一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

一酔の夢から覚めるとそこは「酒ソニック(SAKESONIC)2011」会場だった。-③  9/23

2011年09月24日 21時55分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 金光酒造「賀茂金秀」ブース  大阪SAKESONIC )

 

■2011/9/23(金) 快晴

広島は、西条の酒蔵 金光酒造さん

キャッチフレーズは「こころに残る おいしいお酒」なのだそうだ。

最近は「賀茂金秀」銘柄で、7大阪の地酒屋や居酒屋でも良く見かけるようになった。

西条の老舗有力蔵を押さえ、鑑評会で金賞受賞するなど

味・人気とも急上昇の銘柄だ。

 

「昨年 広島の酒祭りの際、テントに寄せていただき 『桜吹雪』飲ませていただきましたよ」と私が言うと

「そうですか。ありがとうございます。 昨年は、蔵を開放していませんでした。」

特別純米 (麹)雄町50%/(掛)八反錦60$の「秋の便り」をきき酒

輪郭のはっきりとした旨味を感じるいい酒

 

1年熟成の「千本錦」大吟醸も

1年熟成しているだけあって

密度を感じた酒。

 

 八反錦 千本錦といった私の好きな広島らしい酒米で作った秋の味わいは嬉しい。

(寅)

 

 


一酔の夢から覚めるとそこは「酒ソニック(SAKESONIC)2011」会場だった。-②  9/23

2011年09月24日 21時16分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 大阪SAKESONIC(酒ソニック)会場  大阪・梅田ACTⅢ)

 

■2011/9/23(金)

それにしても SONICっていったいどういう気持ちで名付けているんだろう?

本来 「音速の」 「音波の」と言った意味だが、

音速の酒って・・・? 何

 

この疑問が解けないままなので、私は敢えて ソニックと呼ばないというのもある。

あくまで 「サケソニ」だ。

と思いながら会場に三番目に足を踏み入れると22の酒蔵の方々は、

それぞれのブースポジションでスタンバイ。

 

緊張感のスタートも15分もすれば、映画を見終えたロビーの混雑のように

おちょこを持った 日本酒好き男女が入り乱れ

たちまち 会場が狭く感じられたのだった。

(寅)


一酔の夢から覚めるとそこは「酒ソニック(SAKESONIC)2011」会場だった。-①  9/23

2011年09月24日 20時48分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 大阪SAKESONIC2011 )

 

■2011/9/23(金) 快晴  秋分の日

夢から覚めると 大阪・SAKE SONIC(酒ソニック)2011  大阪・梅田のACTⅢ会場にいた。

私はこれを勝手に略して  SAKESONI 「サケソニ」と呼んでいる 日本酒きき酒会 

今年は22の酒蔵103種の酒が並んで、専用のおちょこで自由にきき酒できる。  

  

それにしても台風一過は、酒日和 関西一円に快晴の空が拡がった。

開場15分前、気が付くとなぜか私は入場列の三番目に居た。

後ろを振り返るとざっと80人近く並んでいた。

日本酒好き結構多いじゃないか。

 

参加蔵は、写真の告知チラシ通り。

名前だけ知っている酒、

知らなかった酒在り,

既知の酒在り。

秋の楽しみイベントのひとつの幕が開いた。

(寅)

 


深まる秋に「夢一献」 グラスの向こうに夢が見える。  9/21

2011年09月22日 00時03分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「夢一献」 )

■2011/9/21(水) 雨のち曇

嘘のような見出しが、私の前で拡げられた朝刊の紙面に踊っていた。 「名古屋 百万人に避難指示」 百万人に避難指示なんてとても想像つかない。 百万人もどこに避難するんだよ? 百人でも大変だろ・・・と 朝から心穏やかならずであった。

そして夕方4時のこと 仕事の打ち合わせで、東京のコンパニオン派遣会社の担当者から電話があった。「そちら(大阪)大丈夫ですか?台風」と受話器を取るなりの第一声だった。 「う うん、大丈夫。 もう行ってしまったみたいだよ。というか今頃、そっち東京あたりじゃないの?」と聞けば「そうなんですよ。 昼の3時半に電車は全て止まってしまって、どうしようか?と思ってるんですよ。」 そんな状態なのに大阪の事心配してどうするんだい! 笑えるような笑ったらいけない・・・電話だった。今夜の東京、帰宅難民が出るんじゃないかな。

今年は、想像もつかないほど 天も地も水も われわれ人間にお怒りのようだ。 皆、胸に手をあてて考えよ! と言っているようだ。

それならば私は、明鏡止水の心境で考えてみますか・・・  信州の銘酒「明鏡止水」は無かったけれど 雨も止みいつもより鎮まっりかえった大阪の片隅で「夢一献」を味わった。 

「天に星 地に花 ・・・ きっと 人は ただ、生かされているだけなんだ。」 夢一献が、そんな悟ったようなセリフを私に吐かせた。 秋の深まりをいつもより感じ始めた夜だった。

(寅)

 

 


サンキュー価格の味噌ラーメンってどうよ?   9/21

2011年09月21日 21時27分20秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 味噌ラーメン  大阪市西田辺「中華食堂・マルモリ」) 2011/9/21

■2011/9/21(水) 雨 

大阪市の西田辺は、このところラーメン屋の開店ラッシュである。 私が知るだけでもここ2ケ月で4店。 残念ながら珠玉とおすすめできる名店は見当たらないが、今後注目してみたい店はある。 

その1店舗が、西田辺交差点の四つ角に19日(敬老の日)にオープンした「中華食堂マルモリ 1号店」 今日入ってみた。 それにしてもこの店も価格が、安い。 外食のデフレ化に拍車をかけるような値付け。

味噌ラーメン・醤油ラーメン・塩ラーメンが、全て390円のサンキュー価格。 イタトマのスパゲティの390円も安いと感じたが、先日の広東飯店の300円中華そばは、例外中の例外として、この価格は充分安い。

「味噌ラーメン」を頼んでみた。 本場もんの北海道のラーメン店の味噌ラーメンに比べると本物の味噌感が足りなくて深みがないが、味噌ラーメンといえるもの。 これだったらたとえ100円高く490円付けても文句はでないだろう。というのが、私の評価だ。

「あれっ、前と同じ店長じゃないですか? 」 食べ終えてレジで女性店長に声をかけた。

「業態変更したんです。価格で勝負ですわ」と体格のいい女性店長。 ちょっと今回の業態に手ごたえを感じているようだった。メニューもラーメンだけでなく中華全般に幅を広げ、メニューと味の見直しも行っている。 

これは、道を挟んで向かいにある「餃子の王将」にとってかなり脅威になるなと思った。 ここを実験店に餃子の王将の商圏攻略に照準を絞った・・・かな? 

この一号店を機にチェーン店化が進むかどうか ちょっと この商売の行方も興味がある。 

それにしても 何日続いているだろう、 今日もまた麺食いしてしまった。

(寅)

 

 

 

 


「いくら何でも安すぎ~」 そんな中華店が大阪・長居にあった。

2011年09月21日 00時03分00秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 大阪市長居 「山東飯店」) 2011/9/16撮影

■2011/9/20(火) 彼岸雨

ある人に言わせるとこのブログのジャンルの中でも 私の麺食いライフ「麺食い人間なんだよな~」が、意外とまとまっている感じなのだそうだ。 別に凄い有名店は、出てこないが。

よくもまあ、麺類ばかり食べてと言われるが、実は今日も麺を食べたし、昨日もおとといも食べている。 極論すれば、一年365日あるが、一日一食なら365日 麺が続いても構わないというぐらい、抵抗感が無い。

作るのも結構好きで、「焼きチャンポン」・「焼きスパ」・「焼きビーフン」とフライパンがあれば何とか麺料理ができる。

16日金曜日夜も  「浅間山」吟醸力一を呑んだ後、印象的な麺食いしたが書き忘れていた。 別に誰に聞いたわけでなく 開いてる店も少なかった。 なんとなく雰囲気を感じた店に入るのが私流、それでほとんどハズレがない。 〆にラーメンを食べて帰ることにした。(というか、飲んだ後は必ず何かしら麺を食べないと終わった気がしないものだから)

入った店は、少しはずれにあるカドの店、入ってみると おばあちゃんと孫や家族連れが、夜も遅いのに食事で賑わっていた。 夫婦でやっているお店のようだが、二人の顔立ちと口にする日本語の感じから中国の人だというのがわかった。 たぶん山東省の出身なのだろうか。

私は、お水を持ってきた奥さんに「中華そば!」と注文。 メニューを見る必要などなく。 やがて出て来た「中華そば」に付け出しで付いていた「きゅうりのキムチ」がとても美味い。 「中華そば」もそれなりの味だった。

店の雰囲気は、地元に愛されている中華屋さんといった雰囲気。 食べ終えて「お勘定~!」と言うと奥さんが「さんびゃくえんです~」と言ったように聞こえた。 一瞬聞き間違えかと思って確かめたがやはり「300円」だった。

「えっ、本当にこれ100円玉3枚でいいの?」と聞き返したほどだ。 「いくら何でも安すぎだよ~」と嬉しい反面、もうちょっと考えて値付けしろよ という気にもなった。 おたくよりまずくて倍の値段のラーメン屋、山ほどあるのに~ と

ということで、久々にサプライズを受けた 大阪市長居の『山東飯店』。 聞けば、やはり長居では隠れた名店らしい。

次も 長居で美味しい日本酒を飲んだ後は、ココだな・・・ だから麺食いは、やめられない。

(寅)

 

 


彼岸を出迎える 郷に咲いた彼岸花   9/19

2011年09月20日 00時10分50秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 奈良県葛城市寺口地区) 2011/9/19

■2011/9/19(月) 晴~曇~雨

さすがに昨年だけだった。私が知る限り、彼岸の中日に彼岸花が咲かなかった年だった。

今年は、例年通り、彼岸を出迎えるかのように咲き始めた彼岸花

この赤い色が、田のあぜ道に点在しはじめると

郷に秋深まるの合図なんだ。

(寅)

 


ヨーロッパに元気を! と言ってるみたい ドイツのビール祭り  

2011年09月19日 17時35分55秒 | Weblog

( ロイター 2011/9/17)

ギリシアに端を発した国家経済破たんの暗いニュースが、ヨーロッパ全土(ユーロ圏)に

激震のように走り、日本へもユーロに対して極端な円高という形で、

暗い影を落としている昨今

写真は、世界最大のドイツ・バイエルン州 ミュンフェンの「ビール祭り」

不景気なんか吹っ飛ばせ!  ヨーロッパに元気を! と 彼女たちは

言ってるように見えなくもない。

これから日本もハーベストの秋を迎える。

不景気風を吹き飛ばせ! 日本にも元気を! といきたいものだ。

(寅)

 


次に飲んでみたい奈良の酒は? 中谷酒造「奈良吟」かな・・・  9/19

2011年09月19日 12時45分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 大和郡山市 中谷酒造「奈良吟」)

■2011/9/19(月)

次に呑んでみたい奈良の日本酒は?

別に誰から聞かれたわけではないが、昨日たまたま仕事で我が家に訪れたM君も酒が好きとのことで、「嫁さんの実家が新潟でして・・・、新潟の酒はうまいですわ~」なんて言ったもんだから、「それは違うんじゃないかな~」と言葉を返した。

新潟の五百万石の端麗辛口酒を称賛しすぎる酒飲みを私はあまり信用していない。

かの「義侠」の山田社長に言わせると 「山田錦の本来の味を出すことなく 端麗辛口にしてしまって・・・米が可哀そう」 という意見に私も一票投じる派だからである。

「奈良の日本酒は、どうよ?・・・」と聞けば、「自分は和歌山出身で、奈良の酒はほとんど知らないんです。 でも10/1づけで大和郡山か 奈良市のどちらかに単身赴任の辞令が出る予定なんです。」とのこと

そんなことで、大和郡山なんて地名が出て来たもんだから、つい自問自答した次第だ。 大和郡山でおすすめなら 中国の和食店でも久保田や八海山を向こうに回し、旋風を起こしている小さな蔵・中谷酒造の酒だろうな・・・

以前このブログでも少し触れた蔵で、直近の全国新酒鑑評会では千代酒造と並んでただ二蔵 奈良県から金賞受賞に輝いた蔵だ。 「萬穣」が代表銘柄。 奈良県内の酒屋でほとんど見かけることは少ない、レアな存在だが、切れ味はなかなかのものだ。

その名も「奈良吟」って いかしてる。  今飲みたい奈良県の酒は、ひと夏越したこの「奈良吟」かな・・・ 

(寅)


朝に「吟醸酒粕味噌汁」 久々に作ってみた   9/19

2011年09月19日 11時15分55秒 | 向こう見ずな「食べ物」?

( 吟醸酒粕味噌汁 ) 2011/9/19  11:00

■2011/9/19(月) 祝日 晴

休日の日の朝は、私の朝食は朝昼兼用となっている。 それは、休日の前日は深酒していることが多いから。

作り置きの味噌汁はあるにはあるのだが、今日は久々に自分で味噌汁を作ってみようという気分になった。  スキッと抜けた青空を朝、見せつけられたせいもあるのだろう。

まず愛媛「伊予のいりこ」から出汁をとる。 最近なかなか良い出汁の出るいりこを見つけた。 味噌は「鹿児島の麦味噌」。 そして具材は、畑からとってきた「冬瓜とオクラとねぎ」。 そしていずれこのブログでも紹介したい美味しい「地元奈良県の厚揚げ」。 そして別鍋で溶いた「「梅乃宿」の吟醸酒粕」。

で、できあがったのが、麦味噌にうまく米の旨味がブレンドされた いかにも男が作った田舎風味の酒粕味噌汁。(写真) 自分が納得する素材を使って、できたらこうなったというもの 

このこだわりの「吟醸酒粕味噌汁」と「高知産玄米ごはん」と「卵焼き」と「鮭」と「きゅうりの糠漬け」。 粗食なので全てをお見せするのははばかるが、私の今日のブランチだった。

たまに鍋に向かってみるのも悪くない。  ただし、たま~にという条件付きだが。 

(寅)

 


時に天気予報は、ハズレテ あっぱれ(天晴れ) !!   9/19

2011年09月19日 09時27分45秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 奈良県葛城市寺口地区より) 2011/9/19  am8:00

■2011/9/19(月) 晴

この三連休、雨マークじゃなかったのかい?   また今日も朝から太陽が元気そうだ。

それならそうとこの連休は、違う予定を立てていたのに・・・  

とグチのひとつも出かけたが、

まぁ休肝日も必要だし

何と言っても 奈良県南部(十津川・野迫川)の避難警告も解除されたとのこと、

天気予報ハズレテ 天晴れ!  となった。

 

家の上に行ってカメラを向けると空は、澄み渡っていた。 

左先は、大和郡山市・奈良市。

これから秋深まると・・・

 お酒とおでんそして甘い物を求めて向かうところなんだ。

(寅)

 

 

 

 


葛城の秋は、夜「風の森」を越えてやって来る !?  9/18

2011年09月19日 00時02分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 油長酒造  「風の森」秋津穂しぼり華 )

■2011/9/18(日) 晴

「ひと足お先に秋を味わうなら 日本酒に限る。」 という台詞(せりふ)は、たぶん万人に通用しない物言いだろうけど、少なくても私はそう思っている一人だ。

昨日載せたモノトーンの写真ではないが、9月は、写真の地元の酒以外にもたくさんの銘柄を味わった。 おまけに今月は、月末までにまだ幾多の銘柄との出会いができそうな気配である。 

毎月末書いてきている「私の酒五傑」は「私の十傑」に枠を広げないと納まりきれないのではないだろうか!?  と 危惧している。

それにしてもまだまだ暑い。 今朝などは、週間天気予報の雨模様が嘘のようにはずれ晴れわたっている。 大雨にならなかったことを素直に歓びたい。  だからといって秋はどこ? と心配するなかれ、今年も彼岸に向けしっかり彼岸花が咲き始めた。

秋は、忍び足でやってくる。 もちろん夜に・・・  一日一日長くなる夜にその足を忍ばせ、昼間は何食わぬ顔で、まだ夏してるのよと強がっているが。 そしてその忍び足は、この葛城にも。  風の森峠を越えて 垂れる稲穂には月光が降り注ぎ、空気はさらに澄み、そして宵闇に冷たさを増してやってくる。  次に気付いた時は、夏のカムフラージュを解いて、そこには満面秋の表情。

かどうかは、さておいて・・・

奈良・葛城に忍び寄る秋を感じてみるのに最適かもしれないな~ この酒は。 先日の東川酒店さんで購入の一本を早速開封。 口に感じる発泡感が爽やかに駆け抜ける。

「風の森」秋津穂しぼり華 

今もって 私が「コストパフォーマンスNO.1の生酒ならコレ!だろう」 と口外してはばからない酒。 秋津穂は、食米のはずだけどこんなにも美味しい酒を こんなに低価格で作ってくれる酒蔵には、稲穂以上に頭が下がる。

盃よりワイングラスでどうぞ~」 と ちょっとした集まりに持参するととても喜ばれる酒でもある。

(寅)

 

 

 

 


私の「風の森」の供給基地   御所市「東川酒店」  9/17

2011年09月18日 00時08分10秒 | Weblog

( 御所市「東川酒店」 ) 2011/9/17

■2011/9/17(土) 晴~曇時々雨

まるで別府温泉か!?  湯けむりを上げているような白い雲が葛城山を取り巻いていた。 また 大雨が降ると大変なことになるな・・・。 連日、全国ネットのニュースでは、奈良県の五條市・十津川村の地名が流れている。 国道168号線を下れるのはいつになるだろう。 

海に面していない奈良県、東北地方のような海津波は考えられないが、1500m級の山々が連なる中、谷間に点在する集落は、その山々を駆け下りてくる洪水が、津波と同じく集落を呑みこみ傷跡を残している。

下に降りると私の家も白い雲に包まれていたが、そんな雲を見ながらまずは、大雨にならないことを祈った。

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さて今日は、もうひとつの地元の日本酒の供給基地(酒屋さん)を紹介したい。御所市「東川酒店」 どこの街角にもあるごく普通の酒屋さんといった感じのお店だ。 但し、現在では御所市長の自宅店舗ということでもある。

小雨が降りやんだ中、扉を開くとチャイムがなり奥から奥さんが出て来られ「いつもありがとうございます。」と物腰やわらかに挨拶してくれ、早速おすすめのお酒の話をしてくれる。 

奥さんは、私とわかるなり早速「秋の限定酒 「風の森」笊籬採り(いかきどり)がこの秋でたばかりで、とても美味しくておすすめですよ~」とすすめてくれた。

何とも上品で丁寧な物言いに私は二つ返事で、「じゃ それにしようか・・」と言いかけたが、実は一升瓶でしか作ってないとのことで、泣く泣く断念となった。

「四合瓶なら即買いしてるのに 冷蔵庫に一升瓶なんか入れると夫婦争議のもとだから・・・」と言うと 「ええ、そうですよね~ そんなお客さん、結構いらっしゃいます。 秋の涼しくなる頃まで待ってみられるのもいかがでしょうか。 」という言葉に諭され 機会を待つことにした。

この店は、特に油長酒造の「風の森」を主力にフルラインナップで取り扱っている。 奥さんが話してくれる油長酒造の新製品情報が楽しみで、時々ではあるがこの店に寄るようにしている。 今日は、霜月祭や御所の旧家の話しを奥さんから聞くこともできた。

本日、手にしたのは「風の森」秋津穂の四合瓶。  11月後半ぐーっと涼しくなった時には、風の森「いかきどり」購入に再チャレンジしたい。

(寅)


この秋の空き瓶たちに 日本酒の秋を感じる  9/17  

2011年09月17日 21時01分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( この秋の空き瓶たち  葛城市自宅)

左から  大倉「備前朝日」  梅乃宿「山廃ひやおろし」  千代「雄町ろくまる 秋あがり」

 

■2011/9/17(土)

毎年、10/1の「日本酒の日」を挟んだこの9月~11月は、日本酒のゴールデン月間といえるだろう。

各地でイベントも開催されるし、何と言っても実りや収穫と言った

嬉しさを実感させてくれる季節に他ならない。

ハーベスト ムーン

 

子供の頃、大して好きでなかった11月が大人になって大好きになったのは、

日本酒並びにそれをとりまくアテたちと決して無縁ではないだろう。

子供の時には、決して味わうことができなかった

味覚の境地がそこにある。

 

まずは、地元・奈良葛城の秋の酒を飲んでみたが、どれも上々の味わいだった。

楽しみだな、この秋が・・・

 

この秋酒の空き瓶たちに 近づく日本酒の秋を感じている。

(寅)


場を変えて 金曜夜の〆は「浅間山」カーにした。   9/16

2011年09月17日 09時15分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「浅間山」純米吟醸カー  大阪市長居 ) 2011/9/16(金) 21:00

■2011/9/17(土) 曇時々晴

昨日、夜遅く雨に降られて家に帰って来た。 さすがに酔いが回っていたのがわかったのは、今朝のこと。

昨晩書いたブログを読み返してみると結構誤字・脱字が目立つし、文脈の不確かさも散見。 ブログ修正から始まる休日の朝なのだ。

そりゃそうだよ 少なからず 半ば清涼飲料水でも飲むかのように日本酒飲んだんだから・・・ とつい飲み過ぎてしまう自分の姿を一瞬反省

「肴や 咲楽(SAKURA)」を、また来てくださいという言葉と共に出て、実はもう一軒寄った。と言うか寄ってしまった。 長居という地名だけあって、つい長居してしまうのはこの街の持つ 何となく雑然且つ普段着感覚が混在した雰囲気のせいだろう。

最後は、群馬「浅間山」の吟醸酒カー    カー(Car)って何だい? と言う人も多い。 浅間山をドライブでもするつもりか?  スキー正宗みたいだよな・・・ という気になるネーミング

カーじゃないさ「リキイチ」さ 

(麹米)群馬の若水 & (掛米)福島のチヨニシキ   これは私にとって初体験、何ともクラシカルなお米の酒じゃないか。

店にはその他 結構ポピュラーな日本酒が揃っている。 が、気にいらないのが、カウンターにずらり「十四代」の空瓶を並べている事。  そんなのひけらかして 真の日本酒ファンが喜ぶと勘違いしてないか!? と思いつつ

でも 今夜は「浅間山」を置いているということに免じてその気持ち抑えるとするか・・・ おまけに私が、そのサラ(新品)の瓶の開封者だし。 

やがて 私のグラスに 浅間山「力一」が注がれた。 (写真)   いいね~ 開けたての音は。 「力一」 (りきいち)とは、力いっぱいという意味。 渾身の力で作ったお酒です。ということだろう。

金曜最後の〆は、浅間山・吟醸酒「力一」 適度な吟醸香にシャープさを力いっぱい味あわせてもらった夜だった。

(寅)