卒業式の季節が終わりました。
大阪府教育委員会は、3月25日口元チェック方針を自ら引き下げました。そればかりではなく、いわゆる累積加重処分を断念し、二度目の「不起立」に対しても減給処分を課することができませんでした。
東京都教育委員会だけです。全国で唯一、東京都特別支援学校の田中聡史さんを減給処分に課しました。全国から抗議の声をあげてください。
田中聡史さん「君が代」不起立に都教委、減給1ヶ月処分発令 都教委に抗議の声をお寄せください
3月28日、「君が代」不起立連続6回目の田中聡史さんに対し、都教委は減給1/10 1ヶ月処分(以下、減給1ヶ月という)を発令しました。不起立だけで「戒告を超える重い処分」をすることは原則「違法」と判じた最高裁判決を踏みにじり、昨年都教委は、田中さんに対してのみ、減給1/10 1ヶ月処分を強行し、また、今年も同じに重い処分をしました。許すことはできません。ほかに教員3人(調布市立第三中学校、工芸高校、豊島高校)が戒告処分になりました。
田中さんのケースで、今回、処分量定をさらに加重するのではと心配していましたが、それがなされなかったことに、まず、ほっとしました。しかし、すぐに入学式がやってきます。
皆様、都教委に「(田中さんと三人の教員への)処分処分を撤回せよ。「君が代」不起立処分をするな」と、抗議の電話やファックスを入れてください。
東京都教育庁(=東京都教育委員会)〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
総務部教育情報課(都民の声を聞く担当) :電話 03-5320-6733 FAX 03-5388-1726
人事部職員課服務係(処分を発令する担当) :電話 03-5320-6792