行ってみたいのは、丹後半島にある
宇良神社~筒川~本庄浜である。
住所は京都府与謝郡伊根町本庄浜、京都でも日本海側だ。
その前に・・・、
日本の昔話といえば、
桃太郎とか、さるかに合戦とか、鶴の恩返しってのもあったっけ。
でも古代史好きから言わせてもらえば、
「浦島太郎」の話が全てにおいて別格なんだよね。
なんというか、そのリアルさに・・・、
まず、浦島太郎の話は、他の話と違って日本の正史である「日本書紀」に書かれていることからも特別なのであります。(エヘン)
日本書紀に、丹波国餘社郡(現・京都府与謝郡)の住人である浦嶋子は舟に乗って釣りに出たが、捕らえたのは大亀だった。するとこの大亀はたちまち女人に化け、浦嶋子は女人亀に感じるところあってこれを妻としてしまう。そして二人は海中に入って蓬莱山へ赴き、各地を遍歴して仙人たちに会ってまわった。
実際、この地で何かあったんだろうね。
まずは宇良神社(浦島神社)
なんと主祭神は浦嶋子(浦島太郎)
亀の甲羅に、わらで作った亀の作りもの(みの亀)
次いで近くを流れる筒川も見なければ、
丹後国風土記には、
「筒川の里、日下部首等の先祖に姿容秀美の筒川嶼子という者、即ち水江浦島子がいた。」
とちゃんと筒川のことも出てくる。
まさか、この村か?
ぜひその村にも訪れたいものだ。
そして本庄浜だ。
亀を助けた浜?・・・というよりも実際はここから出た小舟で沖合で難破したんだろうね。
さてオイラの推理はこうだ。
浦の嶋子が体験したのは海難事故である。
嶋子が体験したのは、おそらくこうだ・・・・。
筒川の近くの村に母親と住んでいた嶋子は、いつものように本庄浜より小舟を出して漁に出たものの、
途中で転覆し、海中に投げ出された。
もがき沈みゆく海中で見たのはこのような景色で、
そのうち意識が薄れていく嶋子・・
「あぁオラは死ぬのだな・・・」
ところが、
なんと運の良い男だろう。死んだと思ったこの男は仮死状態のまま、波に流されて奇跡的に遠く離れた浜に打ち上げられた。
九死に一生を得た嶋子だったが、事故のショックで昔の記憶を失ってしまった。
打ち上げられた浜の村で十数年間、生活を送った嶋子、
結婚もして美しい嫁ももらった。
(本人曰く天女のように美しい妻だそうで)
そんなある日、
仕事の用事で遠くの村へ行くことになり、故郷の筒川の付近を通った時に、
嶋子は、はっと昔の記憶を思い出す。
(ここはオラが育った村じゃないか!)
記憶の戻った嶋子は母の待つ家へと向かう
しかし、嶋子の母はすでに他界、現代と違い平均寿命の短い昔では
嶋子を知る村の者もすっかりいなくなっていた。
そんな中、ある男が「そういえばじいさんから聞いたことがある、昔、村に嶋子という者が沖合で流されて帰ってこなかったと。」と。
このことが嶋子の体験談も含め、村で評判になり、
長く記憶されることとなる。
(少し大袈裟に脚色されて・・・)
数十年後・・・、
遠く離れた朝廷から、地元の昔話を伝えよとの命令があって、
村の古老がこの話を上げることとなる・・・・。
まぁ、こんなとこだろう。
う~ん、行ってみたいなこの場所へ。
【ヒゲ親父】
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宇良神社~筒川~本庄浜である。
住所は京都府与謝郡伊根町本庄浜、京都でも日本海側だ。
その前に・・・、
日本の昔話といえば、
桃太郎とか、さるかに合戦とか、鶴の恩返しってのもあったっけ。
でも古代史好きから言わせてもらえば、
「浦島太郎」の話が全てにおいて別格なんだよね。
なんというか、そのリアルさに・・・、
まず、浦島太郎の話は、他の話と違って日本の正史である「日本書紀」に書かれていることからも特別なのであります。(エヘン)
日本書紀に、丹波国餘社郡(現・京都府与謝郡)の住人である浦嶋子は舟に乗って釣りに出たが、捕らえたのは大亀だった。するとこの大亀はたちまち女人に化け、浦嶋子は女人亀に感じるところあってこれを妻としてしまう。そして二人は海中に入って蓬莱山へ赴き、各地を遍歴して仙人たちに会ってまわった。
実際、この地で何かあったんだろうね。
まずは宇良神社(浦島神社)
なんと主祭神は浦嶋子(浦島太郎)
亀の甲羅に、わらで作った亀の作りもの(みの亀)
次いで近くを流れる筒川も見なければ、
丹後国風土記には、
「筒川の里、日下部首等の先祖に姿容秀美の筒川嶼子という者、即ち水江浦島子がいた。」
とちゃんと筒川のことも出てくる。
まさか、この村か?
ぜひその村にも訪れたいものだ。
そして本庄浜だ。
亀を助けた浜?・・・というよりも実際はここから出た小舟で沖合で難破したんだろうね。
さてオイラの推理はこうだ。
浦の嶋子が体験したのは海難事故である。
嶋子が体験したのは、おそらくこうだ・・・・。
筒川の近くの村に母親と住んでいた嶋子は、いつものように本庄浜より小舟を出して漁に出たものの、
途中で転覆し、海中に投げ出された。
もがき沈みゆく海中で見たのはこのような景色で、
そのうち意識が薄れていく嶋子・・
「あぁオラは死ぬのだな・・・」
ところが、
なんと運の良い男だろう。死んだと思ったこの男は仮死状態のまま、波に流されて奇跡的に遠く離れた浜に打ち上げられた。
九死に一生を得た嶋子だったが、事故のショックで昔の記憶を失ってしまった。
打ち上げられた浜の村で十数年間、生活を送った嶋子、
結婚もして美しい嫁ももらった。
(本人曰く天女のように美しい妻だそうで)
そんなある日、
仕事の用事で遠くの村へ行くことになり、故郷の筒川の付近を通った時に、
嶋子は、はっと昔の記憶を思い出す。
(ここはオラが育った村じゃないか!)
記憶の戻った嶋子は母の待つ家へと向かう
しかし、嶋子の母はすでに他界、現代と違い平均寿命の短い昔では
嶋子を知る村の者もすっかりいなくなっていた。
そんな中、ある男が「そういえばじいさんから聞いたことがある、昔、村に嶋子という者が沖合で流されて帰ってこなかったと。」と。
このことが嶋子の体験談も含め、村で評判になり、
長く記憶されることとなる。
(少し大袈裟に脚色されて・・・)
数十年後・・・、
遠く離れた朝廷から、地元の昔話を伝えよとの命令があって、
村の古老がこの話を上げることとなる・・・・。
まぁ、こんなとこだろう。
う~ん、行ってみたいなこの場所へ。
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