立山室堂の「雪の大谷ウォーク」が4月16日から通れるようになり、「立山黒部アルペンルート」 が
全線開通になりましたので、山岳観光ルートのバス旅行に初めて参加してみました。
「立山黒部アルペンルート」(立山駅⇒扇沢駅)
(ルートの元図は案内書を転用)
このルートは、まず富山県立山駅から「立山ケーブルカー」、「立山高原バス」で「室堂」まで登ります。
室堂駅の近くの大谷は吹きだまりのため積雪が多いところだそうですが、そこを通る道路に積もった雪を
除雪してできるのが「雪の壁」で、壁が連なる約500mの区間が「雪の大谷」と呼ばれています。
その「雪の壁」の中を歩くのが「雪の大谷ウオーク」で、4月16日から6月22日まで楽しめます。
その後、「立山トロリーバス」でトンネルを通って「大観峰」に出て、
そこから「立山ロープウェイ」に乗り、空中散歩をしながら「黒部平」へ降りて行きます。
「黒部平」からは、さらに「黒部ケーブルカー」で「黒部湖」へ降ります。
「黒部湖」からは黒部ダムの上を歩いて「黒部ダム」に行きます。
「黒部ダム」からは「関電トロリーバス」でトンネルを通って長野県扇沢駅に出てくるルートです。
このように、富山・立山から長野・扇沢の間を6つの交通機関を使ってめぐるルートで、
雪の大谷ウオークを楽しみ、バスやロープウエイからは立山連峰の山々や
黒部ダムの眺望を楽しむことができるできる素晴らしいルートです。
(なお、ルートとしては、上記ルートを逆に行くルートもあります。)
幸いにも好天に恵まれて風もなく、気温もそれほど低くなくて、快適なルートめぐりでしたが、
オープンされたばかりのルートで、国内、外の団体客が多くて どこも大変な混みようでした。
また途中の交通機関は乗客数の制限があって、なかなか思うように移動できない
こともありましたが、朝早く出発したお陰で、予定よりも早く帰れたツアーでした。
雪の大谷・雪の壁 (例年20mくらいの高さになるそうですが、今年は13mと雪が少なかったようです。)
雪の大谷ウオーク(室堂に上って来るバスは、この雪の大谷を通って室堂ターミナルに入ります。)
山肌の表情
(今年は雪が少なかったためか、雪が積もらずに黒く見える樹木や山と白い雪肌との模様がきれいな水墨画のようです。)
立山ロープウエイ(大観峰~黒部平)(右上から右下にロープウエイがかすかに見えます。)
(左)大観峰のロープウエイ出入り口 (右)運転中のロープウエイ(途中支柱なし)
ダム周辺の風景(下方中央右手に黒部ダム駅へのトンネル入り口が見えます。)
(左)上方には大きなダム展望台があります。 (右)黒部ダム中心(標高1454m、ダムの高さ186m、ダムの長さ492m)
ダム湖(ダム中央から左右の風景)
写真をクリックすると大きな画像になります。
夏の立山。黒部は行ったことがありますが
一度雪の壁を歩いてみたいです。
黒部ダムは冬は放流はしないのですね
当日は、きれいな快晴の空で、本当にラッキーでした。
今回 雪がある時に初めて行きましたが、
夏、秋にはまた違ったすばらしい風景が
見られるのでしょうね
黒部ダムの放水は見たかったのですが、
残念ながら今の時期はありませんでした。
(6/26~10/15の間だけだそうです。)