本日の毎日新聞朝刊1面に、大阪市で教頭のなり手がなく、市教委が不合格者を急きょ追加合格にしたり、なかば強制的に教頭試験を受験させている実態を伝える記事が掲載されていました。関連の29面には、「大阪市では、橋下徹氏市長の就任後、学校選択制や民間人校長の導入などで職場環境が激変し、負担が増え続けている」との記載があります。
これは、教頭だけの問題ではなく、大阪市の学校現場で働く教員が疲労困憊の状況にある一端を示しています。教員がへとへとぼろぼろの状態で、子どもが笑う教育など期待できるわけはありません。
橋下さん、大阪の学校滅茶苦茶やん!どうしてくれるん?
しかし、橋下さんのことです。そんな弱いぐうたらな教員や教頭は辞めてもらって結構なんて言いだしかねません。でもね、教員が疲れているのは、たんに物理的な仕事の多さばかりではなく、信頼されず納得のいかない仕事を押し付けられ成果をあげよとひたすら意義を見いだせない競争に駆り立てらていることもあると思うんですがねぇ~。