いよいよ明後日に迫りました。2017グループZAZA連続講座久保井規夫さん講演会の第3回です。
「史料で示す:戦世へ誘う皇民化施策と「日の丸」「君が代」」
第3回 「史料で示す「八紘一宇」=大東亜侵略への総動員」
◆9月30日(土)2時〜
◆エルおおさか6階606号室
資料代¥500
まさに、現在戦世へと誘われるなか、当時の歴史を検証する必要があるのではないでしょうか。
久保井規夫さんの講演の4回をとおしたテーマは、『戦世へ誘う皇民化施策と「日の丸」「君が代」』
第3回目は『史料で示す「八紘一宇」=大東亜侵略への総動員』です。
第3回目の講演にあたり、久保井規夫さんからいただいた講演内容の概要を紹介します。
「参加者と共に史料を分析し、正しい歴史分析を培う講座である。
日本は、満州事変(1931.9.18)、日中戦争(1937.7.7)、太平洋戦争(1941.12.8)と15年間にわたる侵略戦争を引き起こした。まず、日本と植民地(台湾、朝鮮、「満州」)の一億の民を「日の丸」「君が代」の天皇制軍国主義の下に動員していく。
突入したアジア侵略戦争・米英帝国主義との戦争を、天皇制国家=日本を指導者とする八紘一宇=「大東亜共栄圏」樹立の正義の戦いと称して、服(まつろわ)ぬ中国へ「應懲(おうちょう=こらしめる)の聖戦」、アジア侵略の「鬼畜米英への聖戦」とした。全くの虚偽である。
ここに史料を例示しつつ、侵略戦争を糺す真実の歴史を紹介する」。
くわしくは、「Ⅰ、植民地だった傀儡『満州国』の建国
Ⅱ、日本は天皇の肇国と『八紘一宇』=アジア侵略への国家総動員、Ⅲ、服(まつろわ)ぬ中国へ「應懲(おうちょう=こらしめる)の聖戦」は破綻した」ということですが、ここは実際に講演会で久保井規夫さんのお話をお聞き下さい。
久保井規夫さんは
『戦争と差別と日本民衆の歴史』『日本民衆の歴史と朝鮮』等の冊子を書かれています。
これらは差別や日本と朝鮮との関係を子どもたちに教える時、小中高校でサブ教材として広く使われました。森友学園・塚本幼稚園で幼い園児に暗唱させていた教育勅語や「日の丸」「君が代」の下、天皇の兵士を作り出した「皇民化教育」とはどういうものだったかを
収集されたたくさんの史料・資料・絵や当時の教科書を基に話していただきます。