人間の４つの幸せ

今、読んでいる「これからのリーダーに贈る１７の言葉」という本の中にあったお話なのですが

ある会社の社長さんが、知的障害をもつ２人の少女を会社で雇用し始めたんです

でも彼女たちは、施設にいれば働かずにすむので楽なのに、
なぜそんなに働きたいのかが、分からなかったそうなんです

それである時、そのことを、お寺の住職さんに尋ねたそうです。

すると、次の回答があったそうなんです


「人間の幸せは、物やお金ではありません。

　　人間の究極の幸せは次の四つです。

　　人に愛されること、

　　人にほめられること、

　　人の役に立つこと、

　　そして、人から必要とされること。

　　愛されること以外の三つの幸せは、働くことによって得られます。

　　障害をもつ人たちが働こうとするのは、
　　本当の幸せを求める人間の証なのです。」


なるほど


知的障害をもつ方は、働くことで生きる喜びを感じることができるのですね

でも健常者は、この幸せを意識することはないんです。
意識しなくても、その幸せは、心をずっと満たしてくれているんですよ


世の中には、さまざまな理由で、
働きたくても、仕事が得られない方達もいらっしゃいます。


仕事を持つ方達は、

仕事がある

ということだけでも、とても幸せなことであり、
そこから幸せを得られる、ということもまた、幸せなことなのですね