夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ベーカム一体のHL-95で電源BOXテスト

2019-01-13 08:16:52 | Weblog
昨日改造した電源BOXをベーカム一体HL-95に繋いで動作確認です。

電源BOXのヒューズを前に適当に入れた15Aから5Aに変更。5Aは根拠があってのことではなく「まあこんなもんだろう」。なお、ヒューズホルダーは接触抵抗を考えてヒューズが面接触するタイプです。


電源コードを繋ぎます。このコードは工房でいろいろテストする物で細いんです。実際に収録するときはHL-95のバッグに入っていた太い1.25sqを使いますが、それは以前どこかで作った物で上手とはいえない半田付けなので、私が改めてコードをカットしてコネクタの半田付けをやり直しました。ソフトコードで寒くても固くならなくて助かります。
普通こんなところに1.25sqなんていう太いコードは使わないと思いますが、きっと前にもこのカメラの電源では手を焼いたのでしょう。テスト終了後それが足元にあるのに気がつきました。


カメラ側はBVV-5のDC INに繋ぎます。


準備完了。


テープを準備。これは試し撮りに使ったEDBetaテープです。ベーカムSPテープは何本も確保してありますがもったいないのでテストはこれでいきます。


カメラとデッキのスイッチを入れ、バッテリーチェック。元気でいいですねえ。ちょっとまごつくのはHL-57以降はBVV-5のスイッチを入れるとカメラ側はスイッチOFFでも勝手に電源が入りますが95は両方ONにしないといけない点。


各動作は全く問題ありません。レンズのパワーズームを動かしてもテープの出し入れをしてもPLAYを押しても正常です。



テスト中「あれっ」、前は出ていた"MEMORY BRAEK"が出なくなっていました。出ないほうがいいけど何で?
これでHL-95に関して当面気がついた問題は解決しました
ところでHL-95とBVV=5を一体化した場合、消費電力はどの位なんでしょう。BVV-5は14WですがHL-95は不明です。カメラのどこかに表示があるかも知れませんが。95のベースになった79Eは約26Wなのでそれに近いと考えると一体化で40W。電流は40W÷12V=3.3A。たいした電流ではありませんが、例えば電源系の接触抵抗とコードの抵抗が合わせて0.3Ω(現実にあり得ます)とすると3.3Ax0.3Ωで0.99Vの電圧降下となり元の電圧が12Vでは無視できません。なので接触部の面接触、太いコードと昇圧コンバータは有効です。

続いて昨日上越のハードオフに寄った際息子が\108で買ったCanonの8ミリカメラAuto Zoom 814 Electronicの点検。結果は明日お知らせします。
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