夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E スイッチ交換の段取りから

2019-08-27 15:46:12 | Weblog
モニター切り替えスイッチが壊れているらしい件です。すでに予備機からロータリースイッチは取り出して確保してあるので今日は交換が可能かどうか調べるところからです。

何はともあれスイッチ部の開閉式カバーを外す必要があります。カバーの下のボディ側に開閉機構の軸ネジがあります。

電源コネクタのネジに付けてあるのはシンクロスコープのマイナス側を繋ぐための線です

ネジを抜くとカバーが外せます。


おっと、小さなワッシャーが落ちました。危ない危ない。


カバーの上側にも軸ネジがあります。これが邪魔でパネルの固定ネジが一本ドライバーが入りません。


面倒臭いけど基板を抜いて軸ネジを緩めます。このネジが脱落するとやっかいなのでパネルを外した後で紙テープで押さえました。


パネルを外しました。

配線は余裕があってスイッチ交換作業は可能でした。工場で組むときもこの状態でワイヤーハーネスを繋いだんでしょう。

補助基板を外してスイッチの裏を観察。ざっと見たところ半田付けもパターンも正常です。


パネルの奥はこの通り、配線でぎっしりです。


作業台の上は大騒ぎ。


外した部品は箱に入れておきます。ネジは袋に。


ここで考えました。前にも書きましたが私は手先はともかく、指先は器用じゃないので細かい作業にはそれなりの段取りが必要です。
この基板は慎重に扱わないと配線を切る恐れがあります。(経験あり)
スイッチの取り外しと取り付けの際配線にストレスを掛けないように養生することにしました。

これで安心。補助基板も紙テープで留めました。

女房殿が買い物に行きたいと申しております。続きは後ほど。

午後です。昼食で腹一杯になったところで作業再開。


故障しているスイッチの半田を吸取ります。こういうのが苦手の作業。


スイッチが暑くなりましたが取れました。


パターンを傷めることもありませんでした。無理してこじるとやっちゃいます。


予備のスイッチを入れて


半田付け。


補助基板を取り付けて


本体に戻します。


カバーも取り付け。


テストです。


Bchの接触不良は直りました! 問題がひとつ解決。
コメント
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