古い Tokina レンズは詳しくありませんがバル切れとか色々不具合があるようです。
でも条件によっては Canon レンズとは違う写真が撮れるので気に入りました。
壊れて直したけどまた不調になって保留してある FUJIFILM FineOix S2Pro に近い、記憶色系。
そういえば昔使っていた OLYMPUS のコンデジもいわゆるオリンパスカラーであれも好きでした。
今回手に入れた Tokina AF 20-35mm は大きな問題はありませんがこれもレンズ内部を見ると「ん?」
近いうちに分解して後玉ユニットをクリーニングするつもりでカニ目レンチを自作することにしました。
そんなことをしなくてもノギスで代用できるんですがリングナットに傷が付くので。
材料はこれ。真鍮の釘です。
頭をカットしました。
自作の折り曲げ機で
直角に曲げます。
まだ構想がまとまっていませんがこんなのが出来ました。
自作カニ目レンチで定番のダイソーで打っているコンパスをニコイチした物は数年前の奴。
これはまだ製作過程で、イメージを掴むため。
これでは力がうまく伝わらないなあ。曲げ位置も変更しないと。
先端はリングナットの溝に合わせて精密に削るつもりですが。
違う案も考えました。これでもいいんですがこの方式だと回す力がうまく伝わらないでしょう。
溝から外れてレンズを傷める可能性大。実は違うレンズで一度失敗しています。
それはさておき、今日は晴れたし現状でどんな写真が撮れるか試し撮りに行って来ようじゃないですか。
レンズは丸一日以上調湿剤と一緒にビニール袋に入れておきました。
場所は長野市山手の某所です。
撮ったのは Jr. ですが私のミスで露光が -1.3 になっていてアンダーです。
アンダーのおかげで土壁の調子が出たと弁解。
アンダーがいい方向に効いて晩秋の光を受ける柿の質感が最高。
最初に逆光気味の条件で撮ったのがこれ。この時点では 0 ステップです。
Jr. 曰く「このままでいいや」。
おいおい、せっかくレンズをクリーニングしてやろうとしてるのに。
まあいいでしょう。バル切れの方をなんとかして成功したら私が使うことにします。