いおでん鍋の前のカウンターに腰を下ろした。

何だか忙しそうな雰囲気がまだ残っていて、注文をするタイミングまでしばらく時間が空いた。 その間 おでん鍋や竹で組まれた天井を見ていると感心してしまって案外飽きないものだ。

しばらくして「お兄さんごめん、飲み物は?」とおばちゃんに聞かれ

「今日は飲み物なしで、おでんと天ぷらうどんいいですか~」と注文。 おでんを食べ終えた後、目の前の厚釜でゆがかれ出て来たのが、この天ぷらうどん。

おでんもうどんもだしベースは共通。 同じ出汁が目の前の釜に注ぎ込まれる これがまた臨場感があって楽しい。それにこの店らしい好みの味だ。 

「結局、今日も麺食いしてしまったな~ これで何日連続だい」と店を出るなりつぶやいた。 すっかり暗くなった夜、赤くて丸い提灯が、夜風に小さく揺れながら爛爛と輝いていた。

(寅)  


奈良の地酒「もも太朗」で買ったのは、「風の森」夏の夜空・さそり座ラベル 9/23

2011年09月25日 09時00分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「風の森」秋津穂 夏の夜空・さそり座ラベル   奈良市・地酒「もも太朗」) 2011/9/23

 

ぜいたく豆本舗を過ぎ猿沢の池方向へ歩いていると

道の横に立っていたおじさんが「にゅうめんいかがですか?」と私に声をかけた。

「 にゅうめん?  結構です。」と言葉を返して行きかけると

「奈良の酒の味見もできますよ」という言葉に

「えっ にゅうめん屋さんで日本酒飲めるんですか?」と立ち止まった。

良くみると 地酒店「もも太朗」の看板ではないか。

かなり 奥の引っ込んだところに店舗がある。

移転したのか?  最近移転したのだそうだ。

「ちょっと 存在が目立たないな~ もったいな~」と思いながら店に入って行った。

 

店に入ると社長がいらして 風の森のいかき取りを全種類試飲させてくれた。

「風の森を全種置いて 且つ試飲させる店は、うちだけです。」と社長

確かに そうだと思った。

商品前の貴醸酒や 梅乃宿のオリジナルラベルの試飲まで

さっき大阪でひととおり試飲したと思ったら 今度は

奈良の地酒の試飲ラッシュ

どうやら今日は、私にとって酒の日のようだ。

菊司の奈良漬けと奈良のほうじ茶まで出してくれて

結局 社長さんと日本酒古酒の話しをし、40分ほど経っていた。

 

ここで即買いを決めたのが、写真の「風の森」夏バージョンのボトル

風の森・夏の夜空 さそり座ラベル

こんな夏の酒造っていたとは知らなかった。

季節は、秋だけど それだけに買って近いうちに飲みたいと思った。

 

「福森酒店」 ~ お酒の「のより」 ~ 奈良の地酒「もも太朗」

この通りにある酒販店とはどこも 日本酒のことで私と話がはずむ。

どうやら 整備されたこの通りは、私にとって嬉しい酒街道になりそうな予感だ。

(寅)


もちろんその日は、奈良も好天だった。 9/23

2011年09月25日 07時13分15秒 | Weblog

(奈良市三条通り) 2011/9/23  16:30

 

大阪梅田でSAKESONIを終え、JR大阪駅から天王寺まで帰途に着いた。

乗ったJR電車は、加茂行き快速だった。

天気もいいことだし、このまま葛城に帰るには早すぎるな。

結局、天王寺・王寺を通り越し、郡山あたりの車窓を眺めながらJR奈良に着いた。

それにしても 私が奈良に行くといつも好天が出迎えてくれる。今日も例外ではなかった。

三条通りを東(東大寺の方向)に歩いて行くと西日に影が長く伸びた。

三連休初日ということもあって いつもより観光客が多く目についた。

古都奈良は、実のところ「春はまだ肌寒さ残り、夏は酷暑、冬は厳寒」だから

奈良市が一番いい季節、人にすすめる季節は、やはりこれからの秋だと思っている。

美味しいお酒と食事、もちろん芸術等 深まりゆく秋を味わえるのが奈良。

今日は歩いていても気持ちの良い 奈良市の彼岸の夕だった。 

(寅)

 


一酔の夢から覚めるとそこは「酒ソニック(SAKESONIC)2011」会場だった。-⑧  9/23

2011年09月25日 00時20分35秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( SAKESONIC2011終了 出口 )

克正~玉川~酒屋八兵衛~若戎~美和桜~賀茂金秀

 

■2011/9/23(金) 快晴

二時間があっという間に過ぎた。 全蔵飲んだわけでなく 飲んだのは22蔵中18蔵 103銘柄中50数銘柄。

最後にアンケート記入して帰るのだが、お気に入りの三銘柄を記入して投函。

 

全て盃一杯程度なので、今回のSAKESONIC出品銘柄を月末の「私の酒五傑」には入れない。

▼ 今回のSAKESONI アンケートに  私が記入投函した三品はこれだった。

尚 「大吟醸」クラスは除外 純米・純米吟醸から選んだ

1 .(三重)元坂酒造「酒屋八兵衛」    山廃純米・伊勢錦

2.(長野)大信州酒造「大信州」    純米吟醸・ひとごこち

3.(広島)賀茂金秀  特別純米・秋の便り「雄町・八反錦」

書かなかったが次点は、美和櫻 純米吟醸「八反」

あと 手取川の燗もなかなか良くて印象に残った。

さて どんな投票結果になったのだろう?   とても気になる。

 

かくして SAKESONIC 2011は終わった。

SONICとは、もしかすると 瞬く間に終わってしまうから?

気づけば、一酔の夢から覚めて また一酔した彼岸の午後。

来年 SAKESONI(サケソニ)でもまた 美味い酒との出会いを期待しよう。

・・・(おしまい)

(寅)