夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ビデオ編集は大詰め

2022-02-23 13:27:38 | Weblog
映像を編集するというのは、時間と空間を超越して観る側を振り回す作業ですからこんなに面白いことは他にありません。
過去に何本か映像作品を作り、様々な人たちに観せてきましたが、何度も聞いた反応が「よくわからなかった」「これは誰?」。
テレビじゃあるまいし、そんなことはどうでもいいんです。作りたいから作るんで、言葉にはしませんでしたが「お前に何がわかるってんだ」。

あまり感情的になるのは抑えて作業を続けましょう。
表現は若干違うかも知れませんがいわゆる「劇中劇」のラストで字幕と語りを追加しました。
背景は8ミリで撮った夏の日本海の波打ち際です。

遠い昔撮った自主映画の、昭和50年の屋代線若穂駅その他とカットバックするんですが、その最後のカットです。
16歳の少女が夏休みに旅に出る、それだけの映画ですがこれが決めのセリフです。

今日も Premiere6.5 がヘソを曲げてこんなメッセージ。意味不明です。

再起動で解決します。

現実に戻ったカットにも字幕と語りを追加。


まとめのシーケンスの終わり近く、木島線ラストラン間近の、Ikegami ITC-870 を最望遠で引っ張って撮った、上り電車の後姿です。
今まではこれをカラーから徐々にモノクロに変化させていましたがここから後ろは全部カラーに変更。
この作品は基本的にモノクロで、ここぞという場面をカラーにしています。


四ヶ郷駅でのラストランイベントも


カラーに戻したら明るい雰囲気になってメインのモノクロとの対比で時間の経過が表現できたような感じが出ました。


この作品を作る中で手に入れた水飲み鳥ハッピーバードはずいぶんボロになりましたが相変わらず動いています。


完成までもう一息です。
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