渡部秀清さんからのメールを転載します。
あれだけ、「人生最大の裏切りを受けた」、「絶対に許さない」
「(公明との)修復がなければ一生懸けて一緒に沈んでいく」、「死ぬまで忘れない」 などと言って、公明党との全面戦争を示唆しておきながら、公明党が全面戦争も辞さないと決意を固めると、橋下は突然、松井と一緒に衆院選への立候補を取りやめた。
しかも、大阪・兵庫の6選挙区にも対抗馬を擁立しないという。
彼らは尻尾を巻いて全面的な退却モードに入ったのである。
橋下は「大阪のため」とか「日本のため」のなどと言っているようだが、何のことはない、小心者の保身にすぎない。
維新の党は、肝心な時に、口先き男の大将一人が、旗を巻いて逃げの体制に入ったわけである。これでは国政選挙などとうてい戦えないだろう。また、大阪都構想も夢のまた夢だろう。泥舟「チーム橋下」はどんどん沈んで行く。
追い打ちをかけるように、本日(11月26日)大阪地裁で、
大阪市が市教組の教研集会の会場に小学校を貸さなかったのは、
「団結権を侵害し違憲」という判決が出された。
貸さなかった根拠となっている労使関係条例に対し、「適用すれば違憲」としたのである。
もはや労使関係条例に存在意義はなくなったも同然である。
橋下市長は、
「団結権侵害の意図は全くない」などとまたしても空々しいウソを述べ控訴する考えを示したが、再三に渡る敗訴である。
そして今回は、大阪市教組が勝利した。
給食問題でも子どもや保護者たちから大きな不満の声が上がっている。
橋下はもはや四面楚歌状態である。
虞(ぐ)ならぬ、<愚や愚や汝を如何せん>である。