グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

「地域・民衆ジャーナリズム賞2024」受賞しました!

2024-06-15 21:18:06 | グループZAZA連続講座

「地域・民衆ジャーナリズム賞2024」の受賞ありがとうございました!

 

みなさま

ご支援と連帯いつもありがとうございます。

このたび、グループZAZAは、丁章さんをはじめこれまでの連続講座冊子が評価され、「地域・民衆ジャーナリズム賞2024」をいただくことになりました。615日、14時~16時 日本プレスセンター(東京・霞ヶ関)で行われる授賞式には、グループZAZAを代表して松田幹雄さんが参加しました。

授賞の経緯は、丁章さんの推薦二より、グループZAZAが「第6回むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」に応募したことにあります。

その後、選考結果のお知らせとともに、審査発表が半年以上遅れたことの理由と経過、名称変更についてのお知らせもいただきました。そのことについてグループZAZAで話し合った結果、ありがたく今回の授賞を受けることにした次第です。

なお、私たちは、ZAZA連続講座、そして冊子作りをいつも中心になって私たちを叱咤激励しながら、それでいて一番大変な仕事を引き受けてくれていた、故山田肇(はじむ)さんに誰よりも捧げたいと思います。

 

山田さん、

私たちが毎年毎年、次は講師をどなたにお願いしようかと企画し、講演を手分けして文字起こしをし、集会のたびに販売したZAZA連続講座冊子がこんな素晴らしい賞をもらったよ!!

なお、これまでの「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」が終了となり、「地域・民衆ジャーナリズム賞」になったかについては下記をご覧ください。

◇「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞を終了いたします。2023 12 24

共同代表 落合恵子 鎌田慧 佐高信 永田浩三

http://www.grn.janis.or.jp/~shogokun/munotakeji%20kyoudou.pdf

 

 

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2023グループZAZA連続講座高作正博さん講演会第4回「構造改革後の日本社会を総括する」

2023-11-02 09:42:21 | グループZAZA連続講座

2023年度グル ープZAZA連続講座

高作正博さん 第4回講演会 11月25日(土) 14:00~

全体テーマ『改革・変革の批判的検討と 今後の課題』

 

第4回テーマ 「構造改革後の日本社会を総括する」

▶ 日 時 11 月25日( 土 ) 1 4 : 0 0 ~

▶ 場 所 エルおおさか 7F 708号室

▶ 資料代 500円

第4回の概要:「失われた10年」からの脱却を図り日本経済を復活させるため、構造改革が断行された。大きな政府から小さな政府への転換、民間活力の利用、事前規制からの転換等、日本社会に多大な変化がもたらされた。しかし、その影響がどうなっているのか、いまだ続く景気低迷で「失われた30年」とも言われる中、改めて現在の日本社会を診断する。

  主催 グループZ A Z A   (電話でのお問い合わせ:090-6067-0560

   諸般の事情により、講演会そのものの延期や中止もあり得ますので、下記の連絡先や当ブログ『グループZAZA 』(グループZAZA (goo.ne.jp))でお確かめ下さい。

※ リモ ート( ZOOM ) で も 参加ができます。 リモート参加の申込みは、以下から。

 (会場参加の事前申込みは不要です。)

 11月23日(木)までに、https://forms.gle/mYVgS9Lf8RWZ11cv6 からGoogle フォームにアクセスの上、必要事項を記入して送信ください。(以下は、申込みフォームへのリンクQRコードです。)

ご連絡頂いた方には 、別途 、参加費 (5 0 0 円 ) 振込みの方法と当日の参加リンクをご案内します。お申込みいただいた方限定で、後日You Tubeに よる見逃し配信(限定公開)も行う予定です。

◆高作正博さんプロフィール

1967年生。関西大学法学部教授。琉球大学法務研究科准教授を経て現職。20 16年から学長補佐も務める。 「法律学・政治学は、社会の現実と向き合う中で学問を行う。現実が議論の出発点で、結論の妥当性も現実の中で 考える必要がある」と語る学者としての姿勢を決定 づけたのは「たまたま就職の口があった」という沖縄での経験だという。 (2019.12.10 毎日新聞より )

 

 

 

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2023グループZAZA連続講座 高作正博さん講演会 ~改革・変革の批判的検討と今後の課題~🌍第3回 テーマ「デジタル革新と人権・民主主義・平和」

2023-10-16 19:06:00 | グループZAZA連続講座

2023グループZAZA連続講座

高作正博さん講演会

~改革・変革の批判的検討と今後の課題~

3 テーマ「デジタル革新と人権・民主主義・平和」

デジタル技術(IT、情報技術)の浸透は、生活を大きく変えている。よい変化もあれば、マイナスの変化もある。デジタル革新が人権・民主主義・平和に与えた 影響について、憲法学の観点から検討する。

1021()午後2時〜

◆エルおおさか5 視聴覚室

◆資料代¥500

高作さんは、全体テーマについて、「様々な改革や変革が行われてきてはおりますが、 その総括的な検討が必要ではないかと思います。ある程度時間が経過したものから現 在進行形のものまでありますが、 『改革・変革の批判的検討と今後の課題』という テーマでお話ししたいと思います」と言われています。

すでに、第1回は「安全保障政策の大転換~安保3文書がもたらす世界」、第2回は 「教育改革のその後~学校の現場はどうなったか」について、語っていただきました。

3回と第4回のお話の概要を以下のように話してくださいました。ご期待ください。

3回の概要:デジタル技術(IT、情報技術)の浸透は、生活を大きく変えている。よい 変化もあれば、マイナスの変化もある。デジタル革新が人権・民主主義・平和に与えた 影響について、憲法学の観点から検討する。

4回の概要:「失われた10年」からの脱却を図り日本経済を復活させるため、構造 改革が断行された。大きな政府から小さな政府への転換、民間活力の利用、事前規制 からの転換等、日本社会に多大な変化がもたらされた。しかし、その影響がどうなって いるのか、いまだ続く景気低迷で「失われた30年」とも言われる中、改めて現在の日 本社会を診断する。

◆高作正博さんプロフィール 1967年生。関西大学法学部教授。琉球大学法務研究科准教授を経て現職。2016年から学長補佐も務める。 「法律学・政治学は、社会の現実と向き合う中で学問を行う。現実が議論の出発点で、結論の妥当性も現実の 中で考える必要がある」と語る学者としての姿勢を決定づけたのは「たまたま就職の口があった」という沖縄で の経験だという。(2019.12.10毎日新聞より)

(予告) ★4 1125() 午後2~ エルおおさか7708号室 テーマ「構造改革後の日本社会を総括する」 各回 資料代500

◆リモート(ZOOM)での参加もできます。

 第3回講演のリモートによる参加を希望される方は、 1019()までに、(https://onl.sc/LKHiMXg)からGoogleフォーム に移動し、必要事項を記入して送信してください。

 ご連絡頂いた方には、別途、参加費(500 )振込みの方法と当日の参加リンクをお知らせい たします。また、後日ユーチューブによる見逃し配信(限定公開)も行う 予定です。

 

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2023高作正博さん講演会第2回「教育改革のその後 ―学校の現場はどうなったか―」報告

2023-08-13 20:21:40 | グループZAZA連続講座

2023年度グル ープZAZA連続講座

高作正博さん講演会

全体テーマ『改革・変革の批判的検討と 今後の課題』

2回「教育改革のその後 ――学校の現場はどうなったか――」

 

   昨日は、炎暑の中、ZAZA連続講座に多くの方に参加していただき、まことにありがとうございました。

講師の高作正博さんのご好意により、講演レジュメを掲載させていただきます。

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今回の講演では、まず最初に、日本社会の民主主義自体の「歪み」についてお話いただきました。現状を「引き下げ民主主義」・「モラルパニック」というワードにより説明していただき、それによって得をするのは、実は権力者であると指摘されました。

よって、その「歪み」を修正 することが大事であるのだが、教育改革はどうであったか?と本題に入られました。そして、「教育改革」の構造として、一見矛盾するかのように見える「規制」の緩和と強化について話されました。

「規制」の緩和 により、市場原理の導入が図られ、公教育のナショナルミニマムが崩されてしまい、親は子どもの選択の自由から、競争原理の導入が図られました。

学力テストを使って結果を公表して、都道府県別、市町村別、学校別に競争させ、「選択の自由」を確保する。教育改革は競争にぶれてしまっていると指摘されました。

本来、教育というのは、親の経済的格差を解消する非常に重要な場であったにもかかわらず、それが序列化を生み出していく現状について話されました。

次に、「緩和」とは一見逆に見える規制の「強化」については、政治の介入の問題。具体には、学習指導要領による詳細な教育内容決定、大綱であったはずの学習指導要領が法的拘束力があると最高裁も認めてしまい、学校や教師へ詳細な指示となっている指摘されました。

教師に対する対応の変化としては、教育目標を通じた統制の強化として「評価」の問題を挙げられました。統制の強化のための自己目標を立てさせられ、その目標に向かう有様は、あたかもネズミが回し車をクルクル回っているようだ、と。

さて、それでは教育改革の帰結は?といよいよメインに入られました。

大阪における「教育改革」ーーー大阪府4条例の制定

・国歌起立斉唱強制条例(2011 6 13 )

・教育行政基本条例」(2012 3 28 )

・府立学校条例(2012 3 28 )

・職員基本条例(2012 3 28 )

ここで、「国歌起立斉唱強制条例」、いわゆる「君が代」条例も含めての4条例をあげられました。そこはとても重要な点です。まず、新保守主義的な「君が代」条例を制定した後、それを補完するものとして制定されたのが、競争と格差に基づき、さらに競争を煽る新自由主義的な翌年328日に制定された教育諸条例というわけです。

そして、現在、大阪府では教育振興基本計画が打ち立てられていますが、このあたりの、法と行政の狙いと問題点を洗い出しする作業は、今、必要と考えさせられました。

講演の結びとして、「教育を受ける権利」と国家の保護機能の欠如について、話をされました。

生徒の教育を受ける権利としては、自由権的側面と社会権的側面があると。自由権的側面を保障して行くためには、国家介入の過剰(過度の国家介入)を排除する必要がある、と。

旭川学テ判決(最高裁昭和 51 5 21 日大法廷判決)における、「国民各自が、一個の人間 として、また、一市民として、成長、発展し、自己の人格を完成、実現するために 必要な学習をする固有の権利を有する」

もう一つの社会権的側面としては、国家介入の過少(過度の国家不介入)の排除があると。これも、旭川学テ判決より、「みずから学習するこ とのできない子どもは、その学習要求を充足するための教育を自己に施すことを大人一般に対して要求する権利を有する」

これら、教育裁判として旭川学テ最判は今なお生きている、と感じました。これを私たちはどのように活用できるだろうか、課題をいただいた気がしました。

そして、教師の教育の自由について、専門職ゆえに保障される自由 があると。ここでも旭川学テ最判を引用されました。「子どもの教育が教師と子どもとの間の直接の人格的接触を通じ、その個性に応じて行わなければならないという本質的な要請」と。

職務権限の独立性・自律性の保障としては、憲法第 23 条「教授の自由」、教育基本法第 16 条「不当な支配」の禁止等を言われました。

社会における民主主義の「歪み」をどのようにして修正していくか?そこには教育が必要なわけですが、では、教育への競争原理導入や公立学校の統廃合や教職のブラック化等教育の崩壊を招来している構造・要素をどのように取り除いて行くことができるか?

最後に、ジャン=クロード・ギユボー著、菊池昌実・白井成雄訳『啓蒙思想の背任』(1996)から、次のことばを紹介されました。

「失業は問題ではなく、解決策なのだ」「失業の大量増加は――そして 70 年代半ばからのそれに伴う排除は――慎重に考慮され、共同で容認された選択だった」。

それは、そのまま、自民党の一連の教育改革、そしてその先兵としての大阪維新の会の教育施策の数々に当てはまるような気がしました。

つまり、民主主義社会の歪みが問題なのだが、それが、そもそも目的であったとしたら・・・・

私たちは、そこから考えなければならないのかもしれません。

 

 

 

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2023グループZAZA連続講座第 高作正博さん講演会第1回「 安全保障政策の大転換 ~ 安保3 文書がもたらす世界~」

2023-05-09 07:38:41 | グループZAZA連続講座

2023年度グル ープZAZA連続講座

高作正博さん講演会

 『改革・変革の批判的検討と 今後の課題』

 岸田政権による大軍拡路線 、敵基地攻撃能力を明記した安保三文書の閣議決定。私たちも含め 多くの人々は、今、「新しい戦前」にいるのではないかとの危惧を抱いています。 本年は、関西大学法学部法学政治学科教授、高作正博さんに講演をお願いしました。高作正博さ んには、私たちの「君が代」不起立裁判の「意見書」をはじめ、講演もたびたびお願いしてきましたが、今 4 回にわたる連続講座で、なぜ、日本社会はここ までの危険領域に至ってしまったのか 、そして、今後に向けた私たちの課題は何かについて、お話しいただきます。

「様々な改革や変革が行われてきてはおりますが、その総括的な検討が必要ではないかと思います。 ある程度時間が経過したものから現在進行形のものまでありますが、『改革 ・変革の批判的検討と今後 の課題』というテーマでお話ししたいと思います」と言われています。どうぞ奮 ってご参加ください。

 

◆高作正博さんプロフィール

1967年生。関西大学法学部教授。琉球大学法務研究科准教授を経て現職。20 16年から学長補佐も務める。 「法律学・政治学は、社会の現実と向き合う中で学問を行う。現実が議論の出発点で、結論の妥当性も現実の中で 考える必要がある」と語る学者としての姿勢を決定 づけたのは「たまたま就職の口があった」という沖縄での経験だという。(2019.12.10 毎日新聞より )

 

1回テーマ

安全保障政策の大転換

~ 安保3 文書がもたらす世界~

6 2 4 ( ) 1 4 : 0 0 ~

エルおおさか6F 606号室

資料代 500

リモート(Zoom)での参加もできます。

   今後もコロナウイルスの感染拡大は予断を許さず、講演会そのものの延期や中止もあり得ますので、下記の連絡先やブログ『グループZAZA 」でお確かめ下さい。

主催   グループZ A Z A     連絡先:090-6067-0560

ZAZA( ザザ)は「座座」「すわる仲間」というような意味です。2012~ 19年の卒 業式・入学式で、「君が代」不起立を理由に懲戒処分や再任用取消を受け、人事 委員会や裁判で処分や再任用取消の撤回を求めて闘っている小中高支援学校 の教職員のグループが、ZAZAです。

 

※ リモ ート( Z o o m )

6 22()までに下記QRコード (https://onl.sc/LKHiMXg)からGoogle フォームに移動し、必要事項を記入して送信ください。

ご連絡頂いた方には 、別途 、参加費 (5 0 0 ) 振込みの方法と当日の参加リンクをご案内します。お申込みいただいた方限定で、後日You Tube よる見逃し配信(限定公開)も行う予定です。

 

2023年度ZAZA連続講座の予定

2回 8 12 () 午後2~  エルおおさか770 8 号室

ーマ「教育改革のその後--学校の現場はどうなったか」

31021 () 午後2~ エルおおさか5階視聴覚室

ーマ「デジタル革新と人権・民主主義・平和」

41125 () 午後2~ エルおおさか7708号室

テーマ「構造改革後の日本社会を総括する」

各回資料代5 0 0

 

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