最近のあまりにも目に余る安倍自民党改憲の動きから考えれば、大阪橋下維新体制は改憲に向けて先鞭をつけたということになるのでしょうか。東京都石原猪瀬体制も含め戦争をしたい輩が大手を振って跋扈しはじめている今、「君が代」不起立の意義をみなさんと共に考えたいと思います。
私たちは黙らない!黙るわけにはいかない!
大阪の今春の卒業式・入学式で何が起こったのか?
なぜ、これほどまでに「君が代」を学校に強制しようとするのか?
5月11日集会開催します!多くの方に参加をお願いします!
撤回せよ!「君が代」処分、首切り=再任用拒否
「日の丸・君が代」強制反対!5.11集会
♦日 時 2013年5月11日(土)午後6時30分〜8時45分
♦場 所 エルおおさか南館5階ホール
♦主 催 私たちは黙らない!2.11全国集会実行委員会
「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪
♦協 賛 グループZAZA
♦参加費 資料代1,000円
2 0 1 2 年度卒業式で「君が代」斉唱時に起立しなかったとして、大阪府は1 0 校1 2 名の教員に対する「処分」を行い、この中で2 度目の「処分」となる2 名に対しては「減給1 0 分の1 、1 カ月」という「累積」処分を強行しました。
また豊中市で、昨年、戒告処分を受けた1 名に「職員室勤務」を口頭で職務命令、職員室を離れたということで、「減給1 0 分の1 、1 カ月」処分を強行しました。これらは最高裁判決さえ無視した暴挙です。
さらに、大阪府と豊中市は、「不起立」を理由に、4 名の教員の再任用( 定年後の再雇用) を拒否しました。首切りです
大阪府・大阪市・豊中市などは、「不起立」の可能性の高い教職員を卒業式や入学式の会場に入れさせない「職務命令」を校長に出させて、無理にでも「不起立者ゼロ」を演出しました。しかし、そのもとで、「君が代を歌わなかった教員」が「現認」され、「厳重注意」を強行しました。中原徹新教育長は、9 月までに起立と斉唱を確認る客観基準の作成を目指すとしています。
教職員に対する「口をこじ開けてでも」する強制は、次に教職員が「子どもたちの口をこじあけてでも、大きな声で歌わせる」段階に進むことを目的にしたものです。 私たちは、断じて許すことはできません。みなさん、集まってください。
それとも、国旗・国歌に関する共通の問題とは関係ない日本独特の問題か。
もしも、それが日本独特の問題であるならば、我が民族の特性に焦点を当てて深く論じなくてはならない。
そうでなければ、理性的な解決は得られない。
「なんで人を殴るのか」と問えば、「態度が悪いからだ」と答える。
相手が自分に対して服従の態度を示さないところが、気に入らないのであろう。
相手の序列メンタリティに対する批判には鉄拳制裁で応ずる。
服従が足りない。当人は、序列メンタリティの虜になって、やけっぱちになっている。
日本語には、階称 (言葉づかい) というものがある。
上と見るか、下と見るかの判断を迫る日本語を使えば、モノの上下に関する判断は常に要求される事項である。
この世俗的な上下感が日本人の理性判断を狂わせている。
理性 (理由・適当) 判断に確信が持てないので、下とみられたものは、上からの暴力に抗することもむずかしい。
序列差法は礼儀作法の一環と考えられていて、礼儀正しい日本人は無防備状態になっている。
上の者の声は、天から聞こえてくると感じられる。これは病的か、正常か。
「下におれ、下におれ」の掛け声は、昔から続いた為政者の要求である。
理屈はない。ただ、日本語の習慣と、指導者の要求のみがある。
世俗の上下制度が唯一の拠り所となっている。
暴力は、「がんばって」の掛け声のようなものか。
序列に基づく精神力 (意気込み・気力) で、大東亜戦争に勝てるのか。
兵士は、頑張っていることを示すために、玉砕をも強いられた。
戦果を論ずるような理性的なメンタリティはない。自分がどうやって死ぬかの問題だけがある。
敗戦により、序列のメンタリティによる努力の空回りに気が付く時が来た。
我々は、気力ではなく、知力 (intelligence) で負けた。
我々は、頭を鍛えなくてはならない。
だが、我が国の学歴社会の中では、理性的な頭を鍛えることは難しい。