一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

雨上がりに「豚しゃぶ」  県南部は、記録的な雨だった。  9/4

2011年09月04日 20時27分10秒 | 『食』べる門には福来たる

( 野菜創作バイキング「露庵」 奈良県広陵町) 2011/9/4  17:15

■2011/9/4(日)  雨~曇

台風12号のスピードは相変わらず遅かった。 今朝起きてようやく日本海に抜けたと聞いたから まさに昨日から人が歩くようなスピードで中国山地を越えたことになる。

のろのろ台風の中心部に次から次に湿った空気が流れ込み、近畿南部の奈良・十津川や和歌山・新宮あたりでは記録的な雨が事故を引き起こしていた。  近畿の夏のキャンプ地 吊り橋で有名な十津川の災害は、十津川好きな私としてはショックだ。 

また奈良の上北山村もいい処で、奈良県の水の源流を成すところだが、1年の降雨量の6割の雨量がこの数日に降って記録を更新、それは降り過ぎというものだろう。 辺り一帯が、じゃぶじゃぶになるのも無理はない。

ここ葛城にしても午後3時すぎまでず~っと雨が降り続いていた。 すぐ横の葛城山二は綿菓子のような雲がまとわりついていた。 

午後4時過ぎに家から出た。 灰色の雲の間にところどころ薄い青空が見えそこに半月が見え隠れ、これが「雨後の月」というものだろう。 昨晩もう飲んじゃったけど

夜は、思いっきり地元野菜と惣菜を食べようと「露庵」バイキングを選んだが、 失敗したのは、野菜類オンリー食べるはずが、ディナータイムには豚しゃぶがセットになっていて 思いのほか豚肉を食べすぎてしまったこと。

想定外の食べすぎは及ばざるがごとし 「豚しゃぶしゃぶ」の雨上がりの夜であった。

(寅)

 

 

 

 

 


あまりに遅くて 雨後まで待てない 雨中の酒   9/3

2011年09月04日 00時06分44秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  おでん&「雨後の月」生酒 )

■2011/9/3(土) 台風12号(高知~倉敷~山陰 進行中)

時速10~15kmという超のろのろ台風12号が、四国・高知に上陸したのが朝のことだったが、いまだに中国山地あたり、近年にない超SLOWスピードで北上。 このスピードの遅さが、奈良県南部~和歌山県・三重県といった紀伊半島の下半分に未曽有の雨量をもたらし、被害を拡大している。 熊野本宮あたりも水につかっているし、古座川の水量もあふれんばかりだ。 穏やかなりし景色しか知らないだけに自然が一変した様相は、怖い。

まもなく収穫を前にした稲は大丈夫だろうか?  一番に心配したのはお米の事。

ここ葛城にしても風は大したことないが、朝から地面を叩きつける雨音が止むことなく続いている。 台風一過の澄んだ夜空の月を見ながらというのは、今晩は無理だ。

広島で私が買って帰ったのは、「雨後の月」生酒の小瓶。 このブログにも何度か登場した酒は広島県・呉の酒。 そうそう昨年も大雨でJR呉線が不通になって結局、呉には行けずじまいだったな・・・ 

雨後まで待てない雨中の酒となった「雨後の月」  夜中におでんをアテに頂いた。

(寅)