大阪府の「合理的配慮」無視の「君が代」処分撤回裁判原告の奥野泰孝です。
裁判の正式名称は「令和3年(行ウ)第47号戒告処分等請求事件」です。
4月18日(月)11:30〜11:55頃まで、第5期日がありました。
支援者の方々が傍聴席は入れないほど来てくださり感謝でした。(後の報告集会にも多くの支援者が来てくださいました。)
裁判長が、横田昌紀裁判長に代わりました。法廷はいつもより長く20分ほどかかったと思います。
★新しい裁判長は、原告の訴えを大きく二つに整理し確認しました。(ことばを覚えていなくて内容の記憶なのですが)①不当な性分なので取り消して損害賠償をすること②処分の時に出された免職警告書は違法であるので取り消すこと。
★原告は第5期日の1週間前に第2準備書面を提出し、被告の第2準備書面に反論しています。卒業式前の准校長と原告の4回の面談記録(録音と反訳)を証拠として提出し被告の書面の間違いを指摘し、また、教頭の現認報告の具体性の説明を求めています。
★裁判長は、次の期日の日程調整をする前に、被告大阪府に対し3つ指示を出しました。①処分を決めるに至る記録、人事監察委員会(懲戒部会)の記録の提出。②卒業式の動画記録、または写真記録の提出(存在すれば)。③A君の障害状況など校内で情報共有はされていたのか、養護教諭の判断はどうだったのかなどの記録があれば提出。
★原告の今回に準備書面に訂正があるので、早急に訂正の書面を提出すると申出る。
★次回法廷の第6期日は7月4日(月)11:30~。809号法廷。(被告の反論のの提出期限は6月27日)。傍聴支援などこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。報告集会で原告奥野が報告のために作ったパワーポイント資料の一部画像を添付します。