グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

池北「君が代」処分を撤回させる会(まっすんサポーターズ)第4回総会

2018-06-29 07:05:15 | 集会案内
明日です!!

グループZAZA、現職府立高校教員増田俊道さんの処分撤回を支援するまっすんサポーターズの第4回総会が開催されます。どうか、ご都合がつけばふるってご参加ください。谷次郎弁護士からのお話、当該からは今年の卒業式の話もあります。そしてメイン講演は、西谷文和さんから、海外取材を元にした貴重なお話があります。

会員でない方も、ぜひご参加ください!

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池北「君が代」処分を撤回させる会(まっすんサポーターズ)第4回総会

日時 6月30日(土)14:00~16:30

場所 豊中市千里公民館・千里文化センター「コラボ」
   (北大阪急行・モノレール「千里中央」駅すぐ)

内容 裁判報告 谷次郎弁護士
   記念講演 西谷文和さん(豊島高校元PTA会長)
        「世界の紛争地取材から見えてきたもの
           ~教育とメディアの役割について~」
   
参加費 資料代500円

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あたりまえの民主主義を!

2018-06-15 22:38:51 | 集会案内
私たちは、今夏7月22日、第8回「日の丸・君が代」問題等全国学習交流集会を大阪で開催します。

本集会のサブタイトルは、「強権を破る“あたりまえ”の民主主義を!」としました。現在の日本の状況に、いったい日本の民主主義はどうなってしまったんだ?いや、そもそも、日本には民主主義などなかったのではないだろうかと絶望的な声を耳にします。

私たちは何も特別なことは望んでいない、ただ当たり前の民主主義がほしいだけだという気持ちからです。

どうか、ふるってお越しください。そして、老いも若きも民主主義について、その根底のところから議論しませんか?


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「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット通信(6/8)

2018-06-08 20:36:06 | 大阪ネット
「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネットの事務局の山田光一です。以下、お読み頂き、また行動へのご参加を頂ければ幸いです。

「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット通信(6/8)

改ざんと虚偽、説明不能でも居直る政府・行政を許すな!

 財務省は廃棄したはずの森友学園との交渉記録など改ざん前の決済文書4千ページを国
会に提出。8億円値引きの根拠とされるごみのウソ、昭恵夫人の口利き、夫人付政府職員・
秘書官らの関与はいっそう明白になりました。それでも安倍首相(そして麻生財務大臣)
は全面否定し、ウソを重ね、全ての責任を政府職員らに押し付け、あくまでも三選と改憲
を目指しています。これを支えているのが、権力維持のためには安倍を降ろせない自民党
内の力関係と安倍政権が自らの利益になる(と思わされている)2~3割の安倍支持層の
存在です。こんなことが通るなら、政治へのアキラメと思考停止がますます強まり、一方
で排外主義的ナショナリズムが煽られる中で、民主主義の土台の崩壊・ファシズムの進行
に繋がっていきます。最大24時間労働を261日強いることが可能な過労死推進の「高度
プロフェショナル制度」をみても明らかなように、富裕層・大企業の最大限の利益を図る
ことが安倍政権の本質です。これらを暴露・追及するとともに、私たちがどのような社会
を目指すべきかを明らかにすることが必要です。

3名の「不起立」戒告処分・2名の「文書訓告」は弁明の機会もない不当な措置

 今年の大阪府での卒業式での3校3名の教員の「君が代」不起立での戒告処分に加えて、
斉唱時に式場内にいなかったまたは離席していたとして、2名の教員への文書訓告がされ
ています。遅刻での時間年休の連絡がされていたり、体調不良でのやむ負えないものと考
えられるものでした。にもかかわらず府教委は、教頭から「式途中での入場はしないよう
に」との職務命令があったとか、体調管理ができていないとの理由で文書訓告としました。
これらは「服務上の措置」として「処分」には含まれないとしていますが、給与上の減額
にもなるものです。しかしいずれも本人への府教委からの事情聴取もなく、校長からの報
告に基づいて行われています。先の3名への戒告処分の場合にも十分な弁明の機会が与え
られませんでしたが、この2名には府教委による事情聴取すらなく。一方的な措置がなさ
れたことになり、極めて不当なものです。

「戦争する国」―愛国心教育・道徳の教科化に反対し、平和・人権の教育を!

 すでに大阪ネットは、①「不起立処分」での弁明の機会の保障等がなされていないこと
②再任用での「不起立」被処分者への意向確認や合否の決定過程等を明らかにすること
➂豊中校長の虚偽の文書によるビラ配布の妨害の問題④前奏に続いての「君が代」斉唱要
請アナウンスの問題、についての質問への回答を府教委に要請しています。これらは大阪
の教育についての重要な問題であるとともに、憲法に保障された「思想良心の自由」や
「表現の自由」等の基本的人権の問題であり、また安倍政権の「戦争する国」への教育政
策にもかかわる問題です。さらに大阪府高等学校生活指導研究会の夏季研修会の講演会で
の講師として自衛隊大阪地方協力本部の募集課長一等陸佐(「防衛省・自衛隊の概要」)
や総括幹部二等陸尉(「自衛隊における隊員指導の心得」)を予定していたことも含めて、
道徳教科化・愛国心教育の推進に反対していかなければなりません。

〔予定〕
6/10(日)再任用裁判報告集会(14時~PLP会館)
  12(火)枚方・教科書集会(18時~サンプラザ生涯学習市民センター〔枚方市駅直結〕
  15(金)運営委員会(19時~エル) 18(月)「大阪ネット」会議(19時~エル)
  21(木)府庁前情宣行動(12~13時半)・増田さん処分「研修」抗議行動(13:50集合)
  25(月)森友デモ(18時~大阪城公園)→府庁周辺デモ
  30(土)池北まっすんサポーター集会(14時~千里中央コラボ)
7/1(日)守口市・教科書集会
  5(木)梅原さん再任用拒否・国賠訴訟第2回裁判(10時半~大阪地裁810)
  6(金) 全国集会実行委(18時半~エル予定)
  7(土)山田さんを支える会(14時半~高槻市民会館206)
  13(金)松田さんとともに「D―TaC」集会・総会(18:45~エル南734)
  18(水)佐藤さん戒告裁判(15時~大阪高裁74号)
  21(土)全国ネット会議予定(午後国労会館)
  22(日)「日の丸・君が代」問題学習・交流全国集会(10時20分~国労会館)
  25(水)戒告合同裁判控訴審第1回弁論(13時半~)
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こんな不当な高裁判決は許さない!6・10集会のご案内

2018-06-08 10:01:19 | 集会案内
明後日に迫りました。大阪公立学校で「君が代」斉唱時不起立であったことを理由として、定年退職後の再任用が拒否されています。地裁内藤判決に引き続き高裁稲葉判決がどのようなものであったか、谷次郎弁護士から「3・28高裁稲葉判決批判」をお話しいただきます。


高裁判決は許さない!6・10集会

◆ 6月10日(日)午後2時〜

◆PLP会館4階小会議室

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2018年・グループZAZA連続講座「メディアの現場から―歴史をふり返り、今を考える」 下地毅さん(朝日新聞記者)講演会「報道の縦軸と横軸」報告記

2018-06-06 12:39:35 | グループZAZA活動報告

6月3日、2018年・グループZAZA連続講座「メディアの現場から―歴史をふり返り、今を考える」
の第2回目、下地毅さん(朝日新聞記者)講演会「報道の縦軸と横軸」は、70名近い方々の参加をえて、盛況のうちに行うことができました。参加いただいた方々、ありがとうございました。

下地毅記者の講演の報告です(山田肇)

新聞記者として何を取材し、何を報道するか、その価値判断は「報道の縦軸と横軸」。
報道の縦軸は歴史性であり、横軸は社会性・・・豊かな民主主義を築くための広がりということ。

瀧本邦慶さん『96歳 元海軍兵の「遺言」』の本の「あとがき」を中心に、現状の朝日新聞の批判。
瀧本邦慶さんが、なぜ、「語り部をやめる」と言ったのか?瀧本さんを孤立させたものは何か?誰か?
また、沖縄戦の体験者が、「天皇が大キライ」と申し訳なさそうに、なぜ、言うのか?
天皇の戦争責任を問うのは遠慮しなさいと、自ら沈黙して、人々に沈黙を強いている。暗に発信している。政治的主張をするなと言って、従わない者への殺し文句を発している。

朝日新聞の責任は重い。「いまの『朝日新聞』からは(戦争につながる)『芽』を見つけだす能力が失われた」。「はてしなく現状に心身をすり寄せる。大勢に同化・同調し、適応・適合し、順応・順守し、
応化・即応し、千代に八千代に服従する」。「『なにをしたのか』をかえりみない社会は『なにをしているのか』も『なにをしようとしているのか』も見うしなう」。

そして、南京大虐殺を「南京事件」と表記させられる。「慰安婦」報道では、「被害者」と書くなと言われる。朝日新聞社内での生々しいやり取りのようす。「苦情が来る」とか、「危ない」という「圧力」を作り上げ、育てている社内の上の人たち。“いい人たち”だが、流れに従うプチ・アイヒマンを感じる。
怖いことに私の中にも、それがある。しかし、記者として、絶対、譲れないものがある。

下地記者の日々の取材と、また、朝日新聞社内での苦闘ともいうべき話から、
「報道の縦軸(歴史性)と横軸(社会性)」をもって、真実を伝えるメディアの役割を貫こうとする
下地記者の気概と信念を感じました。ここに朝日新聞の希望を感じます。

後半の話は、大阪に転勤する前に福井に3年間いた時の話。
東尋坊で自殺を止める活動に参加し、取材した。そのルポは3年で500回に達したという。

入社した頃、「目の前に溺れている人がいる。助けるべきか、取材するべきか」という設問を出された。
どちらもやればいい。助けて取材すればいい。自殺しようと考えて東尋坊にやって来る人に対しても、自殺を止めて、取材した。

自殺を止めるのは簡単。しかし、自殺を止めたあと、自殺に至った問題は何も解決していない。
第一歩は生活保護を申請し、いっしょに考えていこうと、窓口に行って、申請に同行した。
ほぼ100%申請が通らせるほど、生活保護の申請について勉強した。
追いつめられて自殺しようとまで思いつめ、東尋坊にやって来る人々の生きてきた現実を知った。
家族の風景がない。学歴が低い人が多い。非正規や派遣で200も300も職業を点々とした人たち。
今の社会がどうなっているのか、考えさせられた。

その下地記者の関わりがハンパじゃないことを話の中から感じた。娘が母に電話したら、
「死ね」と言うのを聞いて、東尋坊からその人を車に乗せて8時間、和歌山の母の所まで一緒に行く。
行ってみたら、その母が娘に「死ね」と言うような現実を知る。
しかし、もう取材の域を超えている。下地記者は、自殺しようと東尋坊までやって来た人に
生活保護をふくめ親身に生活の相談に乗り、そこまで関わる。
何とかして助けたいという人間としての関わりを感じる。できることではないと思う。
こういう話の中から、下地記者の人間性の一端にふれた気がした。

そして、「ネトウヨ」に流れる人たちについての話。オレは耐えている。お前もガマンせよ。
孤独、怒り、虚無感から、他者への攻撃に走る。自己否定と他者否定は一体。
彼らの心にひびく言葉は何か、と考える、という。

この国の、この社会の“生きづらさ”を伝え、伝えることによって、どうすればいいのかを投げかける報道。また、日本は「何をしたのか」を伝える報道。それを下地毅記者は、朝日新聞というメディアの最前線で奮闘されている。「絶対、譲れないもの」をしっかりと持って。
6月3日の下地毅記者の話は、私の心に強くひびいた。

◆次回の案内

2018年グループZAZA・連続講座【第3回】【第4回】は、朝日新聞・中村尚徳記者の講演です。
中村尚徳記者は『反骨の記録』を朝日新聞夕刊に2016年4月19日から6月24日まで42回にわたって連載されました。

中江兆民、与謝野晶子、幸徳秋水、大石誠之助、宮武外骨、黒島伝治ら侵略戦争に反対した闘いを知らせ復権するものでした。『反骨』の闘いの歴史から学び、安倍政権の憲法改悪・再びの戦争に対して
NOをつきつける闘いの道を考えたいと思います。

【第3回】9月9日(日)2時~ エル大阪・606号室 
演題は、「なぜ『反骨』を書くのか、その今日的意義を考える
【第4回】10月8日(月)2時~ エル大阪・南734号室
演題は、「『反骨の記録』から考える憲法問題―改憲に抗うために」

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